活字日記

毎日読んだ活字系(雑誌、本、新聞、冊子)を可能な限りレポートします。

【8月31日】

2015-08-31 | 電子書籍

正規の登山ルートを使わないで登山する人が増えているそうです。バリエーションルートというのですが、まさにその登山記である秩父藪尾根単独行を読み終えました。作者は西武沿線に住んでいるので、秩父に出やすいということもあって奥武蔵、秩父がフィールドになっているのでしょう。空手道場もやっているようです。語られている文を地形図片手に読むのは面白く、もちろん自分ではこんな山行きはできないから余計面白いのです。
この本を読み終えて、Kindleに入っている本の中から、もう道に迷わないというのを選択。まさにバリエーションルート登山は道迷いとの戦いであるのですが、そういう登山よりもごく普通の低山での道迷い遭難が多いそうで、地形が複雑な山でしょうがないというケースもあるようですが、多くは地形図やコンパスを持参せず、持参してもうまく使わずというケースで自分の位置を把握できないことから遭難することが多いようです。富士山なんかはひたすら上へ上へという道で落石や滑落以外の事故は少ないのですが、低山ならではの危険であるといえます。

「秩父藪尾根単独行」坂井勝生 ヤマケイクリエイティブセレクション
「もう道に迷わない」野村仁 山と渓谷社


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【8月30日】

2015-08-30 | その他

昨日は休養日だったので今日は(雨模様だし)なにか寝転びながらと思っていましたが、家人が買い物に付き合えとイオンショッピングセンターに行かされまして、休養日の連休となりました。ガキ共(!)がギャーギャーうるさく泣くフードコートでの昼食は、買い物よりも疲れました。

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【8月29日】

2015-08-29 | その他

今日は休養日でした。録り溜まったビデオを視て過ごしておりました。

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【8月28日】

2015-08-28 | 電子書籍

秩父藪尾根単独行を引き続き。右手にKindle、左手にスマホで電子地形図を持ちながら、筆者の足取りを地図で追っています。地形図には登山道は載っていますが(正確でないことも多いのですが)林業の作業道などは全く載っていませんから足取りを追うのは書かれていることから類推するしかありません。道に迷っても生死には全く関係がないので気楽ですが、地図から景色を思い浮かべるのも面白いものです。

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【8月27日】

2015-08-27 | 電子書籍

秩父藪尾根単独行は読む人を選ぶと思いますが、少なくとも自分には最高に面白いです。登山道のないところを登るという登山をする話ですが、とりわけ哲学的な思想が盛られているわけではなく、名文でもありませんが、こういう登山に興味がある人はそれでそれでとなります。本人はルートファインディングをしながら登っているのですが、こちらは書かれた文章から地形図を眺め地図上のルートファインディングをしながら読んでいます。そういう点で地図好きとしては最高に面白いです。

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【8月26日】

2015-08-26 | 電子書籍

遭難の一番の原因は道迷いです。高山よりも1000mから2000mクラスの山で起こりがちです。であるのに、あえて道のないところを登ることを旨としている人がいます。地形図とコンパスこそは持ちますが、一般登山道を登ることはほぼなくて、作業用の林道とか高圧線の補修路とかは利用しますが、あとは藪漕ぎが中心です。秩父藪尾根単独行という本、実に面白いです。

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【8月25日】

2015-08-25 | 文庫

女流阿房列車を読み終えました。元祖内田百の阿房列車は小説新潮に連載されましたが、この酒井順子版阿房列車も小説新潮の企画で隔月連載されたものです。さらに宮脇俊三へのオマージュでもあります。メトロ一日完全制覇とか、東海道53回乗り継ぎとか企画も楽しく、鉄子でありながら、絶景のところで爆睡していたりするのがこの作者の面白いところ。文章も軽妙でシーナを連想させます。面白い本でした。

「女流阿房列車」酒井順子 新潮文庫

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【8月24日】

2015-08-24 | 文庫

新選組全史を読了。富士登山の疲れが残っているのか、行きも帰りも電車では半分以上眠ってしまい、残りわずかな分量でしたがなんとか読み終えましたというところ。資料を徹底的にあたった小説とは違う新選組の真の姿が描かれています。司馬遼太郎の燃えよ剣の影響か近藤よりも土方のほうに人気があり、特に近藤は流山で自首をして斬首にあうという最後が今一の感があってそうなるのでしょう。土方はその後近代軍隊の指揮官としても能力を発揮するにいたりましたしね。でもこの作者は近藤あっての新選組であり、文武両道の近藤を非常に買っています。

「新選組全史」中村彰彦 角川文庫

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【8月22日】

2015-08-22 | 雑誌

3時に起きて登山開始して、5時のご来光を見て、お鉢巡りをして吉田口に降りてきました。富士登山は吉田口がメインで、あとからバスが来るは来るは、そして登山者がどっと降ります。ですから、吉田口からの登山は数珠つなぎになってしまいます。山頂近くでは渋滞になります。富士宮からもそれに近いものがありますが、富士宮はご来光が見られないコースなのですね。それらに比べて、御殿場口と須走口からは人は格段に少なくて、ご来光が見られて、御殿場口はちょっときつい登山ですが、須走口はコースも面白くお奨めですね。
20日にビックコミックオリジナルを買い忘れ、このような週刊誌は2日もするとKIOSKなどからは消えてしまうのですが、かろうじて残ってた店でゲットして、帰り道々読んでしました。

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【8月21日】

2015-08-21 | 文庫

富士登山に来ています。4回目の登山で、今回で4ルート制覇となります。最後に残った一番きつい御殿場ルートを登っています。ここは1440mからスタートでひたすら砂礫の道を登り詰めます。今日は3030mのわらじ館に一泊です。約1600m登りました。同行した本は読みかけの新選組全史ではなく、酒井順子の鉄子のエッセイ、女流阿房列車です。タイトルからして内田百の阿房列車を意識したものです。気楽な読み物で、山小屋(というより室)でチューハイを飲みながら読んでいました。

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