日本では古来情報に対する認識が薄いですね。一方でインターネットが情報取得手段としては国民平等に手に入れられるようになり、情報が氾濫する事態になってます。氾濫する情報をどう分析するか。著者は日本語ではインフォメーションとインテリジェンスを区別できないと言います。インフォメーションを収集し分析してインテリジェンスになるのです。どう集め分析するか。情報はこうあって欲しいと願う立場で収集しようとすると曲がってしまう。都合のいい情報しか集まらない。
そういう例を引きながら著者は情報に対する認識を啓蒙します。国家に限らず企業でも同じでしょうね。インテリジェンスとは真摯に謙虚な立場でインフォメーションを集め分析することから始まるのでしょう。
「情報と国家」江畑謙介 講談社現代新書
そういう例を引きながら著者は情報に対する認識を啓蒙します。国家に限らず企業でも同じでしょうね。インテリジェンスとは真摯に謙虚な立場でインフォメーションを集め分析することから始まるのでしょう。
「情報と国家」江畑謙介 講談社現代新書