活字日記

毎日読んだ活字系(雑誌、本、新聞、冊子)を可能な限りレポートします。

【4月30日】

2015-04-30 | 文庫

今年も3分の1が終わりました。連休が始まって、今日は休みをとって奥多摩は浅間嶺を登ってきました。人気が無くて自然を満喫してきました。その往復の車中で森村誠一の吉良忠臣蔵上を読んでいました。従来の忠臣蔵は浅野善人、吉良悪人の図式ですが、最近は吉良は実は良くできた殿様で、内匠頭は短気でわがままであったという評があります。今回はどちらかというとその感じなのですが、柳沢吉保を黒幕の悪人にしています。吉保はそんなに悪人ではないのだと思うのですが、森村忠臣蔵ではそういう観点であり、小説としてはまぁ色々あるでしょう。

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【4月29日】

2015-04-29 | 新書

連休が始まりました。初日の今日はいつものビデオ三昧ではなく、活字三昧でした。まずNEWTONをiPadで読んで、同じくNEWSWEEKの最新号をiPadで読みました。特にNEWSWEEKはキューバ特集だったので読みました。たまたま朝のNHK情報コーナーでキューバ特集があり、政府は国民に医者になることを奨励して国外に金稼ぎに行くようにさせる政策を取っているということをやっていて、それもあって読んだのですが、国内での医者の月収は15~20ドルくらいだそうです。ところがタクシー運転手などは200ドルくらい稼げるので、医者を辞めて運転手になる人も多いようです。キューバといえばアメリカの経済封鎖によって1950年代の世界がいまだに残っているというのと、なんといってもサルサ音楽、葉巻、ラム酒ですよね。そしてヘミングウェイです。アメリカとの国交正常化交渉が始まっていますが、国交正常化になると、あっというまに(多分)観光地化されるのでしょうね。
昼飯を食べてからの午後は鉄道技術の日本史を読み終えました。

「鉄道技術の日本史」小島英俊 中公新書

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【4月28日】

2015-04-28 | 新書

鉄道関係の新書は何冊も読んでいるのですが、今日から読んでいるもの鉄道関係。ちょっと新しいのは技術史なこと。今まで読んだものの中には無い記述もあって、ちょっと新鮮に読んでいます。鉄道技術の日本史です。

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【4月27日】

2015-04-27 | 新書

100万年前に伊豆半島は島であったのが南から北上し日本列島に突入して「半島」となりました。さらに遡って500万年前くらいには丹沢山地が同様にぶつかったのだそうで、その前には御坂山地、巨摩山地もそうであったのではという説があるそうです。一方、100万年後には伊豆半島の南にある銭州海嶺(神津島、新島付近)が列島にぶつかって来るのだそうです。日本列島は1500万年前に大陸から分裂し、日本海の拡大とこのような海弧の衝突によってできたのだそうです。神奈川県は3つのプレートがせめぎ合う場所で、世界でもまれなエリアなのだということもわかりました。ネパールで地震が起こりましたが、あれもインド・オーストラリアプレートとユーラシアプレートのせめぎ合いの結果です。地球は刻一刻動いているということですね。

「日本海の拡大と伊豆弧の衝突」藤岡換太郎・平田大二 有隣堂新書

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【4月26日】

2015-04-26 | 雑誌

鉄道ピクトリアル6月号を読んだりしていました。日本の電車は直流区間と交流区間があるので、専用車があり、また両方走れる電車がありでバラエティがあります。交直流電車といわれるのは両方を走れる電車ですが、関東では常磐線中距離電車がその車両にあたるので、最近品川まで入線するようになったのでよく見られるになりました。そんな車両の特集ですが、ちょっと鉄分が濃い内容だと思いますね。我ながら。

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【4月25日】

2015-04-25 | 電子書籍

iPadにDLした山と渓谷5月号をめくってみておりました。ランニングシーズンもぼちぼち終わって(秋の大会の申し込みがもう始まっておるのですが)、梅雨時までの山登りベストシーズンです。ということで山雑誌です。

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【4月24日】

2015-04-24 | 新書

有隣堂といえば横浜発祥の大型書店ですが、地方出版社の役割も持っていて神奈川県に関する新書を出しています。でも有隣堂でも東京の店舗では置いていなくて、神奈川にある店舗にしかないようです。その一冊、日本海の拡大と伊豆弧の衝突という本を読んでいます。神奈川県の地形的生い立ちの本ですが、神奈川と言えば箱根火山と丹沢山地が大きな地形的インパクトを持っていて、さらにはプレート境界の国府津-松田断層という活断層も抱えています。明治の初期、日本に地質学の基礎を築いたドイツ人ナウマンはフォッサマグナを命名したことで有名ですが、南部フォッサマグナが赤石山脈(南アルプス)と丹沢山塊で八の字の形を作っているのは、伊豆半島が南からやってきて本州にぶつかったからだと推察しました。当時の地質学レベルからすれば素晴らしいことだということです(なにせプレートテクトニクス理論はおろか大陸移動説も発表されていない時代です)。

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【4月23日】

2015-04-23 | 単行本

進化とは何かは去年末に発売されたのですが、収録されている講義は1991年のものです。20年以上も前の内容とはとても思えない内容です。ドーキンス博士の若かりし頃の写真がいっぱい載っています。また、眼のような凄い機能がどうやって進化の過程を経てきたか、というのがよくわかりました。

「進化とは何か」リチャード・ドーキンス 早川書房

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【4月22日】

2015-04-22 | 単行本

ドーキンスの進化とは何かの二日目です。公開講義という形をそのまま本に収録しているので、その時使った図表も本に盛られています。本ではイギリスでなされた講義の写真、図表ですが、この本では日本で行われた講義を入れています。聞いてみたかったですね。ハーバード大学の先生の講義よりも面白そうです。

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【4月21日】

2015-04-21 | 単行本

進化論の先頭に立つリチャード・ドーキンスの本を読んでいます。それもドーキング博士の特別講義を収録したもので進化とは何かです。これは王立協会が主催する民間向けの科学講義で、イギリスではこういう事をやる豊かさがあるのですね。日本でも皇室がこういうことの胴元になれると、もっと皇室が身近に感じると思うのですがね。もっとも、イギリス王家は資産運用が半端ではないですけど。

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