football smile

the days turn into months and years

プライドの行方

2010-04-12 | reds
現在3連勝で2位につけている浦和レッズ。そのひとつ上、すなわち首位に立っているのが清水エスパルスである。日本代表FW岡崎を筆頭に、勢いある若手選手の活躍が目立っている。加えて、それを支えるベテラン選手の存在も見逃すことができない。長谷川健太監督は、非常にバランスの取れた良いチームを作り上げたと思う。しかしどうにも引っかかるのは、その中心にいるのが、どうやら小野伸二らしいということである。そして先日の仙台戦、とうとう永井雄一郎がスピードを活かしたすばらしいゴールを決めてしまった。

苦しかったJ2時代、他所のJ1チームからの誘いを断って浦和に残ってくれた。そして約束通り、1年でJ1復帰を果たしてくれた。Jリーグチャンピオン、アジアチャンピオン、数え切れない栄光と誇りを浦和に残してくれた。そういう浦和にとって忘れられない大切な2人の選手が、今では違ったユニフォームを着て躍動している。駒場スタジアムでJ1復帰の瞬間を見届けた者としては、この2人の活躍を素直に喜んでしまう。応援すべきはクラブである。それが正論であったとしても、そう簡単に割り切れるものではないのだ。こればかりは仕方がない。

浦和と清水の直接対決は、5月1日Jリーグ第9節で実現する。一体誰を応援する?どういう結果を望む?それは、その時になってみないとわからない。

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2 コメント

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Unknown (GlassEye)
2010-04-13 09:46:05
永井選手のパスを受けてからドリブル→ゴールまでの動きが素晴らしかったですね。
それと気が付いたらゲームの中心にいた小野選手。
二人の活躍がとても嬉しいです。
別に清水のファンじゃないですけど。
fsさんの複雑な心境が手に取るように・・・(笑)
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Unknown (fs)
2010-04-13 23:33:44
18年も浦和レッズを見続けていると、想像できないようなことが起こりますね。まあ、そういうことも全部ひっくるめてサッカーの面白さなんでしょうけどね。
正直なところ、もし永井が浦和からゴールを奪ったら、その瞬間は無意識にガッツポーズをするような気がします。それが、浦和レッズを本気で応援し続けてきた者のプライドです。
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