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LC浦和vsベレーザ(西が丘)

2005-12-25 | nadeshiko
第27回全日本女子サッカー選手権大会準決勝
2005年12月25日(日)11:00キックオフ
西が丘サッカー場
浦和レッズレディース 0-2 日テレ・ベレーザ

サッカーというのは強いチームが必ず勝つというものではありません。特にトーナメント形式のカップ戦では“番狂わせ”なんてことがしばしば起こります。しかし結果から言うと、今日の試合は強いチームが勝ったということになります。結局、今シーズンは1度もベレーザに勝つことができませんでした。

なぜかレッズよりレッズレディースの方が気持ちが入ります。だからこの日敗れた後に行われた3位の表彰式は、結構泣きそうなくらいやばかったです。酷なことするよなあ。決勝進出を逃して表彰式もないもんだ。

試合開始早々からベレーザの猛攻撃をまともに喰らいました。いきなり容赦なしに襲い掛かる相手を、しかしレッズ守備陣はよく守っていたと思います。田代、西口のセンターは頼りになります。山郷の声がピッチに響き渡れば、どんな相手にだって怯むことなく立ち向かえそうです。引かずに当たるんだ!そんなこんなで序盤を何とか凌ぐと、チャンスも少しずつ作れるようになってきました。

前半を0-0で折り返したものの、やはり上手いベレーザの中盤。狭いスペースでもパスが回る回る。かと思えば大きくサイドに展開してアッという間にゴール前へ。でもレッズも崩れない。体を投げ出して粘っていたけれど、後半とうとう永里にやられてしまいました。絶対とられたくなかった先制点。でもまだ時間はあるぞ。しかしその後PKをとられて2失点。どうにか1点でもとってほしいと思っていた試合終了間際、安藤から矢のようなスルーパスが相手の隙間をすり抜けて若林へ。ああ、しかしこれも決めることができずタイムアップ。浦和レッズレディースの今シーズンはここで終わりました。

昨シーズンは、埼玉レイナスFCとしてLリーグ優勝、全日本女子サッカー選手権準優勝、安藤が最優秀選手賞と得点王、山郷、笠島、田代、高橋、安藤がベストイレブン受賞と最高のシーズンでした。しかし浦和レッズレディースとなった今年から応援している私は、その栄光を残念ながら見ていません。

2005年、浦和レッズレディースのスタートは厳しい年となりました。でも最初から強いチームを応援するのは性に合ってないような気がします。だいたいそんなチームは好きにならなかったと思うよ。ラッキーなことに、あまり強くないレッズレディースを1年間見続けたおかげで、このチームが大好きになりました。いつかベレーザにぶっちぎりで快勝して優勝するまで応援しようと思います。ああ、もちろん優勝してからも応援するけど。あの浦和レッズが優勝できるチームになったんだから。それに比べればそんなに難しいことではないと思うよ(笑)。

選手のみなさん1年間お疲れ様でした。おかげで女子サッカーという新しい楽しみが増えました。来シーズンもがんばってください。


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