明治安田生命Jリーグ・ディビジョン1 第8節
2018年4月15日(日)16:00キックオフ
埼玉スタジアム2002(DAZN)
浦和レッズ 2 - 1 清水エスパルス
再建中の浦和にほんの少しだけ光が見えてきた。ミッドウィークに行われたアウェーの神戸戦をスマホ観戦して、そんな印象を持った。大槻監督がやっていること、あるいはやろうとしていることは、概ね理解できる。方向性は間違っていないと思う。今、チームに必要なのは変化である。変わろうとする意思である。監督はそれをスタメンに表現する。前節動きが良かった菊池と橋岡は、今日も先発に名を連ねる。
興梠 武藤
柏木
菊池 橋岡
長澤 阿部
槙野 マウリシオ 遠藤
西川
その両サイドの二人は、今日も非常に良い働きをしている。興梠の2ゴールを演出したのは、菊池と橋岡からのクロスであった。いずれも守備陣営が整う前に勝負に出たところが素晴らしい。前半は完璧に試合を支配していた。後半は清水に押し込まれたが、そこは何とか気迫で逃げ切った。選手交代もまあ適切であったと思う。アンドリューナバウトが相変わらず空回りしているが、それ以外は申し分ないだろう。
興梠 ナバウト
長澤
武藤 橋岡
青木 阿部
槙野 岩波 遠藤
西川
結果を出し続ける大槻監督は、新しい選手、若い選手を次々とピッチに送り出す。それが暫定監督の役割であると言わんばかりだ。そして、起用された選手がこれまた見事に結果を出す。チームが必要としていた変化を見事にもたらしたことになる。当面はこの継続しかないだろう。暫定の呪縛がもたらす効果は、思いのほか大きいかもしれないなあ。そんな試合結果であった。