Jリーグ・ディビジョン1 1stステージ 第15節
2015年6月7日(日)16:00キックオフ
埼玉スタジアム2002(SKY)
浦和レッズ 1 - 0 清水エスパルス
興梠
武藤 李
宇賀神 阿部 柏木 関根
槙野 那須 岡本
西川
浦和が勝ってG大阪が負けると、浦和の1stステージ優勝が決まるという大一番ではある。しかし、今日もいつもとちょっと違った3バックで臨まなければならない。前節は那須が出場停止で永田が先発、今節は森脇が負傷欠場で岡本が先発。そして、どちらも後半に足をつるという始末。これは緊張感からだろうと思われる。この布陣の3バックのプレッシャーは、それは厳しいものなのだ。
先制点の場面、柏木君がグングン上がって行くあたりに、推進力と攻撃の厚みを感じることができる。ここぞという場面では、一気に人数をかけてくる。興梠のシュートも上手かった。ワントップでボールを収められるし、こういうところは選手個人のレベルの高さということになるだろう。
後半1点取った後は、清水に押し込まれる場面が何度もあった。相手が良かったこともあるけど、青木と啓太のボランチになると、やはりチームの重心は下がってしまう。元来このポジションはそういうものだと思うのだが、先発の二人とは明らかに戦い方が違ってくる。いかに浦和のボランチが特異の能力を有しているのか、改めて伺い知ることができる。
というわけで、ステージ優勝はお預け。選手も言ってるように、目指すは年間チャンピオンなので、あまり特別な想いは湧いてこないというのが正直なところではあるが。