football smile

the days turn into months and years

SDGZ017

2015-06-25 | smile

腕時計といえば、今まではスウォッチのアイロニーがあればそれで良かったのだが、たまたま雑誌で見かけたクロノグラフに目が止まった。国産モデルとは言え、スウォッチとは比べ物にならないくらい、そこそこの値段である。当然、かっこいいということもあるけど、なぜこんなに高いのか?その価値は何なのか?そして、こんな腕時計を付ける気分は一体どんなものなのか?とても興味を持ってしまった。

控えめなタキメーターと無骨なプッシュボタンのおかげで、クロノグラフなのにスポーティではなく、どこかクラシックな趣きを携えている。ネイビーのフェイスは、周囲の明るさによって、スカイブルーにもブラックにも見える。そのデザインの完成度の高さは、自分の好みに見事に合致している。それはもはや感動的ですらある。Apple Watchの時代に、あえて自動巻という姿勢も潔い。

所詮、モノはモノでしかない。物欲を満たして得られる幸福感なんて、侘しくて寂しいものであり、人生の本質とは無関係だ。という考え方もある。しかし、自分はそうは思わない。たかがモノにも徹底的にこだわる。すると、何かが見えてくることもある。たかが腕時計、されど腕時計。その価値は、これからジワジワと実感できるのではないかと期待している。

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