football smile

the days turn into months and years

FOUR MY LIFE

2012-01-09 | book

清春
28 MAR 2011
シンコーミュージック・エンタテイメント
Amazon.co.jp

「でも一方で、最近はたまに昔より自分がちっぽけな感覚に襲われるんだよね。もちろん世間の人は僕のことを昔より知っていてくれるし、下の世代の人も増えてきて。”清春” って言われてきたのが ”清春さん” になってくる。それは長くやってきているご褒美だなって思ってるよ。その反面、孤独との闘いになってくる。」

という本を読みました。年末年始は大抵実家に帰って読書です。

清春とは同じ歳。ミュージシャンとサラリーマンの違い(ずいぶん大きな違いだ)はあるけれど、社会人としてのキャリアも同じくらい。同時代を生きてきたから、時間に対する感覚も似ているような気がする。だから彼が言わんとしていることはよくわかる。両親だとか先生だとか、サッカー選手だとか建築家だとか、いろいろな人の影響を受けて生きているわけだけど、この人の影響もかなり大きい。もちろん、自分はミュージシャンではないので、直接的なものは何一つないのだけど、電車で彼の曲を聴いていると、今日の試合は勝てそうだとか、今度の打合せでこんな提案をしてみようだとか、外壁の色はコレしかないだろうだとか、インスピレーションが湧いて来る。インスピレーションじゃなく、勇気とか精神の持ちようみたいなものか。感情に訴えかけるのが音楽だから、やはりその影響は直接的なのかもしれない。

40代をどう生きるか?ビジネス書なんかよりためになる1冊。

コメント
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