第33回全日本女子サッカー選手権大会 第2戦
2011年12月10日(土)14:00キックオフ
香川県営サッカー・ラグビー場(JFATV)
益城ルネサンス熊本フットボールクラブ 2 - 7 日ノ本学園高等学校
現地へ行かれない益城ルネサンス熊本FCサポーターの皆さんパソコンから熱い応援をよろしくお願いいたします。(RFC Official Site)
なんとまあ、女子サッカー選手権もライブ配信される時代になったのだ。そういえば、NHKのサタデースポーツでも結果を放送していたし、なでしこのおかげで女子サッカーの注目度は格段にアップした。世の中、何がどう変わるかわからない。というわけで、今年は観られないなあと諦めていたRFCの試合をネット観戦する。パソコンで観戦というのは初めて。JFA TVにアクセスしてみると、確かにTV放送はされないであろう、かなりマイナーな試合が目白押しである。
久しぶりに観戦した感想は2つ。1つは、相変わらずの大量失点であること。与えてはいけない先制点だけど、それにしても時間が早過ぎた。これで後手に回ったことが、その後のゲームプランに大きく影響してしまった。そしていちばんのポイントは、3-1になってからあと1点がとれなかったこと。あの時間帯はRFCの流れになっていたので、3-2にできれば追い付き追い越すチャンスはあったと思う。4-2になってからも同じで、4-3にできていれば勢いに乗ることができて、結果も違ったものになったはずである。大量失点の悪い癖は、多分このあたりのターニングポイントの見極めではないかと思う。ここぞ!という時間帯が見えてくれば、終盤ズルズルと流されて行くこともなくなるような気がする。
もう1つの感想。それはパソコンの画面からは、RFCの良さは伝わらねえ!ということ。小さな画面からでは、選手の表情や感情を読み取ることが難しいのである。一生懸命走ってボールを追っていることはわかるけど、熱意みたいなものまでは伝わりにくい。ピッチに漂う空気感みたいなものは、やはり試合会場へ行かないとわからない。そして、RFCの魅力はその熱意と空気感にあるのだから、それが伝わらないと「何やってんだよ」ということになってしまう。去年の入替戦を試合会場で観ていれば、ネット配信でもある程度は想像できる。でも、1度も試合会場で観戦したことがない人には、ちょっと厳しいだろうなあと思う。
これでRFCの今シーズンは終了。選手を始め関係者の皆様お疲れ様でした。結果を出すのはそう簡単ではありませんが、来シーズンもまた頑張ってください。