football smile

the days turn into months and years

光と影

2011-03-26 | book

坂本博之写真集
文:坂本博之/写真:海老原一己
20 FEB 2011
http://rongoken.jp/sakamoto/photobook.html

えび造が写真集を出しました。元東洋太平洋ライト級チャンピオンの坂本博之さんの写真集です。いつもは自分が設計を担当した建築を撮影してもらっているわけですが、こうして人物の写真を見せてもらうとちょっと新鮮です。ただ、まったくの別物かというとそんなことは全然なくて、やはりえび造の写真だなあと思ったりもします。

先日、お昼を食べながらいろいろ聞いてみました。建築だとか人物だとか報道だとかファッションだとか、はたまた戦場だとか、写真っていろいろあるけどステイタスの違いってあるの?いやいや写真は写真だから、そういうのは関係ない。その人がどれだけの想いを込めて撮影しているか?それでしかない。そう、最新鋭の超高層オフィスビルだろうが、40年経った工場の増築だろうが、はたまた小学校の給食室の改修だろうが、建築は建築であり設計は設計であるのと一緒です。その人がどれだけの想いを込めて設計しているか?それでしかないのです。

以前に一度だけ、坂本さんご本人とお会いしたことがあります。とてもやさしい人という印象が残っています。「デビュー戦から引退まで全ての試合に電車で向かった。」というフレーズが好きです。地道に続けるというのは偉大なことです。「初心忘るべからず。」それがチャンピオンの姿勢なのです。

PS
この写真集は一般書店では取り扱っていないそうですので、興味のある方は上記アドレスでご確認ください。

コメント (2)
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