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L1 浦和 vs ベレーザ(駒場)

2009-07-11 | nadeshiko
なでしこリーグ・ディビジョン1 第13節
2009年7月11日(土)15:00キックオフ
駒場スタジアム
浦和レッズレディース 2 - 1 日テレ・ベレーザ


珍しく土曜日開催のなでしこリーグ。最近、北浦和にも飽きてきたので、今日も浦和から駒場スタジアムへ向かう。途中の細い歩道でおばあさんとすれ違った。その人は邪魔にならないように、さしていた日傘をたたんでくれた。こういう風に、ごく自然に相手を気遣うやさしさを持った人は、本当に素敵だなあと思う。まあ試合の方は、相手を気遣ってなんかいられない!といった内容だったけど。

    北本  安藤

堂園  庭田  高橋  柳田

竹山  矢野  熊谷  土橋

      山郷

本日のスタメンはこんな感じ。そして試合終了時点ではこんな感じ。

    窪田  安藤

高橋  庭田  熊谷  柳田

森本  矢野  西田  土橋

      山郷

主力が抜けてもベレーザはベレーザである。序盤はほぼ相手ペースだった。ボールが奪えず厳しい時間帯が続いたが、そこは浦和のツートップ。2人で先制点を取ってしまった。スピードに乗った安藤を止めることは、もはや誰にもできないのだ。しかし、残り5分の嫌な時間に追いつかれて前半終了。

後半になってようやく浦和もボールを持てるようになったかなあとも思うが、でも相変わらずどっちつかずの展開がしばらく続く。確かにこれは日本女子サッカーのトップレベルの試合である。残り15分くらいから、俄然浦和のパス回しが良くなった。スムーズな展開をしているなあと思っていたら、北本の勝越しゴールが決まった。得点というのはあくまで結果であって、その過程が大切なのである。そういうことを教えられたような得点だった。

さあ残り10分をどう戦うか?本当に最後まで楽しませてくれる試合である。村松監督の采配はこうだった。ベレーザのパワープレーに対して、中盤からの守備を補う。西田を最終ラインに入れて熊谷をひとつ前へ上げる。長身の熊谷がボランチに入ったことでハイボールへも対応できるようになった。右に開いた高橋がコーナー付近でボールキープを繰り返す。そしてタイムアップ。ただただ頑張って勝ったというのではなく、試合巧者ぶりを見せつけた勝利であった。そこがすばらしい。

ここが試練の強豪2連戦を連勝で乗り越えた。まだ意識するのは早すぎるけど、そろそろタイトルがちらつき始めたんじゃない?
コメント
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