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football smile

the days turn into months and years

L1浦和vsFC高槻(駒場)

2009-05-06 | nadeshiko
なでしこリーグ・ディビジョン1 第5節
2009年5月6日(水)13:00キックオフ
駒場スタジアム
浦和レッズレディース 3-0 スペランツァF.C.高槻


2006年9月24日、今日と同じカードをここ同じ駒場スタジアムで観戦している。その時は1-0で浦和が勝利。北本の先制点までは良かったが、その後追加点が奪えないままタイムアップをむかえた。結局そのシーズンを7位で終えたFC高槻は、入替戦に破れてディビジョン2へ降格してしまった。おまけに背番号10のキャプテンを浦和に引き抜かれた。そんな踏んだり蹴ったりの状況を、2年がかりでようやく覆してみせた。復帰したディビジョン1で憎き浦和との対戦となれば、そりゃあどうしたって勝ちたいだろう。雨の降りしきる中、たった1人で太鼓を叩き歌い続けるサポーターからは、壮絶な執念が感じられた。敵ながらこのサポーターの姿勢は、今日のスタジアムでいちばん立派なものだった。

FC高槻からやって来たMFは、加入当初から浦和の中盤に君臨し続けている。「古巣との対戦を本当に楽しみにしていた」という本人のコメントが試合前に紹介された。そりゃあ試合になれば相手がどこだろうが関係ないのかも知れない。でも、かつてのチームメイトとの対戦というのは一体どんな気持ちなのか?試合内容そっちのけで、そんなことばかりを考えていたら、アッという間に試合終了。サッカー以外のことを想いながらの観戦という、貴重な経験をさせてもらうことになってしまった。ボールを蹴ること。それがサッカーの全てである。でも現実はそんなにシンプルにはいかない。

それでも浦和の背番号13は、雨の中で光り輝くプレーを見せてくれる。
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