football smile

the days turn into months and years

これが浦和レッズだ!

2007-12-02 | reds
後半開始から浦和は、田中達也を投入して4-3-3にフォーメーションをシフトした。この時点で勝負ありと見るのはまだ早かったかも知れないが、嫌な予感は増すばかりである。大体このチームがパワープレーに出て勝ったためしがない。案の定、時間はどんどん過ぎて行く。何とか20分までに、最低でも30分までに、最悪45分までに同点に追いつくことができれば、可能性はまだあったと思う。しかし、その願いはかなうことなく、試合はロスタイムへと突入した。ここでとうとうNHKの中継が鹿島スタジアムへ切り替わった。3点をリードした鹿島の勝利の可能性が、断然高くなったわけだから仕方がない。そしてタイムアップの瞬間、鹿島の奇跡的な大逆転優勝が決まった。これ以降、TVでは優勝した鹿島が映っていたので、日産スタジアムがどんな様子だったのかわからない。

うわあ、本当に負けちゃったよ。でもね、ここで必要以上にがっかりしたり、怒ったり、泣いたりするようでは、浦和レッズのサポーター失格である。そんな人は、少しだけ過去を振り返ってみればいい。もっともっとがっかりしたことや怒ったこと、泣きたかったことは山ほどあったじゃないか。今年最大の目標だったアジアチャンピオンは手に入れたじゃないか。「欲しかったものが手に入った瞬間、力が抜けてしまった」というオジェック監督の言葉通り、おそらく今シーズンは、あの歓喜の夜で終わっていたのかもしれない。誰もが認めたくなかったけど、それが実力であり真実であったと思う。でも、この経験が活かされる時は必ずやってくる。今までもそうだったように。だから我々は、今日も胸を張ってこう言えばいい。これが浦和レッズだ!と。
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