football smile

the days turn into months and years

ベストメンバーじゃない

2006-05-21 | reds
ベストメンバーじゃない。日本代表と怪我の選手を欠いて臨むナビスコ杯予選リーグ最終戦。すでに準々決勝進出も決定している。それでも興味は尽きない。なぜか?リーグ戦では控えの選手や若手の選手が見られるから。観衆4万3千人も同じことを考えていたはず。もちろん首痛さえなければ、私もその中のひとりになっていたのに。トホホ。

まずマニアックなDFラインが良い。堀之内、内館、細貝。みんな私の好きな選手ばかりである。この地味さ加減がたまらない。そして対照的なのが、どちらも突っ込みキャラの両サイド、平川と相馬。スピードあるわ、勢いあるわ、迫力満点。相馬の初ゴールも飛び出したし。あとビックリしたのがGK順大。デビュー戦のわりには良い動きを見せていた。ちょっとバタバタしたところがあったけど。順大、細貝、赤星、横山と次世代レッズを担う若手選手たちの躍動を見ていると、さてこれからどんなチームに変貌していくのだろうかと想像してしまう。啓太や長谷部が、もうすっかりベテランだ。それからもちろん、ワシントンのハットトリックはすごいんだけど、彼の場合これくらい当然という感じがしてしまう。

そんなこんなで内容盛り沢山の試合。でも、いちばん感心したのは永井のプレー。昨シーズンまではとにかくドリブルのイメージが強かったけど、今日はトップ下に入ってパサーを演じていた。得点シーンを振り返れば、その起点となっていたのは彼のスルーパスだ。もちろん必殺ドリブルで那須を振り切る場面もあったけど、スペースを自分が使うのではなく、見方の選手に使わせる意識が強かった。これはどういう心境の変化なのだろう。新境地の開拓なのか?それとも、もうすでにベテランとしての自覚なのか?器用に何でもこなせる選手であることは確かだと思う。それをどうチームのために活かすのか。

いずれにせよ中心選手として、いつまでも活躍してほしいものである。レッズの背番号9は、そう簡単に譲ったりしてはいけないものなのだ。
コメント (4)
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする