football smile

the days turn into months and years

L1浦和vs伊賀FC(駒場)

2006-05-28 | nadeshiko
なでしこリーグ・ディビジョン1 第2節
2006年5月28日(日)13:00キックオフ
駒場スタジアム
浦和レッズレディース 3-1 伊賀フットボールクラブくノ一

寝たきり週末も4週目かと思いきや、だいぶ首の痛みも治まってきたし、昨日からの雨も上がったし、もうこれ以上サッカーのない週末は我慢できそうにないし、とまあこれだけ条件が揃ってしまったら行くしかないでしょう。なにしろ浦和レッズレディースのホーム開幕戦ですから。

いつもは北浦和駅から歩いて行きますが、今日は仕方がないのでタクシーを使います。初めてです。「駒場スタジアムまでお願いします」「ああ、今日はレディースですね」。運転手さんだってもちろん承知しています。だってここは浦和だもの。今シーズンからレッズのホームゲームは有料化で1000円。だからといって入場者数が減るわけありません。観衆2048人。だってここは浦和だもの。

ああ、なるほどこういう布陣か。木原、田代、森本、岩倉の4バックの前にボランチ高橋、若林と松田が両サイドに開いて安藤と柳田がトップ下、そしてワントップに北本。やはり柳田の加入が大きいようです。当人の活躍はもちろんですが、彼女が入ったことで、周囲がすごく活性化されました。安藤は攻撃に、高橋はパス出しに、より専念できるため、中盤に余裕が生まれたような気がします。

中でもいちばん恩恵を受けたのは、高橋のようです。この日のロングシュートしかり、縦横無尽のスルーパスしかり、中盤の底で自由を得た司令塔は、間違いなくこの試合のMVPでした。思えば昨シーズンは、守備から攻撃までひとりで中盤を切り盛りするという、裏方稼業に終始せざるを得ない状況でしたが、今年はより脚光を浴びる活躍が期待できそうです。

個人的に今シーズンいちばん注目している選手は、FW北本綾子です。レッズでいえばワシントンの役割を担った責任の大きさは、本人も十分自覚していることと思います。なにしろ背番号9ですから。エースナンバーですから。安藤がトップ下で活きるためには、ターゲットになるセンターフォワードが不可欠です。で、昨シーズンを見た限りでは、その配役は北本以外に考えられないでしょう。今日はチャンスをことごとく外していましたが、とにかくまず1点、そしてゴールを量産してほしいと思います。

とりあえず3-1の快勝で開幕2連勝。さあこれからTASAKI、ベレーザと強豪との対戦が続きます。真価が問われる試合になりそうです。頚椎症はなかなか治りませんが、また来ますよ、駒場スタジアム。今度は歩いて来れるといいけど。
コメント
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