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J2徳島vs横浜FC(鳴門)

2005-11-19 | J2
Jリーグ・ディビジョン2 第41節
2005年11月19日(土)14:00キックオフ
鳴門総合運動公園陸上競技場
徳島ヴォルティス 1-3 横浜FC

きれいに晴れた神戸から淡路島を縦断して怪しい雲が広がる鳴門へ上陸。とうとうやって来ました徳島ヴォルティスのホームスタジアム鳴門総合運動公園陸上競技場です。

JFLを連覇した大塚製薬が徳島ヴォルティスとなって参戦しているJ2今シーズンも残り4試合となりました。すでに三ツ沢と平塚でアウェーゲームを2試合見ていますが、ようやくホームゲームを観戦することができました。初めて目にする藍色のファースト・ユニフォームはかっこいいです。横浜FCとは相性も悪くないし、好ゲームを期待したいところです。

埼玉スタジアムを中心に、駒場スタジアム、大宮公園サッカー場、等々力陸上競技場など、スタジアムへは結構通い慣れているつもりでした。しかし恐るべし鳴門総合運動公園陸上競技場には、いつものスタジアムとは違った思いもよらないサプライズがたくさん潜んでいたのでした。

【1】 スタジアム周辺には専用駐車場が完備されていて、まるでスーパーへ買物にでも行くように車で気軽にスタジアムへ行くことができる。
【2】 試合開始10分前に到着すれば十分とのこと。どうやら入場のために並んだりすることはないらしい。
【3】 バックスタンドには座席がない。芝生の斜面にレジャーシートを広げて観戦するのが通らしい。サポーターは立ったまま声援を送る。
【4】 メインスタンドのデザインがどう見ても競馬場のそれに見える。
【5】 基本的にメガフォンを叩いて応援するのがスタンダードらしい。フラッグとかマフラーじゃあないのね。どちらかといえば野球っぽい。
【6】 バックスタンドにはWCがない。したがって一旦外へ出てゴール裏あるいは仮設WCまで行かなければならない。この際、再入場券なるものが配布される。なんじゃこりゃあ。
【7】 選手紹介のBGMは「ENGLISHMAN IN NEW YORK」だ。
【8】 選手入場のBGMは倉木麻衣だ。
【9】 電光掲示板には両チームの選手名を一度に表示することができない。したがって1チームづつ交互に表示される。

そんな状況に戸惑いつつようやく試合です。徳島は秋葉が出場停止、一方の横浜FCも城が欠場と主力を欠く両チームですが、調子はどちらも上向きです。しかし試合開始からどうもバタバタと落ち着かない展開。徳島は横浜FCの4バックの裏を狙うべくトップ羽地にボールを入れたいところですが、上手く形をつくることができません。ようやく片岡のシュートから伊藤が押し込んで先制するものの、すぐさま横浜FCの富永にヘッドで決められて同点。そのまま前半終了。

後半に入ると徐々に横浜FCがペースをつくり始めました。山口がボールを落ち着かせると内田がドリブルで仕掛ける。この日初スタメンのヤスも右サイドからチャンスメイク。どうやらこの試合、完全に横浜FCのものになってしまったようです。ホーム徳島なすすべなしで1-3の完敗。しかも富永にハットトリックを献上とは。富永ってDFじゃなかったっけ?試合も天気同様にとても寒いものとなってしまいました。

試合後の田中真二監督のコメント「こういう試合をホームでやってはいけない。サポーターのみなさんには本当に申し訳なく思っています。今日はヴォルティスの本当の姿ではなかった。次は必ずやるので、そこで本当の姿をご覧いただきたい。」これはまた来いということでしょうか。

今回の観戦は、私の学生時代からの友人であるJ2Mさんに全面協力をいただきました。朝から晩まで1日どうもありがとう。おかげでたいへん楽しい時間を過ごすことができました。地元サポーターとして今後も徳島ヴォルティスを盛り上げてくださいね。関東の試合は私も応援に行きますから。もちろん、この日買ったタオルマフラーを巻いて。

コメント (2)
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