
イギリスの「ダットン・ラボラトリーズーバルビローリ・ソサエティ(DUTTON LABORATORIES - THE Barbirolli Society)から2001年に久しぶりに再リリースされたサー・ジョン・バルビローリ(1899~1970)の名盤ヴォーン・ウィリアムズの交響曲第2番と第8番(写真/CDSJB1021)のCDを紹介したい。ヴォーン・ウィリアムズの交響曲については以前にも「第2番ーロンドン交響曲」をエードリアン・ボールト(1889~1983)指揮、ロンドン・フィルの名盤を紹介済みなので今回は特にバルビローリに献呈された「第8番ニ短調」にスポットをあててみたい。
この「第8番」は前作の大作「第7番ー南極交響曲」と比較するばスケールは小さいが4楽章構成から成り終楽章ではグロッケンシュピールやゴングなど多彩な打楽器も活躍する興味深い作品である。作品の完成は1955年で初演は翌年1956年5月にこのCD盤と同じバルビローリ指揮ハレ管弦楽団の演奏でマンチェスターで行われている。因みにこのCDの録音(第8番)は初演の翌月にされている。カップリングされた「第2番」は1957年12月録音でいずれもステレオ最初期の録音でオリジナルはEMIからリリースされていたものであるがデジタル・リマスターにより音質も一段と向上している。
バルビローリはこの後同楽団と「第2番」を1967年にEMIに再録音しているがヴォーン・ウィリアムズ全9曲の交響曲全集録音はしていない。現在、ライヴ盤を含め彼の指揮で聴くことができる作品は「第2番」・「第5番」・「第6番」・「第7番」・「第8番」のみである。
この「第8番」は前作の大作「第7番ー南極交響曲」と比較するばスケールは小さいが4楽章構成から成り終楽章ではグロッケンシュピールやゴングなど多彩な打楽器も活躍する興味深い作品である。作品の完成は1955年で初演は翌年1956年5月にこのCD盤と同じバルビローリ指揮ハレ管弦楽団の演奏でマンチェスターで行われている。因みにこのCDの録音(第8番)は初演の翌月にされている。カップリングされた「第2番」は1957年12月録音でいずれもステレオ最初期の録音でオリジナルはEMIからリリースされていたものであるがデジタル・リマスターにより音質も一段と向上している。
バルビローリはこの後同楽団と「第2番」を1967年にEMIに再録音しているがヴォーン・ウィリアムズ全9曲の交響曲全集録音はしていない。現在、ライヴ盤を含め彼の指揮で聴くことができる作品は「第2番」・「第5番」・「第6番」・「第7番」・「第8番」のみである。
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