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コンヴィチュニー&ウィーン交響楽団 - ブルックナー「交響曲第4番”ロマンティック”」

2015-11-29 18:18:35 | 交響曲

 これまでフランツ・コンヴィチュニーのブルックナー交響曲第4番「ロマンティック」公式録音については①チェコ・フィル(1952年モノラル)②ウィーン交響団(1960年ステレオ)③ゲヴァントハウス管弦楽団(1961年ステレオ)の3種の存在が知られていた。ところが先頃、②と③の録音が同一音源であることが判明しゲヴァントハウス管弦楽団とのものは存在しないことになり私も大変ビックリさせられた。写真のLPは1963年に「フランツ・コンヴィチュニーの芸術ー第1巻」として「日本コロムビア」から初リリースされた「ウィーン交響楽団」とのステレオ盤である。(OS-3398)従ってこの「ウィーン交響楽団」との録音は1961年に「独オイロディスク」の前身、「独オイロペーシェル(Europäischer)」によって行われたことになる。音質はこの時代のステレオ録音としてはまずまずでウィーン響の金管群の響きが印象的である。また1961年と言えばコンヴィチュニーが手兵「ゲヴァントハウス管弦楽団」を伴い初来日、「ベートーヴェン交響曲チクルス」でファンを魅了した。

(ライプチッヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団/1961年初来日公演プログラム)



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