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超個性的指揮者、シルヴェストリのチャイコフスキー/交響曲第4番

2015-07-23 21:45:00 | 交響曲

 ルーマニア、ブカレスト出身のちにイギリスに帰化した超個性的指揮者コンスタンティン・シルヴェストリ(1913~1969)については過去に名盤を何枚か取り上げたと思うがこのフィルハーモニア管弦楽団との「チャイコフスキー交響曲第4番」はやはり忘れることができない。(写真/国内盤LP-東芝ASC1002) 1957年2月ロンドン、キングズウェイ・ホールにおけるステレオ録音で同時並行して「第5番」「第6番」の録音も行われている。とりわけ、この「第4番」は冒頭のファンファーレからして聴き手がズッコケそうになるユニークなリズムが大変興味深くこのような演奏スタイルをとる指揮者は他に聴いたことがない。彼は1964年に来日しNHK交響楽団に客演、当時のプログラムをめくりながら思い起こしている。(写真・下)ちなみにこの「第4番」は公開放送収録で当時の旧NHKホールで取り上げている。(2012年「N響85周年記念ライヴ・シリーズ」CD化)

 

 

        

 

 



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