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スタニスラフ・ヴィスロツキのベートーヴェン

2015-07-25 19:55:50 | 交響曲

  スタニスララフ・ヴィスロツキ(1921~1998)はヴィトルド・ロヴィツキ(1914~1989)と並ぶポーランドを代表する指揮者だったが日本では西側でも活躍したロヴィツキの方が印象度も高い。というのもヴィスロツキのレコードの大半はポーランド・ムザ盤でリリースされており日本ではリヒテルとドイツ・グラモフォンに録音した名盤、ラフマニノフ「ピアノ協奏曲第2番」(1959年録音)ぐらしか思い浮かばない。今回紹介する写真のLPは彼が「ポーランド国立放送交響楽団」と録音したベートーヴェン交響曲第1番・第3番「エロイカ」を収めた2枚組のポーランド・ムザ盤である。LPには詳細なレコーディング・データの記載がないので録音年月日等は不詳だがオリジナル・ステレオ録音なので彼がこのオーケストラの首席指揮者を務めていた1970年代後半から80年代初頭にかけてのものかと思われる。演奏はおおむねオーソドックス・スタイルのベートーヴェンで可も不可もない。LP2枚組のため第1面に交響曲第1番の第1楽章~第3楽章、第2面に第4楽章・「エロイカ」第1楽章、第3面に第2楽章、第4面に第3楽章・第4楽章とちょっと贅沢にカッティングされている。(写真/POLSKIE NAGRANIA, MUZA SX1822-23 2LP)

 



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