教育のヒント by 本間勇人

身近な葛藤から世界の紛争まで、問題解決する創造的才能者が生まれる学びを探して

坂口市長の発言は市民社会への挑戦である

2008-09-21 08:53:44 | 文化・芸術
☆<全国学力テスト>吹田市長「橋下知事へ宣戦布告」 結果非公表を教委に要請
(9月19日19時9分配信 毎日新聞)によると、



大阪府吹田市の阪口善雄市長は19日、記者会見し、全国学力テストの同市の結果を公表しないように市教委へ要請したと発表した。・・・・・・阪口市長は「公表、非公表という教育の本質を見失ったあほな大騒ぎには付き合っていられない。知事への宣戦布告だ」と話している。・・・・・・阪口市長は「点数だけで評価すれば、学校が塾になりかねない」と説明した。

☆「公表、非公表という教育の本質を見失ったあほな大騒ぎには付き合っていられない」この発言は、市民社会への挑戦だ。情報公開、選択の自由の問題が本質を見失ったあほな大騒ぎとは、民主主義に反する表現だなぁ。

☆「点数だけで評価すれば」という発言も、じゃあ今までの評価は点数以外に何があったのか。多かれ少なかれ総括的アセスメントであったのは教育の常識。学力テストは、点数だけではなく、形成的アセスメントの予備的実験でもあるはず。坂口市長は市民社会に対する考え方を確認すべきだ。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。