米マクドナルドが宅配サービスを！

★NB（日経ビジネス）オンライン（2007年7月30日）によると、

＜米マクドナルドが宅配サービス？そう、実は宅配するのである。「ビッグマック」中毒の米国人は大抵ドライブスルーに乗りつけるが、発展途上国では、もっぱらマクドナルドの方が運転するようになった。マニラからモンテビデオに至るまで、混雑した大都市でバイク部隊を動員し、出来たてのファストフードを宅配する。カイロの女子高生は、「外出して店で行列するのは面倒くさい」と話す。彼女は週に1度は「マックチキンコンボ」を電話で注文し、70セントの宅配料金を含めて毎回4ドル強使うという。＞

＜今、カイロ近郊のマクドナルド35店舗の大半が宅配サービスを実施しており、マクドナルドはこのシステムをひな形に他国でも宅配事業を拡大してきた。だが、マクドナルドが宅配サービスを予定しない国がある。米国だ。宅配事業モデルは、ドライブスルー用のスペース確保が困難で、宅配要員の人件費が安い過密都市に適しているからだ。マンハッタンでは例外的に数店舗が近隣の高層ビルに配達するが、米国では一般に土地の確保は問題ない。だが海外事業がいよいよ拡大していく中で、マクドナルドの宅配バイクは世界中の街を走り回ることになるのだろう。＞

★ということのようだ。≪空間と交通渋滞（時間）≫の問題は、マクドナルドを柔軟な動きにシフトさせる。マクドナルドは、この≪空間と時間≫、つまり販路の確保、すなわちコミュニケーションの距離と時間を利益最適化にするにはどうすべきかをいつも考えている。すべてはスピードマターなのだ。時空の変容・・・。