教育のヒント by 本間勇人

身近な葛藤から世界の紛争まで、問題解決する創造的才能者が生まれる学びを探して

学校選択の変化 (30) 東京女学館①

2006-08-14 04:15:51 | 学校選択
◇東京女学館の併願嗜好の若干の変化。

◆2003年データ 東京女学館①
東京女学館②・山脇C・実践女子学園③・三輪田③・跡見③・獨協埼玉①

◆2004年データ 東京女学館①
実践女子学園③・東京女学館②・青山・三輪田③・成城学園②・山脇C

◆2005年データ 東京女学館①
東京女学館②・山脇B・実践女子学園③・山脇C・跡見③・青山・実践女子学園②

◆2006年データ 東京女学館①
東京女学館②・実践女子学園③・昭和女子大③・山脇C・実践女子学園②・共立女子B

◇20世紀末、女学館館長渋沢雅英先生は、21世紀型の教育パラダイムに転換しようと大改革を試みたが、保護者の賛同を得られたかどうかはわからない。山脇と実践女子学園が不動の併願校であるから、不易流行の不易の部分は変わらなかったのかもしれない。もちろん渋沢館長は不易を大切にしたが、それは不易流行あっての不易であったはず。

◇一方三輪田から跡見へ、青山から共立女子へという変化もある。この流れは不易流行あっての流行なのか、単なる流行なのか。それとも跡見と共立女子の不易の部分を選択した保護者の流れなのか。いずれにしても女学館のパラダイム転換の行方は気になる。創設者渋沢栄一自身世のパラダイムを転換した人物。近代の形成に寄与した人物。その不易と流行について、気にならないはずがない。





最新の画像もっと見る