学校選択の変化 (31) 香蘭女学校

◇香蘭女学校の併願校が、玉川聖学院から実践女子学園にシフト？

◆2003データ　香蘭女学校
玉川聖学院①・調布②・カリタス①・恵泉②・調布③・八雲③

◆2004データ　香蘭女学校
玉川聖学院②・田園調布学園③・実践女子②・実践女子③・横浜女学院Ｂ・山脇Ｃ

◆2005データ　香蘭女学校
実践女子②・玉川聖学院②・田園調布学園②・カリタス①・恵泉②・実践女子③

◆2006データ　香蘭女学校
実践女子③・八雲①・昭和女子大昭和③・神奈川Ｃ・洗足②・捜真Ａ

◇玉川聖学院から実践女子学園に有力併願校がシフトしているのは、ブランド嗜好の高い香蘭女学校選択者が増えたからかもしれない。もちろんこのブランドというのは表面的な意味ではない。知名度と教育の質両方のバランスがよいという意味。

◇2006年の併願校である八雲学園、昭和女子大昭和、神奈川学園、洗足学園は、知名度と教育の質と結果すべてに勢いが良い学校である。そしてどちらかといえば、プロテスタンティズムの倫理観に近いものを有している学校である。ここは雰囲気や匂いを学校選択者が敏感に感じているのだろう。