教育のヒント by 本間勇人

身近な葛藤から世界の紛争まで、問題解決する創造的才能者が生まれる学びを探して

学習者中心のフィンランド教育

2005-07-24 10:05:16 | フィンランド
中国新聞地域ニュース(0507022)によると、

≪五月に発足した山口日本フィンランド協会(縄田恵会長)の
設立を記念して、フィンランドの写真家ヤリ・イェッツォネンさん(47)の
写真展「響きあう心」が、山口市天花の市菜香亭で開かれている。≫
そうだ。

その中で
≪イェッツォネンさんは「木の文化や炎に神が宿る
という考え方など、両国はよく似ている。
写真を見て感じてほしい」と、来場を呼び掛けていた≫
そうである。

中嶋博先生によると

教育においても日本とフィンランドは互いに影響しあっていたようだ。

しかし、昨年報告されたOECD/PISAの結果は、
両国の違いが表れた。

その決定的相違点は、フィンランドは
学習者中心の教育環境を整えているということだ。

フィンランドは選択肢を十分に用意する。
日本は選択肢自体を自己責任で創りなさいと。

さてどちらがよいのか、これも
選択肢。

国際教育情報室室長の岡部憲治氏
の考え方=オカベの目
今後の日本の教育を考えていくのに役立つだろう。

TOYOTA International Teacher Program

2005-07-24 00:54:45 | 戦略
TOYOTA International Teacher Program(TITP)

60人のアメリカの教員に対して日本における研修体験を支援するTOYOTAのプログラム。

もう7年続いているようだし、年間1千万円弱の補助金支援もあるようだ。

歴史、教育、環境、テクノロジーという4つのテーマについて
探究して、日米の教育交流に貢献することが目的。

日本の見識者とのディスカッション、愛知万博訪問がコアプログラム。

実質トヨタ学校といってもよいだろう海陽学園との交流については、今のところ
言及はないが、来年開校された場合、このようなアメリカの教員が
本格的な教育交流を海陽学園と実施していくのは当然の成り行きだろう。
宿泊室もあるわけだし。

良し悪しは別として、TOYOTAの戦略は教育においても次々と出されていくだろう。
何せリソースは豊富なのだから。日本の私立中高一貫校は、もっと連帯しなければ
ならなくなるだろう。グローバルスタンダードにはグローバルベーシスで。

(参照→ホンマノオト①)

(参照→ホンマノオト②)

(参照→ホンマノオト③)

(参照→ホンマノオト④)