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FIT認定の8割が稼働不能、安倍・経産省による最悪の「バイオマス・バブル」- しかも輸入燃料増加中

2019-11-21 | いとすぎの見るこの社会-地球環境を考える
日本経済新聞は「FIT認定を受けた案件の8割は稼働していない」と
無能な政府の無駄だらけのバイオマス発電を批判している。

日経としては昨年から問題点を指摘しているにも関わらず、
事態を一層悪化させている安倍・経産省の体たらくに苛立っているのだろう。

利益誘導政策にホクホク顔でこうした無能や大失敗を咎めない経済団体も、
遠からずこの愚行の「共犯」と名指しされることとなろう。

賢明な有権者には容易に予想できた話なのだが、
安倍・経産省の愚昧なバイオマス促進策は根本的に間違っているばかりか
もはや完全に「バブル」を生み出しており崩壊も間近、
しかも膨大な国民負担と資源のムダを果てしなく増やしているのだ。

政府目標に基づけば「2030年度までに現在の30倍近い燃料が必要になる」と
既に日経が安倍・経産省の政策のとんでもない杜撰さを報じている。

当ウェブログは相当前に「公益に反する大企業のバイオマス発電」、
「エネルギー効率最悪」「太陽光以上の惨状に」
と警告したが、
学習能力ゼロの輩が国政を牛耳っていると国益も公益も損なうばかりで
まさに日本の「癌細胞」と呼ばれるしかなかろう。情けないことだ。

エネルギー効率とコストを考慮すれば、安倍・経産省とは真逆の政策しかない。
固定価格買い取り対象はコージェネ以外断じて認めない(バイオガスも同様)、
輸送に化石燃料を費やししかも嵩張るバイオマス輸入は禁止、
発電のみはエネルギーの無駄になるから熱利用を促進するのが理の当然である。

▽ スウェーデンのバイオマスは熱利用かコージェネ、無駄だらけの日本は完全に落伍者に

『ルポ 地域再生 なぜヨーロッパのまちは元気なのか?』(志子田徹,イースト・プレス)


当ウェブログが何度も警告した通りの呆れ果てた惨状であり、
エネルギー政策が歪んでいるから「被害」が深刻化する一方なのだ。

「バイオマス発電の固定価格買取制度適用は、根本的に間違っている。
 バイオマスの最も効率的な利用は熱利用であり、発電は「副産物」に過ぎない。
 コージェネレーションでなければ固定価格買取を認めるべきではない」

「大都市部ではバイオマスの運搬コストの問題があり、
 ガスコージェネレーションの方が利便性が高いのであるが、
 地方経済では圧倒的に木質バイオマスが有利だ」

「従って、固定価格買取をコージェネ限定とするだけでなく、
 道路族が占有している特定財源を木質バイオマスに移転すべきである」

「地方では太陽電池による自家発電と組み合わせれば無敵である。
 カネまみれの原子力など必要なくなる。
 (買収されている連中は原発がないと滅びるので別であろうが)」

「木質バイオマスの熱利用によって地域に広く恩恵が及び、
 新たな雇用が生まれて地域外への所得流出が大幅に減る。
 利権勢力の一味以外にとっては、良いことばかりだ」

「地方の公共施設は木質バイオマスに最適である。
 特に、平均気温が低く暖房需要の大きい地域では、確実な成長分野である」

「生協も、バイオマス発電ではなく熱供給を目指すべきである。
 海外から原油を輸入するのとどちらが地域経済に貢献するか、誰が考えてても明らかである。
 発電であれば小水力の方が遥かに合理的だ」

「日本各地で放置竹林が問題になっており、
 有効な利用先が乏しく困っている地域が多かったが、
 「救世主」とも言うべき存在が登場した」

「藤崎電機が、ボイラーの耐久性の問題を解決して
 竹を燃料としたバイオマス発電を開始すると発表している」

「竹の伐採は木材よりもコストが安く済むので、大いに期待できる。
 (恐らく、素人でも少し研修すればできるレベルである)
 嵩張る割に熱量が少ないというデメリットはあるが、
 身近な場所に資源があるという長所は非常に大きい」

「惜しむらくは我が国のFITに重大な欠陥があり、
 コージェネを優先していないため膨大な熱と資源のロスになってしまうので、
 その点は早期に改善して欲しいものである。
 (原子力利権と癒着している自民党が制度改善を妨害する可能性があるので要注意だ)」

「竹バイオマス発電でも木質バイオマス発電と同様、
 コージェネにして熱利用を主としなければコスト面で持続可能ではない。
 宿泊施設や集合住宅、製麺工場といった熱需要地の近くで
 竹バイオマス・コージェネレーションを行うようにしなければならない」

「大手事業者のバイオマス混焼を排除するとともに、
 バイオマスの固定価格買取はコージェネのみに限定すべきである」

「民間企業では、ローソンがバイオマスと太陽光発電と省エネにより
 驚くべき電力コストの大幅カットに成功したが、
 まだまだそうした先駆的な試みを行う企業は少数派である」

「ローソンも本来は、バイオマスコージェネを行って
 熱供給により二重の収益を得ることが可能な筈だ。
 日本企業には、まだ成長余地が確実に残っている」

「バイオマスバブルとも言われるほど
 バイオマス発電への新規参入が増えている」

「しかし愚かしいことに、国内の木材資源を無駄にして
 海外からパーム(椰子殻や油)を輸入するという意味不明の挙に出ているようだ」

「政策リテラシーが限りなく低い安倍政権がその辺りを理解できる訳がなく、
 たっぷり献金してくれる原子力利権勢力を延命させるのに必死だから
 バイオマスも太陽光発電と同様の愚かな「焼畑農業」状態に陥るであろう」

「利権勢力の息のかかった「第五列」の狙いかもしれない。
 固定価格買取制度を歪んだ、質の悪いスキームで放置していればバイオマス普及は進まず、
 原発再稼働を急ぐ格好の口実になるからだ」

「この「質の悪いスキーム」とはつまり、現行の固定価格買取制度のことだ。
 バイオマス発電を高い価格で買い取っているので、
 嵩張っていて輸送コストのかかるバイオマスをわざわざ海外から輸入して
 膨大な熱を捨てて電力しか利用しないという馬鹿馬鹿しい状況なのだ」

「そのような非効率的なバイオマスであれば、
 天然ガスをコージェネで利用した方が遥かにましである」

「エネルギー効率で言えば{ コージェネ > 熱利用 > 発電のみ }なのだから、
 コージェネでも熱利用でもないバイオマス発電は壮大な無駄で、本来は禁止すべきなのだ」

「バイオマス資源は化石燃料よりも輸送コストが高い。
 そして、大型火力で発電のみではエネルギーロスが大きい」

「そうした特性から言って、バイオマスは木材生産地の近くにおける
 木質燃料の熱利用もしくはコージェネとしなければならないのは明白である」

「燃料価格が上昇しているのは、高い買取価格を狙って
 経済合理性に反する非効率的な発電を行なっているからだ」

「ソフトバンクのバイオマス発電所は無駄の塊だ。
 燃料は海外からの輸入、しかも熱を捨てている。
 バイオマスは地域分散型でなければ非効率という実態が分かっていないのだ」

「三菱製紙のバイオマスも結局、海外からの輸入という無駄の多いやり方だ。
 木質資源を発電だけで使用するという江戸時代にも劣るエネルギーの垂れ流しを行っていては、
 バイオマス利用は無駄の多いメガソーラーと同様の悲惨な末路を迎えることとなろう」

「再生可能エネルギーにおいて、風力もバイオマスも技術革新が進んでいるが、
 決定的に違うのは固定価格買取制度の「質」である」

「風力は元々コストが低い優良エネルギーなので、
 よく中傷される不安定にしても今の電源シェアでは問題になる訳がない。
 原子力でカネを稼ぎたい既存事業者の妨害だけがネックになる」

「しかしバイオマスは、根本的に買取制度が間違っているので、
 エネルギーロスの多い発電を促進しているという最悪の制度になっている」

「バイオマスは、ドイツのようにコージェネレーションを優先しなければならない。
 馬鹿みたいに発電しか見ていないので、大量の燃料を無駄にしている始末だ」

「次元の低い安倍政権がまともなエネルギー政策を展開する訳がないから、
 暫くの間はバイオマス分野でも壮大な無駄が増え続ける運命にある」

「福島原発事故で目の覚めた地方自治体が域内のエネルギー収支を調べると、
 電力大手に依存することにより地方自治体は巨額の富を失っている事実が分かった。
 地域で自給できる筈のエネルギーを他所から買い取っているので、カネが流出しているのだ」

「風力とバイオマス・コージェネ(若しくは熱利用)は、
 地方自治体にとって富の流出を抑止し地域を豊かにする資源なのだが、
 安倍政権のエネルギー政策や買取制度の歪みのために
 折角の資源が活かされないまま無駄になりつつある」

「恐れていた事態になってきた。安倍政権の無知と利権癒着のため、
 日本の木質バイオマス・エネルギーは膨大な無駄を垂れ流し、
 稀に見る壮大な愚行と失敗へと驀進している」

「バイオマスの固定価格買取制度が根本的に間違っている中で、
 電力大手がバイオマス発電に参入してきている。
 燃料は海外から調達という、メガソーラー並みの愚劣さである」

「海外から安い燃料(嵩張るのでコストが高い)を輸入して熱を垂れ流しにし、
 既存事業者が利益を占有して政治家にカネを廻すといういつもの腐った構図である」

「原発のようにエネルギーロスの垂れ流しになる、
 バイオマス発電のみの買い取りは反社会的な行為でしかない」

「日本企業はバイオマスでも技術力はあるのだ。
 正しいインセンティブ、正しい制度設計があれば活躍のフィールドが広がる。
 日本で活躍できないのは、両方とも間違っているためだ」

「潜在エネルギー資源を豊富に持つ地方が豊かになれないのは、
 安倍政権と官庁のエネルギー政策が根本的におかしいからである。
 特に平均気温の低い北日本は、燃料輸入を大幅にカットして豊かになれる筈なのだ」

「中部電力が初めてバイオマス発電を行うと言うので
 非常に嫌な予感がしたのだが、案の定だった」

「考え得る限り最低のスキームで、熱は捨てるだけ、
 地域に恩恵が殆ど及ばずに事業者だけが儲かり、
 しかもパームヤシ殻をわざわざ燃料を費やして輸入してくるという、
 二重三重にエネルギーの無駄を増やす結果が容易に予想できる」

「専門家なら自明のことだが、バイオマスは発電ではなく熱利用が当然である。
 コージェネにできるのならなお良いが、立地にかなり制限がある」

「集合住宅やホテルの給湯をバイオマス・コージェネとして
 熱供給・発電の両方で利益を出さなければならない筈だ」

「エネルギー効率を考慮すると、以下のような序列になるのだが。。

 { コージェネ > 熱利用 > 発電のみ > 輸入燃料の混焼発電 }

 エネルギー効率が高いほど事業の採算性が高まり、
 エネルギーを消費する企業や国民のコスト負担も低くなる」

「つまり、輸入燃料を混焼し発電しかしないバイオマス火力は、
 (電力大手のバイオマスは殆どこの無駄の多い形態である)
 国富の損失であるばかりか、消費者に負担させて事業者だけが儲ける、
 「最低のバイオマス利用スキーム」なのだ」

「国内の木質バイオマス資源は、近隣地のボイラーでただ熱利用する方が
 電力大手のバイオマス火力よりも遥かに安価で遥かに効率的に利用できるのだ。
 このまま放っておくと、無駄だらけの電力大手のバイオマス火力に資源を奪われ、
 安価で効率的なバイオマス熱利用も困難になる可能性が高い。
 (寧ろ、それが大手事業者の真の狙いですらあるかもしれない……)」

「バイオマスは、今すぐに「発電のみ」の買い取りは禁止すべきである。
 バイオマス火力はエネルギーロスが大きいだけでなく、メガソーラーと同じく市場を歪ませる。
 コージェネ以外の固定価格買取は公益に反するのだから、絶対に許してはならない」

「日本のエネルギー政策の大問題は、技術はあるのに
 制度が歪んでいて既存大手事業者を儲けさせる欠陥があることだ」

「しかし、北海道下川町や群馬県川場村で、
 バイオマスコージェネ事業が始まるとも報じられている」

「安倍政権の歪んだエネルギー政策よりも、
 賢い自治体が主導して進めるバイオマスコージェネの方が遥かに優れている。
 熱電併給だから「完璧」であり、エネルギー垂れ流しの電力大手の発電の倍以上の効率性である。
 北海道だけでなく、東京以北ではどこでもこうしたエネルギー自給で地域は豊かになれるのだ」

「制度が大きく歪んでいてもこうした新しい胎動があるのだから、
 一刻も早く固定価格買取制度を是正することが急務である。
 電力大手の無駄だらけのバイオマス発電を完全排除し、
 エネルギー効率の高いコージェネだけを買い取る制度に変えなければならない」

「元々、森林資源に恵まれた日本では木質バイオマス利用のポテンシャルが高い。
 しかし、折角の木質バイオマスも発電のみで利用するのは愚劣であるばかりか害悪でもある。
 (電力大手の輸入バイオマス発電はエネルギー効率の面で「最悪」の選択)」

「林業の効率性を高めつつ国産材利用を推進し、端材やチップを
 森林に近い地域で熱もしくはコージェネ利用するでなければならない」

「北日本のある自治体では、電力大手から電気を買うことで何と30億円の富を失っているという。
 現下の間違った固定価格買取制度は日本経済にとっても地域経済にとっても害悪で、
 林業を支え地域経済を豊かにするために固定価格買取はコージェネに限定すべきである」

「そうしなければ、太陽光発電と同様に魑魅魍魎がたかってきて
 バイオマス産業を大きく歪ませ、既存大手事業者にカネをやるだけの
 とんでもない結果に終わってしまうであろう」

「都市圏でも、郊外はバイオマス熱利用やコージェネでエネルギーコストが低下する。
 ガスコージェネでも同様であり、エネルギー政策がおかしいから日本国民が貧しくなるのだ。
 (国民が貧困化するのと引き換えに、既存大手事業者が安定収益を得ているのである)」

「北海道下川町や群馬県川場村など各地の自治体において
 エネルギー効率が高く合理的なバイオマス・コージェネが始まっているが、
 それに比べて話にならないのが大手事業者のバイオマス利用である」

「最近は「バイオマス・バブル」とも言われるほど
 バイオマス発電が増殖しているが、愚の骨頂としか言いようがない。
 これは「再生可能エネルギー」などではない。
 言うなれば「持続不可能エネルギー」以外の何ものでもない」

「直近の案件をレーティングしてみると、以下のようになる。
  (立地)   (方式)       (評価)
  広島県海田: 石炭バイオマス混焼 / エネルギー効率最悪、輸入燃料、CO2排出増
  山形県酒田: 輸入バイオマス発電 / エネルギー効率悪い、主に輸入燃料
  宮城県仙台: 輸入バイオマス発電 / エネルギー効率悪い、国産燃料も使用
  静岡県富士: バイオマスコージェネ / エネルギー効率良い、熱も利用

「これを見ただけで日本のバイオマス政策が「大失敗」であることが分かる。
 以上の4件の内、「合格」は静岡県富士市の案件だけだ。
 あとは悉くエネルギーの無駄を垂れ流す「失敗」である」

「民主党政権時の固定価格買取制度も欠陥があったが、
 安倍政権はその欠陥をより一層深刻にしている点でより一層、罪が重い」

「無駄だらけのバイオマス発電をコージェネなしでも買い取ること自体が論外なのに、
 安倍政権下では輸入バイオマスを発電だけで用いるという「制度改悪」を行ったようだ。
 これはもう完全に「馬鹿丸出し」と言わざるを得ないだろう」

「燃料コストを下げられる大手事業者が儲かるだけの話で、
 国内資源を合理的に利用することもせず、
 輸入燃料費をカットすることもできなのだから、
 日本経済や地域経済に及ぼす恩恵は果てしなく低くなる」

「矢張り、安倍政権が既得権層へ利益誘導する腐った政権で、
 根本的に政策リテラシーが低い無能な政権であることは完璧に立証されたと言える。
 (だからこそ経済低迷、消費低迷、地方衰退が続くのである)」

「矢張り安倍政権下での「制度改悪」の影響が覿面である。
 民主党政権下で決まったバイオマス発電のFITには欠陥があったが、
 安倍政権下において輸入バイオマスの利用を拡大させる変更があったようだ」

「各地で燃料を無駄にして輸入したバイオマスを発電に使うだけという
 壮烈なエネルギーの食い潰しが行われるようになった」

「果ては「石炭火力混焼バイオマス」という最低の方式も続いている。
 (違法行為で裁判にかけられた犯人がボランティアで刑期短縮を図るのに似ている)
 そのような言い訳がましい意味不明の発電を行う位なら、ガス火力の方が遥かにましだ」

「只でさえ無駄だらけの日本のバイオマス利用が、
 これで輪をかけてひどいエネルギーロスを生み出すこととなろう」

「経産省の制度設計の失敗と不作為の罪は大きい。
 省内では、この問題に気付いていた賢明なキャリアは必ずいた筈である。
 産業界に迎合する安倍政権へのつまらぬ忖度で問題が深刻化した可能性が高い」

「国内のバイオマスを、注意深く効率的に熱・コージェネで利用していれば、
 各地でこのような新しいイノベーションが勃興し、地方経済を潤したであろうに。
 輸入バイオマスを急増させて大企業の儲けだけを増やした安倍政権は「地方経済の敵」である」

「そもそも、日本の二酸化炭素排出の3分の1はエネルギー転換(発電)で発生している。
 利権団体はいかにも家庭部門での排出が多いかのように嘘をついているが、
 とんでもない話である。大型発電所でエネルギーの無駄を垂れ流しているから
 日本のエネルギー効率の改善が進まず、低成長なのにエネルギー消費が減らないのだ」

「非効率的なメガソーラー発電とバイオマス発電のみの固定価格買い取りは、
 持続可能ではなく「持続不可能」であり、国富を損耗する害悪ですらある」

「無駄の塊でしかないバイオマスの輸入を放置してきた
 安倍政権+経産省のコンビは、己の重大な責任を自覚することすらできず、
 只でさえ無駄だらけのバイオマス発電に入札制を導入することになりそうだ。
 小細工と言うか小手先と言うか、またしても姑息な糊塗策である」

「バイオマスは化石燃料に比べて嵩張るので輸入コストがかかる。
 これだけでも国富を損耗する愚行中の愚行であって許し難いことだが、
 世界から見ると安倍政権と経産省は「間抜け」ですらある」

「廃棄物を輸出して儲かる東南アジア等は日本を「食い物」にできて大喜びだ。
 日本の技術力により現地で有効利用するなら尊敬もされようが、
 今回は阿呆な制度で無駄を増やし、ただ富を流出させ嘲笑されるだけである」

「安倍政権も経産省も根本的にエネルギー効率の概念を理解せず、
 無駄な制度改悪で国富を損耗させる重大な反社的政策を行っている」

「嵩張るバイオマスを海外から輸入するなど頭の悪過ぎる愚行であり、
 バイオマスを発電だけで利用するなど「犯罪的」と言っても過言ではない。
 (エネルギーの半分以上を捨てているのだから)」

「バイオマスで利用する木材は単価が極端に安い上に
 熱利用しなければエネルギーの過半をポイ捨てだから、大した効果は生じない」

「エネルギーをポイ捨てし、日本の富を毀損している安倍政権と経産省は、
 今すぐバイオマス資源の輸入を禁止すべきである。
 そしてバイオマス発電のみの買い取りを即刻止めなければならない」

「最善策はコージェネ、次善策は熱利用である。(最低最悪が発電のみ)
 発電ではなく熱利用にインセンティブを付けるのならまだ話は理解できる」

「事実、今年の事例で言えば穴吹グループが焼酎の醸造過程で生じる
 廃液と残滓を燃料化する実証実験を開始している。
 処理コストがかかっていたのを逆に収益源にできるのだから、
 愚かな安倍政権や経産省よりも遥かに合理的で賢いと言える」

「エネルギー効率の概念すら理解していない安倍政権とそれに媚び諂うヒラメ官僚は、
 日本の地域に埋もれている潜在資源を浪費し、地域経済を立ち枯れさせかねないのだ」

「国内二位の大手、日本製紙がバイオマス・シフトを鮮明にしている。
 国内の紙需要が減少の一途で、製紙業では未来がないのである」

「ところが、合理的な木質バイオマス・コージェネではなく
 バイオマス発電のみという無駄だらけの状況に陥っている」

「これは日本製紙が悪いのではなく、制度設計が間違っているのである。
 熱量が低く輸送コストが高いバイオマスを発電のみで用いるのは愚の骨頂であり、
 ましてや海外から燃料を使って木質バイオマスを輸入するに至っては犯罪的とすら言える」

「太陽光発電ばかりを批判する衆愚メディアは、
 根本的にエネルギー政策のリテラシーが著しく低いから、
 安倍政権下のバイオマス発電の買取に重大な問題があることすら気付かない」

「安倍政権下のバイオマス・バブルはメガソーラーと同等に愚かな政策の帰結であり、
 国内の森林資源を無駄にするばかりか、海外から木質バイオマスを輸入して
 大量の熱エネルギーを捨てるという最低最悪の政策である」

「更に「バイオマス発電への入札制導入」というリテラシー皆無の政策を導入する
 安倍政権と経産省の愚行はとどまるところを知らない」

「入札制を導入したら、最重要のエネルギー効率など無視し、
 海外から無駄な燃料を使ってとにかく安い燃料をかき集め、
 大型バイオマス発電所で無駄なエネルギーを垂れ流して発電する大手が勝つ」

「入札制の前に固定価格買取をコージェネに限定する方が先であり、
 それでこそ収益率の高いエネルギー事業が成立し、
 輸入燃料を削減でき、エネルギー効率が改善して地域経済が潤うのだ」

「安倍政権も経産省も、日本の省エネの「失われた20年」を全く理解できず、
 「失われた30年」に伸ばしかねない最悪の政策を推進しているのである」

「北海道では石炭火力の再稼働で漸く電力不足が解決しそうだ。
 しかし、道民も事業者もこれで北電に依存することがいかにハイリスクか、
 大型発電所が集中立地している現状がいかに危ういか、身に沁みて理解出来た筈だ」

「大停電の根本的な原因は、北電が泊原発の独占的安定収益の旨味を忘れられず、
 泊原発の再稼働まで石炭火力で他の事業者の新規参入を妨害したかったからだ」

「だから、今回の件で泊原発再稼働を叫んでいるのは「第五列」か「走狗」であり、
 災害に強い正しいエネルギー政策を理解できない連中であるというだけでなく、
 公益を毀損して営利企業の独占利益を援護する利権勢力の手先なのである」

「九州や四国でも九電や四国電に依存していると今回と全く同じ事態になり得るし、
 首都圏は大規模停電の可能性が低いにしても湾岸の火力が災害で停止すれば
 311の際と全く同じようにあっという間に苦境に陥るのである」

「愚昧な安倍と経産省はこうした大規模停電の危険性を高める
 ハイリスクで安定供給を脅かす歪んだエネルギー政策を行っている。
 (利権層から自民党が高額の献金を受け取り、官界からぞろぞろ天下りしているため)」

「北海道が再び大規模停電に陥らないようにする処方箋は明々白々だ。
  ①北電の大型発電所への依存度を下げ、電源を多角化する
  ②小規模分散型で災害に強い再生可能エネとコージェネを伸ばす
  ③住民や事業者が自前の電源を確保する
 ただ、いずれの方策も安倍や経産省にとって著しく都合が悪いものなので、
 道民や北海道の事業者は彼らを無視して上記の対策を行わなければならない」

「例えば畜産業においては矢張り停電で大規模な損害が出ているから、
 太陽光の自家発電・ガスコージェネ・バイオガスコージェネが必須となる。
 (小規模事業者ならEV・PHVと太陽電池で急場を凌ぐ方向性だろう)」

「北海道は元々木質でも畜産由来でもバイオマスの潜在資源が多いから、
 また潜在風力資源も日本で最も恵まれている部類だから、
 そもそも大規模停電になどなる筈が無く自前のエネルギーを持ち易い地域である」

「但し、安倍と経産省の政策が根本的に間違っているので
 既存事業者の利益が優先されて自前のエネルギー投資が進んでいない。
 バイオマスも熱利用しない只の発電のみという最低最悪の制度なので、
 道民や事業者は今こそ愚昧な政策を排して合理的なコージェネに転換すべきなのだ。
 風力に投資して災害に弱くハイリスクな大型発電所への依存度を下げるべきなのだ」

「当ウェブログは、バイオマスはコージェネのみに買取を限定すべきと
 何度も何度も執拗に繰り返してきたが、それは一つには収益性の問題であり、
 根本的にはエネルギー効率の問題であるが、資源の有効利用のためでもある。
 安倍と経産省の根本的に間違った政策のためもう既に市場が歪んでいる」

「日経新聞が日本のバイオマス発電の惨状を伝えて話題になっているが、
 今更に報じ批判しても典型的な泥縄であり既に手遅れである」

「昨年に毎日新聞が国産資源量の200倍を超える量、
 世界のバイオマス資源を蕩尽するような
 バイオマス発電施設が建設されると報じているから、
 国会にまともな議員がいるなら、官庁のエネルギー政策がまともなら、
 昨年の段階でバイオマス発電にこそブレーキをかけるべきだったのだ」

「日本のバイオマスエネルギーは、安倍と自民党と官庁の
 根本的に間違ったエネルギー政策のためもはや再起不能となった」

「バイオマス発電所ができてからでは遅いのが、どうして分からないのか。
 安倍とその取り巻きは凡庸で理解出来る訳がないから、
 まともな議員やキャリアが早く気付くべきだったのだ」

「彼らのエネルギー政策のリテラシーが果てしなく低いか、
 原子力利権を温存するため意図的にバイオマスを自滅させているとしか思えない。
 (勿論、両方ともの可能性もあるが……)」

「与党でも野党でもどちらでも良いから、今すぐにバイオマス発電の買取は廃止、
 バイオマスはコージェネ以外を買取禁止にしなければならない。
 また、欺瞞的で国益に反する石炭混焼も禁止とすべきである。
 (熱を大量に捨てる癖に、いかにも環境に良いように欺く嘘塗れの発電である)」

「保守退嬰の大企業よりも地方の小さな試みの方が遥かに賢明で合理的だ。
 バイオマス発電よりも木質バイオマス熱利用の方がエネルギー効率で2倍は違う。
 おまけに貴重な国産資源を無駄にし蕩尽するからバイオマス発電は「犯罪的」なのだ」

「相変わらずバイオマス発電は目を覆うばかりの惨状で、
 燃料は海外からコストを掛けて輸入、大量の熱を捨てるという
 「犯罪的」なバイオマス発電がうんざりする程に増殖している」

「特に悪質なのは、国民の電気料金負担増を前提とした
 電力大手など大企業のバイオマス発電所である」

「高コストでエネルギー効率の低いバイオマス発電を
 固定価格買取制度の対象にすること自体が「犯罪的」なのだが、
 おまけにわざわざコストをかけて大量に燃料を輸入する点で「最悪」である」

「輸入するのならコストが安くて嵩張らない、
 しかも容易にコージェネに利用出来る天然ガスの方が
 遥かに合理的でかつエネルギー効率も高いのに、
 何をとち狂って嵩張るバイオマスを輸入するのか。
 (しかもそのコスト増加分を払うのは国民である)」

「エネルギー政策のリテラシーが果てしなく低い安倍と省庁のせいで、
 バイオマス利用が「破綻必至」の地獄へ向けて驀進しているのだ」

「日経新聞では昨年「バイオマス発電8割動かず」と報じられているのに、
 無能で愚かな安倍と省庁は何一つ対策を行っていない。
 公益を毀損している両者の歳費や退職金をばっさりカットするのが至当であろう」

「無能で愚かな安倍や省庁とは対照的に、
 政策の恩恵が乏しい分野でこそ真のイノベーションが進んでいる」

「バイオマス熱利用(木材乾燥)の廃熱で水耕栽培を行ったり、
 「ナガイモ発電」のように廃棄物を収益化したり、
 地方発の工夫の方が安倍や省庁よりも遥かに優れているのだ」

「最近でも、堆肥化していた糞尿からバイオガスを生み出したり、
 木質バイオマスの熱利用性能を高めた新製品が昨年に出るなど、
 頭の悪い官邸や政府を放置して民間からの新しい動きの方が優秀である」

「経産省内でも、安倍に媚び諂わない良識派のキャリアは
 今のバイオマスがいかに愚劣でいかに公益を毀損するか分かっている筈だ。
 こうした優秀な日本企業の技術をこそ政策支援しなければならない」

「バイオマスの熱利用やコージェネを推進しないから地方経済が衰退するのだ」とも
当ウェブログが予言した通り、北海道の大停電でも理解出来ない愚か者は国政の場から駆除すべきだ。

▽ 大型発電所の電気を買うと、地方自治体では数十億円規模もの富が域外流出する

『里地里山エネルギー - 自立分散への挑戦』(河野博子,中央公論新社)


「安倍政権を選挙で叩き潰さないと、地方経済が病み衰えるばかり」とも警告したが、
悲しいことながら早くも北海道で大規模な被害が生じた。次はバイオマス産業の「壊滅」だろう。

「経産省が遅れに遅れ「やっと」メガソーラーを固定価格買取から外すようだ。
 自らのエネルギー政策が有害で無駄が多いと認めた訳で、
 矢張り「太陽光バブル」の大部分は安倍+経産省が「犯人」である。
 (信賞必罰で余計な国民負担を生じさせた彼らの給与を大幅カットすべきだ)」

「しかも歪んだエネルギー政策で国益を毀損した安倍+経産省は、
 バイオマス発電でも有害なバブルを生じさせた「戦犯」でもあり、
 輸入燃料でも買取対象にするという犯罪的な規制緩和を行い、
 盛大に今現在も国益を損なっている最中である」

「しかし悪行には天罰が下るものである。
 日本は海外でもバイオマス燃料で「買い負け」しており、
 自らの無能と失政を実証してしまっている始末だ」

「愚昧なエネルギー政策に固執する安倍+経産省を尻目に
 竹中工務店と埼玉県下水道局がバイオガス・コージェネを開発、
 東北おひさま発電もバイオガスのコージェネ事業を始めている」

「バイオガスは欧州における研究で採算性が低いことが知られているが、
 流石は日本企業である。巧みにコージェネ化し効率を高めている。
 優秀な日本企業にはこのように技術があるのに、安倍+経産省がそれを活かせないのだ」

「福島原発事故後に「日本ではコージェネ余地が少ない」などと
 偉そうに吹聴する人間がいたが、彼らが嘘つきか知的怠惰であることは明白だ。
 事実を直視すれば工夫と意欲が足りないだけの話であることが容易に理解できる」

「「日本企業は優秀で技術もあるが、安倍+経産幹部は保守退嬰で既得権擁護」
 という図式は一向に変わっていないばかりか、益々深刻化している」

「安倍政権も経産省もエネルギー効率の概念すら理解しておらず、
 カネをバラ撒いて無駄を増やし、地方を病み衰えさせている」
と指摘した通り、彼らこそ国益に反する無能なエネルギー政策を推進する元凶である。

 ↓ 参考

竹中工務店と埼玉県下水道局がバイオガス・コージェネ開始、政府より賢い - 安倍+経産省は落伍者に
http://blog.goo.ne.jp/fleury1929/e/22bc4c8372291dbcc28007fdf82d459f

バイオマス発電所の8割超が稼働できず、安倍自民の果てしない程度の低さ - 輸入燃料が急増し本末転倒
http://blog.goo.ne.jp/fleury1929/e/385733f97d82430c85fd38381e6b9850

「竹バイオマス発電」山口県で開始、年6億円超の収入に - 藤崎電機が国内で10万kWを超える発電事業計画
http://blog.goo.ne.jp/fleury1929/e/886c1c945e7c2c8f3b6ee0ba7af3fb7d

木質ペレット使用で電気代500万円超カット、1500万円の収益 - バイオマスの本流は発電ではなく熱
http://blog.goo.ne.jp/fleury1929/e/d035182138a98a3abeb8e84da604b8f

使用率はたった「1%」、東北電力の詐欺的なバイオマス発電 - エネルギーロスが余りに多過ぎる
http://blog.goo.ne.jp/fleury1929/e/b33bcc3ded959352a719167775284ea6

▽ バイオマスで何万人もの雇用を創出したドイツは、コージェネを区別して買い取る仕組み

『日本林業はよみがえる―森林再生のビジネスモデルを描く』(梶山恵司,日本経済新聞出版社)


バイオマス発電は普及するか 秋田で見た成功例と課題(日本経済新聞)
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO51222080R21C19A0X11000/
バイオマス発電に対する関心が高まっている。大型台風が相次ぎ上陸するなど気候変動リスクが強まるなか、太陽光や風力に比べ天候に左右されない電源となる。秋田市にある「国産」のバイオマス発電所は地元と連携を深め、事業を軌道に乗せた。一方、固定価格買い取り制度(FIT)の認定を受けた案件の8割は稼働していない。秋田市の発電所や周辺を歩き、普及の可能性と課題を探った。
 秋田県央にある秋田空港から日本海側へ車…〔以下略〕”

この通り、発電のみのバイオマス利用は既に大失敗に終わっている。
メガソーラーに匹敵するようなとんでもない無駄を生み出す失敗政策である。
輸送費の安い国産の端材やチップを利用し、必ずコージェネにしなければならない。
それでこそ低炭素も経済効果も最大になるのだ。


静岡・御前崎港のバイオマス発電、中部電・鈴与商事が出資(日本経済新聞)
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO52363900Z11C19A1L61000/
”中部電力と鈴与商事は19日、静岡県御前崎港でのバイオマス発電事業に出資すると発表した。同発電事業は出力7万4950キロワットで、発電電力量は一般家庭約17万世帯分に相当する。2021年4月に着工し、23年7月から運転を始める。中部電力は発電した電力を全量買い取り、電源の多様化を進める。
〔中略〕
 再生可能エネルギー発電を手掛けるレノバが設立した合同会社御前崎港バイオマスエナジー(東京・中央)に対し、中部電力が34%、鈴与商事が10%ずつ出資するほか、レノバが38%、三菱電機クレジット(東京・品川)が18%を出資する。
 発電設備は御前崎市と牧之原市に設置し、木質ペレットとパームヤシ殻を燃焼させて発電する。二酸化炭素(CO2)を排出するが、植物などが大気中から吸収したCO2のため環境に与える負荷は小さいとされる。”

電力大手の絡むバイオマスは、自社が儲かるために制度を「利用」するだけでなく
エネルギー効率も地域波及効果も極めて低く最悪の案件ばかりだ。
ライフサイクル・アセスメントの概念を理解していないだけでなく
アジアからバイオマスをかき集めて環境破壊をもたらしているとの指摘もなされている。


新潟市など出資の新電力、市施設へ供給 電気代削減(日本経済新聞)
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO47441790X10C19A7L21000/
”新潟市と第四北越フィナンシャルグループ(FG)は17日、JFEエンジニアリングと共同で地域新電力会社を設立した。11月から同市内の公共施設向けに電力を小売りする計画だ。事業開始により市の電気代を年間で約3000万円削減できる見込みで、二酸化炭素(CO2)など温暖化ガスの排出を減らす狙いもある。
 同市西区の「新田清掃センター」のごみを燃やした際の排熱で発電した電力を調達し、101カ所の公共施設に供給する。供給対象となる施設の電力使用量の約6割を市内で発電した再生可能エネルギーで賄える見込みだという。
〔中略〕
 新潟市は事業で得た収益の一部を使い、蓄電池や発光ダイオード(LED)といった省エネルギー機器の投資に振り向ける方針で、国際的な課題である温暖化ガスの削減を市内で一段と強化する。
 市やJFEエンジなどは将来的に、電力の調達先を太陽光や風力など再エネ由来の発電所にも広げ、民間企業に対しても電力を供給する方針だ。一連の事業を通じて市内の再エネ利用を拡大し、緊急時の電源確保など災害への備えも強化する。 ”

とにかくバイオマスは小規模・地域分散で持続可能性が重要だ。
ごみ発電は効率性としてはいま一つだがバイオマス発電よりましだ。
(熱利用も行っていれば良いのだが……)


宇都宮のLRTはごみ発電でGO! 市、新電力設立へ(日本経済新聞)
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO45628680T00C19A6L60000/
宇都宮市は2022年3月開業予定の次世代型路面電車(LRT)を市内のごみ焼却場で発電した電力で動かす方針だ。市と民間企業の共同出資で設立する新電力からLRT運行会社が電力を購入する。全国で初めて全線新設するLRTを再生可能エネルギーで運行して、環境に優しい乗り物としてアピールする。
 ごみ焼却場「クリーンパーク茂原」はごみを燃やした際に出る熱をボイラーに供給し、生じた蒸気でタービンを回して発電して…〔以下略〕”

従って、新潟より宇都宮の方が合理的で正しいバイオマス利用である。
ボイラーで熱利用してからLRTに電力供給というお手本のような事例だ。


下関市の下水施設、ガス発電が稼働 中国電に売電(日本経済新聞)
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO43291260T00C19A4LC0000/
”山口県下関市の下水処理施設「山陰終末処理場」で発生したガスを活用する発電設備が稼働した。山口合同ガス(下関市)、神鋼環境ソリューション、ヤンマーエネルギーシステム(大阪市)の3社の企業グループが運営し、再生可能エネルギー固定価格買い取り制度(FIT)を利用して中国電力に売電する。下関市はガス代や土地使用料で年2000万円程度の収入を見込む。
 発電設備の出力は300キロワット。効率を維持しながらガス発生量の変動に柔軟に対応できるように25キロワットの発電機を12基設置した。年間発電量は一般家庭約800世帯に相当する約270万キロワット時を想定している。〔以下略〕”

ごみ発電はこちらの記事に見るように規模が小さい。
これはバイオマス資源の特性に基づく必然的な限界で、
「大規模」なバイオマス利用は悉く無駄が多いと断言しても良い。
この下関の案件も、宿泊施設等に熱供給できるようにすれば良かったものを。。
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