↑ USD/JPY(infoseek)急激に切り返して正念場
市場に変化が見られます。
中印株式が停滞する一方で(印の不調は理由不明)、
相変わらず好調の独DAXとNYの強さが目立ちます。
これで不動産価格が明確な上向きに転じたら
アメリカ経済の本格回復と結論づけて良いでしょう。
(現時点ではそれはまだ先だと思う)
「ドル円の史上最高値更新は「あるか」ではなく
既に「いつ」の問題となっています」
「ドル円の史上最高値更新はもう確定、
中印株式とコモディティは高々と舞うことになるでしょう」
との見通しを維持します。ドル円の史上最高値は
来年になるかもしれないと考えています。
↓ EUR/JPY(infoseek)中途半端な位置
↓ AUD/JPY(infoseek)ポジティブサプライズは出たがここからが重い
アメリカ経済が意想外の回復を見せています。
つい先月には考え難いことでしたが、連続する指標好転と
下がらない株価のため、市場に嬉しい驚きが広がっています。
ユーロ下落、債務危機めぐるEU首脳会議控え=NY市場(reuters)
http://www.asahi.com/business/news/reuters/RTR201012110016.html
”10日のニューヨーク外国為替市場では、ユーロが対ドルで下落した。ユーロ圏債
務危機への対処をめぐり加盟国間の意見対立が懸念されているが、16─17日の
欧州理事会(EU首脳会議)でこうした懸念がさらに高まり、ユーロは来週も軟調
な地合いが続くとみられる。
来週のEU首脳会議では、ユーロ圏債務危機の波及問題が主要な議題となるとみら
れているものの、独仏両国が10日、ユーロ救済基金の拡大、および債務危機問題
への対処を目的としたユーロ圏共同債券の発行構想に対して否定的な立場を示した
ことで、今回の首脳会議で有意義な進展が得られる見込みは薄くなった。
バークレイズ・キャピタルの外為ストラテジスト、アループ・チャタージー氏は、
「(ユーロ圏債務危機に対する)何らかの解決策が示されるまで、ユーロは対ドル
で圧迫され続ける」と指摘。「ユーロはソブリン債危機から脱却できるとみている
が、そのためには明らかに政治的な意思が必要になる」と述べた。
電子取引システムEBSで、ユーロ/ドルは0.1%安の1.3227ドル。一時は
1.3178ドルまで下落した。市場関係者は、ユーロの下値支持線は1.3150
ドルにあり、これを突破した場合、次の支持線は200日移動平均の1.3115
ドル近辺にあるとみている。
ドル/円は0.3%高の83.94ドル。週初からの上昇率は1.6%となる。
オバマ大統領が共和党指導部と合意した大型減税延長案により米経済成長が押し上
げられるとの期待から、米国債利回りが急上昇。これを受け、ドルは対円で上昇し
ている。
ウェルズ・ファーゴの外為戦略部門を統括するニック・ベネンブロク氏は「短期的
には、米国債利回りがドル相場の主要な牽引役となるとみている」と述べた。
14日には米連邦公開市場委員会(FOMC)が予定されているが、市場では総額
6000億ドルの国債を追加的に買い入れ方針には変更はないとの見方が広がって
いる。
バークレイズ・キャピタルのチャタージー氏は、今後も堅調な米経済指標の発表が
続くと予想。「米国債利回りはさらに上昇し、高リスク資産の地合いは底堅く推移
するとみている。このため、ドルは円やユーロなどの低金利通貨に対して上昇する
と予想している」と述べた。
一部アナリストからは、日米長期金利差の現在の水準からすると、ドル/円はスポ
ット取引で87─88円のレンジで推移するのが妥当との見方も出ている。
フルクラム・アセット・マネジメントのマクロストラテジスト、バシレイオス・ギ
キオナキス氏は「円は過大評価されている」と指摘、ドル/円は短期的に85円近
辺で推移すると予想した。同氏はドル/円の適切な水準は100─104円として
いる。”
→ いきなり強気が増えましたがこのような時は反落に注意です。
指標や金利次第でセンチメントはいくらでも変わりますので。
今はまだ「好転したら売り、心理悪化したら買い」の
一進一退の市況から抜けていません。
ただ円が過大評価されているのは間違いない。
ドル円が完全に底打ちする時に東証は必ず上に抜けます。
IMM通貨先物、米ドルの売り越しが4週連続で減少=CFTC(reuters)
http://www.asahi.com/business/news/reuters/RTR201012060001.html
”米商品先物取引委員会(CFTC)が発表したIMM通貨先物の取組(11月30
日までの週)によると、ドルの売り越しが4週間連続で減少した。
CFTCとロイターのデータによると、円、ユーロ、ポンド、スイスフラン、カナ
ダドル、豪ドルに対するドルの売り越し額は85億5000万ドル。前週は97億
4000万ドルだった。
また英ポンドが9月28日までの週以来初めて売り越しに転じた。ユーロは2週間
連続で売り越しとなった。”
→ ドルの買戻しがほぼ一巡したものと推測されます。
従ってドルを更に押し上げるにはかなりの力が新たに必要でしょう。
それなりにショートがたまっているユーロの方が
ドルより下がらない可能性もある。
東京外為市場・正午=ドル83円後半、豪ドルが相場を主導(asahi.com)
http://www.asahi.com/business/news/reuters/RTR201012090041.html
”正午のドル/円は、ニューヨーク市場午後5時時点に比べややドル安の83円後半
で推移している。午前の外為市場は豪ドルが主導。予想を大きく上回るオーストラ
リアの雇用統計を受けて豪ドルが急伸し、ドルが売られてドル/円も84円を割り
込んだ。リスクを取りやすい地合いになったことから、ユーロもドルに対して反発
した。
<「強烈」だった豪雇用統計>
日本時間の午前9時半にオーストラリアの11月雇用統計が発表されると、豪ドル
は0.9852米ドル付近まで急上昇。さらに上値を伸ばし、一時は0.9885米
ドル付近まで上げた。
オーストラリアの11月就業者数は5万4600万人増で、市場予想の1万900
0人増を大きく上回った。「人口2000万人の国で単月でこれだけ雇用が増えて
いるのは強烈な出来事。一時は大幅に後退していた次の利上げ観測が鎌首をもたげ
てきた」(外為どっとコム総合研究所の植野大作社長)との声が聞かれた。このと
ころ豪ドルは、商品市況の下落や中国の利上げ観測で軟調に推移していた。
しかし中国が今週末にも利上げに踏み切るとの観測は根強いことから、「豪ドルは
値が荒れそうだ」(国内銀行)との声もあった。
〔中略〕
日本の財務省が発表した11月28日から12月4日の対外証券投資は、中長期債
が7623億円の売り越しだった。中長期債の売り越しは3週連続。国内銀行が米
国債を処分しているとみられ、「米長期金利の上昇と一致している」(財務省筋)
という。
<欧州債務懸念はいったん後退>
ユーロも対ドルで上昇。1.32ドル台半ばから1.33ドル台に乗せ、一時1.3
323ドル付近まで上げた。市場の関心が米経済や米債利回りに移ったことから、
欧州債務問題に対する懸念はいったん後退。オーストラリアの雇用統計が予想以上
に好調だったこともあり、「リスクを取りやすい地合いになった」(邦銀)との声
が聞かれた。”
→ これは木曜の報道、豪ドルが急伸した直後。
市場の反応がよく分かります。
資源国経済への追い風は明確です。
但し豪ドルが明確に上に抜けるためには
中国株が伸びユーロが安定しなければならないと思います。
尚、ドル関連の記載を省略しましたので
関心のある方は元記事をどうぞ。
◇ ◇ ◇ ◇
注目銘柄。金ETFはここまでとします。
金価格連動型上場投資信託(大証二部 1328) 3,200 → 3,360
丸紅(東証一部 8002) 404 → 437 / 453 → 587 / 450 → 587
542 / 494
三菱商事(東証一部 8058) 1,700 → 1,890 / 1,914 → 2,442
2,287 → 2,442 / 2,129
2,046
マツダ(東証一部 7261) 232
201 → 238
ユナイテッドアローズ(東証一部 7606) 1,044 → 1,215
1,087
SUMCO(東証一部 3436) 1,743 → 2,014
1,590 → 1,793
住友金属鉱山(東証一部 5713) 1,492
昭和シェル石油(東証一部 5002) 987 → 1059 / 966
716 → 723 / 688
銅価格の上昇は丸紅にポジティブです。
金先物、27年10カ月ぶり高値=東京市場(時事通信)
http://news.goo.ne.jp/article/jiji/business/jiji-101207X783.html
”ニューヨーク金塊先物相場の最高値更新を受け、7日午前の東京工業品取引所の金
先物も小幅続伸し、最も活発に取引される2011年10月決済物が一時、前日比
8円高の1グラム当たり3789円と、1983年2月以来、約27年10カ月ぶ
りの高値をつけた。
米国の追加金融緩和観測や欧州の金融・財政不安を背景に、ニューヨーク金は6日
の日中立ち会い終了後の電子取引で、大きく上昇。東京市場では個人投資家などの
買いが入った。”
→ ゴールドは歴史的な高値に達しましたが
その後に急反落しています。
米経済の回復期待が高まるとゴールドの上値は抑制されるので
買いから入る場合には要注意です。
◇ ◇ ◇ ◇
【 いとすぎの為替ポジション 】
週初はドルショートでしたが82円台で跳ね返されたので
まずいと思ってロングに反転しロスを取り返しました。
(その分は煩雑なので省略)
週央から再度ドルショートとしています。
2010/12/08 84.10 USD/JPY Lev ×1.5 (ショート)
2010/09/10 77.52 AUD/JPY Lev ×1.5 (ショート)
2010/05/03 87.43 AUD/JPY Lev ×3.0
2010/03/31 85.75 AUD/JPY Lev ×1.5 (ショート)
現在 > 83.89 豪ドル/円(損益146%)← 今年の損益率
110.96 ユーロ/円
◎ 2008年秋~09年末の損益率(手数料等除外)> 353%
▼ ポジション解消済み
2010/11/26 111.24 EUR/JPY Lev ×1.5 (ショート)
2010/11/15 113.30 EUR/JPY Lev ×1.5 (ショート)
2010/11/04 115.10 EUR/JPY Lev ×1.5 (ショート)
2010/09/16 79.57 AUD/JPY Lev ×1.5 (ショート)
2010/09/24 112.68 EUR/JPY Lev ×1.5
2010/07/15 76.20 AUD/JPY Lev ×1.5 (ショート)
2010/06/29 77.09 AUD/JPY Lev ×1.5 (ショート)
2010/06/17 78.07 AUD/JPY Lev ×1.5 (ショート)
2010/06/04 78.18 AUD/JPY Lev ×1.5 (ショート)
2009/07/22 76.77 AUD/JPY Lev ×1.5 (ショート)
2010/04/21 86.74 AUD/JPY Lev ×1.5 (ショート)
2010/04/23 86.88 AUD/JPY Lev ×3.0
2010/04/13 86.28 AUD/JPY Lev ×1.5 (ショート)
2010/04/01 86.40 AUD/JPY Lev ×1.5 (ショート)
2009/10/29 83.08 AUD/JPY Lev ×1.5
2009/10/29 82.75 AUD/JPY Lev ×1.5
2010/03/04 80.12 AUD/JPY Lev ×1.5
2010/02/16 81.15 AUD/JPY Lev ×1.5
2009/11/04 81.01 AUD/JPY Lev ×1.5 (ショート)
2010/01/29 80.01 AUD/JPY Lev ×1.5 (ショート)
2009/12/11 81.38 AUD/JPY Lev ×1.5 (ショート)
2010/01/06 84.86 AUD/JPY Lev ×1.5 (ショート)
…以下省略…
「資源国通貨は底打ちしました。
豪中銀は政策金利を引き上げ始めており、
豪ドルは緩やかな上昇トレンドに入っています」
中長期的な見通しは変更ありません。
「82円から72円のレンジ圏を想定」
豪ドルの短期的な見通しも変化なし。
「豪ドルは80円台前半で大きな抵抗に遭う」
豪ドルもユーロも一度は下がらないと上に抜けないでしょう。
……ユーロが正念場を迎えています。
※ くれぐれも投資家各位で御判断下さい。
※ このウェブログを参考とし、めでたく投資収益を得られた方は、
収益への課税分を社会に貢献する組織・団体に寄付して下さい。
(当ウェブログの こちらのカテゴリーも御覧下さい。)
市場に変化が見られます。
中印株式が停滞する一方で(印の不調は理由不明)、
相変わらず好調の独DAXとNYの強さが目立ちます。
これで不動産価格が明確な上向きに転じたら
アメリカ経済の本格回復と結論づけて良いでしょう。
(現時点ではそれはまだ先だと思う)
「ドル円の史上最高値更新は「あるか」ではなく
既に「いつ」の問題となっています」
「ドル円の史上最高値更新はもう確定、
中印株式とコモディティは高々と舞うことになるでしょう」
との見通しを維持します。ドル円の史上最高値は
来年になるかもしれないと考えています。
↓ EUR/JPY(infoseek)中途半端な位置
↓ AUD/JPY(infoseek)ポジティブサプライズは出たがここからが重い
アメリカ経済が意想外の回復を見せています。
つい先月には考え難いことでしたが、連続する指標好転と
下がらない株価のため、市場に嬉しい驚きが広がっています。
ユーロ下落、債務危機めぐるEU首脳会議控え=NY市場(reuters)
http://www.asahi.com/business/news/reuters/RTR201012110016.html
”10日のニューヨーク外国為替市場では、ユーロが対ドルで下落した。ユーロ圏債
務危機への対処をめぐり加盟国間の意見対立が懸念されているが、16─17日の
欧州理事会(EU首脳会議)でこうした懸念がさらに高まり、ユーロは来週も軟調
な地合いが続くとみられる。
来週のEU首脳会議では、ユーロ圏債務危機の波及問題が主要な議題となるとみら
れているものの、独仏両国が10日、ユーロ救済基金の拡大、および債務危機問題
への対処を目的としたユーロ圏共同債券の発行構想に対して否定的な立場を示した
ことで、今回の首脳会議で有意義な進展が得られる見込みは薄くなった。
バークレイズ・キャピタルの外為ストラテジスト、アループ・チャタージー氏は、
「(ユーロ圏債務危機に対する)何らかの解決策が示されるまで、ユーロは対ドル
で圧迫され続ける」と指摘。「ユーロはソブリン債危機から脱却できるとみている
が、そのためには明らかに政治的な意思が必要になる」と述べた。
電子取引システムEBSで、ユーロ/ドルは0.1%安の1.3227ドル。一時は
1.3178ドルまで下落した。市場関係者は、ユーロの下値支持線は1.3150
ドルにあり、これを突破した場合、次の支持線は200日移動平均の1.3115
ドル近辺にあるとみている。
ドル/円は0.3%高の83.94ドル。週初からの上昇率は1.6%となる。
オバマ大統領が共和党指導部と合意した大型減税延長案により米経済成長が押し上
げられるとの期待から、米国債利回りが急上昇。これを受け、ドルは対円で上昇し
ている。
ウェルズ・ファーゴの外為戦略部門を統括するニック・ベネンブロク氏は「短期的
には、米国債利回りがドル相場の主要な牽引役となるとみている」と述べた。
14日には米連邦公開市場委員会(FOMC)が予定されているが、市場では総額
6000億ドルの国債を追加的に買い入れ方針には変更はないとの見方が広がって
いる。
バークレイズ・キャピタルのチャタージー氏は、今後も堅調な米経済指標の発表が
続くと予想。「米国債利回りはさらに上昇し、高リスク資産の地合いは底堅く推移
するとみている。このため、ドルは円やユーロなどの低金利通貨に対して上昇する
と予想している」と述べた。
一部アナリストからは、日米長期金利差の現在の水準からすると、ドル/円はスポ
ット取引で87─88円のレンジで推移するのが妥当との見方も出ている。
フルクラム・アセット・マネジメントのマクロストラテジスト、バシレイオス・ギ
キオナキス氏は「円は過大評価されている」と指摘、ドル/円は短期的に85円近
辺で推移すると予想した。同氏はドル/円の適切な水準は100─104円として
いる。”
→ いきなり強気が増えましたがこのような時は反落に注意です。
指標や金利次第でセンチメントはいくらでも変わりますので。
今はまだ「好転したら売り、心理悪化したら買い」の
一進一退の市況から抜けていません。
ただ円が過大評価されているのは間違いない。
ドル円が完全に底打ちする時に東証は必ず上に抜けます。
IMM通貨先物、米ドルの売り越しが4週連続で減少=CFTC(reuters)
http://www.asahi.com/business/news/reuters/RTR201012060001.html
”米商品先物取引委員会(CFTC)が発表したIMM通貨先物の取組(11月30
日までの週)によると、ドルの売り越しが4週間連続で減少した。
CFTCとロイターのデータによると、円、ユーロ、ポンド、スイスフラン、カナ
ダドル、豪ドルに対するドルの売り越し額は85億5000万ドル。前週は97億
4000万ドルだった。
また英ポンドが9月28日までの週以来初めて売り越しに転じた。ユーロは2週間
連続で売り越しとなった。”
→ ドルの買戻しがほぼ一巡したものと推測されます。
従ってドルを更に押し上げるにはかなりの力が新たに必要でしょう。
それなりにショートがたまっているユーロの方が
ドルより下がらない可能性もある。
東京外為市場・正午=ドル83円後半、豪ドルが相場を主導(asahi.com)
http://www.asahi.com/business/news/reuters/RTR201012090041.html
”正午のドル/円は、ニューヨーク市場午後5時時点に比べややドル安の83円後半
で推移している。午前の外為市場は豪ドルが主導。予想を大きく上回るオーストラ
リアの雇用統計を受けて豪ドルが急伸し、ドルが売られてドル/円も84円を割り
込んだ。リスクを取りやすい地合いになったことから、ユーロもドルに対して反発
した。
<「強烈」だった豪雇用統計>
日本時間の午前9時半にオーストラリアの11月雇用統計が発表されると、豪ドル
は0.9852米ドル付近まで急上昇。さらに上値を伸ばし、一時は0.9885米
ドル付近まで上げた。
オーストラリアの11月就業者数は5万4600万人増で、市場予想の1万900
0人増を大きく上回った。「人口2000万人の国で単月でこれだけ雇用が増えて
いるのは強烈な出来事。一時は大幅に後退していた次の利上げ観測が鎌首をもたげ
てきた」(外為どっとコム総合研究所の植野大作社長)との声が聞かれた。このと
ころ豪ドルは、商品市況の下落や中国の利上げ観測で軟調に推移していた。
しかし中国が今週末にも利上げに踏み切るとの観測は根強いことから、「豪ドルは
値が荒れそうだ」(国内銀行)との声もあった。
〔中略〕
日本の財務省が発表した11月28日から12月4日の対外証券投資は、中長期債
が7623億円の売り越しだった。中長期債の売り越しは3週連続。国内銀行が米
国債を処分しているとみられ、「米長期金利の上昇と一致している」(財務省筋)
という。
<欧州債務懸念はいったん後退>
ユーロも対ドルで上昇。1.32ドル台半ばから1.33ドル台に乗せ、一時1.3
323ドル付近まで上げた。市場の関心が米経済や米債利回りに移ったことから、
欧州債務問題に対する懸念はいったん後退。オーストラリアの雇用統計が予想以上
に好調だったこともあり、「リスクを取りやすい地合いになった」(邦銀)との声
が聞かれた。”
→ これは木曜の報道、豪ドルが急伸した直後。
市場の反応がよく分かります。
資源国経済への追い風は明確です。
但し豪ドルが明確に上に抜けるためには
中国株が伸びユーロが安定しなければならないと思います。
尚、ドル関連の記載を省略しましたので
関心のある方は元記事をどうぞ。
◇ ◇ ◇ ◇
注目銘柄。金ETFはここまでとします。
金価格連動型上場投資信託(大証二部 1328) 3,200 → 3,360
丸紅(東証一部 8002) 404 → 437 / 453 → 587 / 450 → 587
542 / 494
三菱商事(東証一部 8058) 1,700 → 1,890 / 1,914 → 2,442
2,287 → 2,442 / 2,129
2,046
マツダ(東証一部 7261) 232
201 → 238
ユナイテッドアローズ(東証一部 7606) 1,044 → 1,215
1,087
SUMCO(東証一部 3436) 1,743 → 2,014
1,590 → 1,793
住友金属鉱山(東証一部 5713) 1,492
昭和シェル石油(東証一部 5002) 987 → 1059 / 966
716 → 723 / 688
銅価格の上昇は丸紅にポジティブです。
金先物、27年10カ月ぶり高値=東京市場(時事通信)
http://news.goo.ne.jp/article/jiji/business/jiji-101207X783.html
”ニューヨーク金塊先物相場の最高値更新を受け、7日午前の東京工業品取引所の金
先物も小幅続伸し、最も活発に取引される2011年10月決済物が一時、前日比
8円高の1グラム当たり3789円と、1983年2月以来、約27年10カ月ぶ
りの高値をつけた。
米国の追加金融緩和観測や欧州の金融・財政不安を背景に、ニューヨーク金は6日
の日中立ち会い終了後の電子取引で、大きく上昇。東京市場では個人投資家などの
買いが入った。”
→ ゴールドは歴史的な高値に達しましたが
その後に急反落しています。
米経済の回復期待が高まるとゴールドの上値は抑制されるので
買いから入る場合には要注意です。
『日経会社情報』2011年新春号 2011年 01月号 |
◇ ◇ ◇ ◇
【 いとすぎの為替ポジション 】
週初はドルショートでしたが82円台で跳ね返されたので
まずいと思ってロングに反転しロスを取り返しました。
(その分は煩雑なので省略)
週央から再度ドルショートとしています。
2010/12/08 84.10 USD/JPY Lev ×1.5 (ショート)
2010/09/10 77.52 AUD/JPY Lev ×1.5 (ショート)
2010/05/03 87.43 AUD/JPY Lev ×3.0
2010/03/31 85.75 AUD/JPY Lev ×1.5 (ショート)
現在 > 83.89 豪ドル/円(損益146%)← 今年の損益率
110.96 ユーロ/円
◎ 2008年秋~09年末の損益率(手数料等除外)> 353%
▼ ポジション解消済み
2010/11/26 111.24 EUR/JPY Lev ×1.5 (ショート)
2010/11/15 113.30 EUR/JPY Lev ×1.5 (ショート)
2010/11/04 115.10 EUR/JPY Lev ×1.5 (ショート)
2010/09/16 79.57 AUD/JPY Lev ×1.5 (ショート)
2010/09/24 112.68 EUR/JPY Lev ×1.5
2010/07/15 76.20 AUD/JPY Lev ×1.5 (ショート)
2010/06/29 77.09 AUD/JPY Lev ×1.5 (ショート)
2010/06/17 78.07 AUD/JPY Lev ×1.5 (ショート)
2010/06/04 78.18 AUD/JPY Lev ×1.5 (ショート)
2009/07/22 76.77 AUD/JPY Lev ×1.5 (ショート)
2010/04/21 86.74 AUD/JPY Lev ×1.5 (ショート)
2010/04/23 86.88 AUD/JPY Lev ×3.0
2010/04/13 86.28 AUD/JPY Lev ×1.5 (ショート)
2010/04/01 86.40 AUD/JPY Lev ×1.5 (ショート)
2009/10/29 83.08 AUD/JPY Lev ×1.5
2009/10/29 82.75 AUD/JPY Lev ×1.5
2010/03/04 80.12 AUD/JPY Lev ×1.5
2010/02/16 81.15 AUD/JPY Lev ×1.5
2009/11/04 81.01 AUD/JPY Lev ×1.5 (ショート)
2010/01/29 80.01 AUD/JPY Lev ×1.5 (ショート)
2009/12/11 81.38 AUD/JPY Lev ×1.5 (ショート)
2010/01/06 84.86 AUD/JPY Lev ×1.5 (ショート)
…以下省略…
「資源国通貨は底打ちしました。
豪中銀は政策金利を引き上げ始めており、
豪ドルは緩やかな上昇トレンドに入っています」
中長期的な見通しは変更ありません。
「82円から72円のレンジ圏を想定」
豪ドルの短期的な見通しも変化なし。
「豪ドルは80円台前半で大きな抵抗に遭う」
豪ドルもユーロも一度は下がらないと上に抜けないでしょう。
……ユーロが正念場を迎えています。
※ くれぐれも投資家各位で御判断下さい。
※ このウェブログを参考とし、めでたく投資収益を得られた方は、
収益への課税分を社会に貢献する組織・団体に寄付して下さい。
(当ウェブログの こちらのカテゴリーも御覧下さい。)