現在公開中です。
タイが良い国だとは屢々聞きますが、
私はそちらへ好んで出かける日本人の方々を見ると
「本当だろうか?」という疑問が拭えませんでした。
江戸時代の山田長政の活躍と非業の最期を本で読む限り、
権謀術数が多く油断のできない地に思えます。
……最近は邦人同士の刑事事件まで発生しており、
寧ろ日本人の方が信用できないとの話も出ています。
タイはこの作品を上映禁止にするそうですが、
そこではなく問題改善の事実で争って欲しいところ。
映画『闇の子供たち』の紹介
http://www.walkerplus.com/movie/title/mo6057.html
私はタイの性産業に対する寛容な文化が
こうした罪深い悪習の一因だと考えます。
キリスト教圏やイスラム圏では
社会的圧力が遥かに強いです。
また、率直に言ってタイに屢々出かける日本人男性に
質の良くない方々が混じっていると私は思います。
現地の方々に悪い印象を与えているのではないかと
心配でなりません。
ところでこの映画には毎日新聞が制作協力しており、
このような記事が出ていました。
妻夫木聡:「使命かもしれない」 衝撃の問題作「闇の子供たち」全国100館で公開へ(毎日新聞)
http://mainichi.jp/enta/cinema/news/20080914mog00m200026000c.html
” タイを舞台に人身売買、幼児売買春という衝撃的な題材を描
いた映画「闇の子供たち」(阪本順治監督)で、フリーカメラ
マン役を演じた妻夫木聡さん(27)が14日、阪本監督とと
もに都内の映画館で大ヒット御礼舞台あいさつを行った。妻夫
木さんは「この映画を見てどう思ったか、どう考えたかが未来
につながると思う。考えることが行動につながると思うので、
こうやって知ってもらえることがうれしい」と真摯に語った。
映画は「血と骨」などで知られる作家の梁石日さんの同名小説
(幻冬舎文庫)が原作。臓器密売の問題を取材する江口洋介さ
ん(40)演じるバンコク支局の日本人記者・南部、それに協
力するバックパッカーのフリーカメラマン・与田(妻夫木さん)
、宮崎あおいさん(22)演じるボランティアのNGO職員・
音羽の3人が、金のために子供の命まで奪われるというおぞま
しい実態を知り、タイ社会の暗部へと足を踏み入れ、それぞれ
が過酷な運命をたどっていく……という問題作だ。
妻夫木さんは、脚本に目を通した後、「あまりにも救いがない」
と出演を断るつもりで阪本監督に会ったことを告白。しかし、
「自分にできるのは演じることだけだ。これは使命かもしれな
い」と考え、その場で「やります」と答えていたという。また、
自らの役どころについては「与田は普通にいる僕ら自身。一番
感情移入しやすい役なのかなと思い、そのまま演じて、あまり
余計なことはしていない」と話した。
阪本監督は、「知らなかったことを知り、たじろぎ、カメラと
いう武器で何ができるか模索する。妻夫木君の役は僕自身です。
皆さんにも妻夫木君を通じて同じ体験をしてほしい」と思いを
語った。さらに、日本では15歳未満の子供が臓器移植を受け
られず、海外での手術を選択するしかない現状も指摘、「日本
の子供がカンパを集めて移植手術のために海外に渡る、という
ニュースを見たら、そういった裏側の日本の状況にも興味を持
ってほしい」と呼びかけていた。
同作品は、8月2日から単館系上映作品として全国7館で公開。
重いテーマながら客足も良く、情報誌「weeklyぴあ」の
劇場出口調査で、満足度第1位になるなど幅広い年齢層の観客
から高い評価を得ており、上映を申し込む劇場が殺到。
全国100館以上での公開も決定した。有楽町スバル座(東京
都千代田区)、シネマライズ(同渋谷区)ほか全国大ヒット公
開中。PG12指定。”
全文を引用させて頂きました。
「何かをする」時だけでなく
「何かをしない」ことにも責任が生じる現実。
意外と観客が入っていて驚いたのですが、
この作品、PG-12ではまずいと思うのです。
何も知らない親が子連れで来たら、
説明に困るのではないでしょうか。
原作がもともと小説ですので
露悪趣味と言われても抗弁できないところがあります。
特に思春期の女子には絶対見せてはいけません。
病的な性の最も嫌な面を剥き出しにしているので
殴られる以上のショックを受けます。
PG-16くらいまでにしておかないと。。
そんな指定はないのですが。
ラストシーンは南部ではなく
恵子と救出された子供にすべきだったと考えます。
あの終幕のお蔭で後味が非常に悪くなっています。
苦渋は前に、希望は後に持ってくるだけで違いますから。
◇ ◇ ◇ ◇
▽ 心優しい方にはこちらの方が良いです。
映画『おくりびと』の紹介
http://www.walkerplus.com/movie/title/mo6033.html
作品の素性の良さを感じるので、今度観に行ってきます。
↓ タイアップ本でしょうか。
タイが良い国だとは屢々聞きますが、
私はそちらへ好んで出かける日本人の方々を見ると
「本当だろうか?」という疑問が拭えませんでした。
江戸時代の山田長政の活躍と非業の最期を本で読む限り、
権謀術数が多く油断のできない地に思えます。
……最近は邦人同士の刑事事件まで発生しており、
寧ろ日本人の方が信用できないとの話も出ています。
タイはこの作品を上映禁止にするそうですが、
そこではなく問題改善の事実で争って欲しいところ。
映画『闇の子供たち』の紹介
http://www.walkerplus.com/movie/title/mo6057.html
私はタイの性産業に対する寛容な文化が
こうした罪深い悪習の一因だと考えます。
キリスト教圏やイスラム圏では
社会的圧力が遥かに強いです。
また、率直に言ってタイに屢々出かける日本人男性に
質の良くない方々が混じっていると私は思います。
現地の方々に悪い印象を与えているのではないかと
心配でなりません。
ところでこの映画には毎日新聞が制作協力しており、
このような記事が出ていました。
妻夫木聡:「使命かもしれない」 衝撃の問題作「闇の子供たち」全国100館で公開へ(毎日新聞)
http://mainichi.jp/enta/cinema/news/20080914mog00m200026000c.html
” タイを舞台に人身売買、幼児売買春という衝撃的な題材を描
いた映画「闇の子供たち」(阪本順治監督)で、フリーカメラ
マン役を演じた妻夫木聡さん(27)が14日、阪本監督とと
もに都内の映画館で大ヒット御礼舞台あいさつを行った。妻夫
木さんは「この映画を見てどう思ったか、どう考えたかが未来
につながると思う。考えることが行動につながると思うので、
こうやって知ってもらえることがうれしい」と真摯に語った。
映画は「血と骨」などで知られる作家の梁石日さんの同名小説
(幻冬舎文庫)が原作。臓器密売の問題を取材する江口洋介さ
ん(40)演じるバンコク支局の日本人記者・南部、それに協
力するバックパッカーのフリーカメラマン・与田(妻夫木さん)
、宮崎あおいさん(22)演じるボランティアのNGO職員・
音羽の3人が、金のために子供の命まで奪われるというおぞま
しい実態を知り、タイ社会の暗部へと足を踏み入れ、それぞれ
が過酷な運命をたどっていく……という問題作だ。
妻夫木さんは、脚本に目を通した後、「あまりにも救いがない」
と出演を断るつもりで阪本監督に会ったことを告白。しかし、
「自分にできるのは演じることだけだ。これは使命かもしれな
い」と考え、その場で「やります」と答えていたという。また、
自らの役どころについては「与田は普通にいる僕ら自身。一番
感情移入しやすい役なのかなと思い、そのまま演じて、あまり
余計なことはしていない」と話した。
阪本監督は、「知らなかったことを知り、たじろぎ、カメラと
いう武器で何ができるか模索する。妻夫木君の役は僕自身です。
皆さんにも妻夫木君を通じて同じ体験をしてほしい」と思いを
語った。さらに、日本では15歳未満の子供が臓器移植を受け
られず、海外での手術を選択するしかない現状も指摘、「日本
の子供がカンパを集めて移植手術のために海外に渡る、という
ニュースを見たら、そういった裏側の日本の状況にも興味を持
ってほしい」と呼びかけていた。
同作品は、8月2日から単館系上映作品として全国7館で公開。
重いテーマながら客足も良く、情報誌「weeklyぴあ」の
劇場出口調査で、満足度第1位になるなど幅広い年齢層の観客
から高い評価を得ており、上映を申し込む劇場が殺到。
全国100館以上での公開も決定した。有楽町スバル座(東京
都千代田区)、シネマライズ(同渋谷区)ほか全国大ヒット公
開中。PG12指定。”
全文を引用させて頂きました。
「何かをする」時だけでなく
「何かをしない」ことにも責任が生じる現実。
意外と観客が入っていて驚いたのですが、
この作品、PG-12ではまずいと思うのです。
何も知らない親が子連れで来たら、
説明に困るのではないでしょうか。
原作がもともと小説ですので
露悪趣味と言われても抗弁できないところがあります。
特に思春期の女子には絶対見せてはいけません。
病的な性の最も嫌な面を剥き出しにしているので
殴られる以上のショックを受けます。
PG-16くらいまでにしておかないと。。
そんな指定はないのですが。
ラストシーンは南部ではなく
恵子と救出された子供にすべきだったと考えます。
あの終幕のお蔭で後味が非常に悪くなっています。
苦渋は前に、希望は後に持ってくるだけで違いますから。
◇ ◇ ◇ ◇
▽ 心優しい方にはこちらの方が良いです。
映画『おくりびと』の紹介
http://www.walkerplus.com/movie/title/mo6033.html
作品の素性の良さを感じるので、今度観に行ってきます。
↓ タイアップ本でしょうか。
『おくりびと』(百瀬しのぶ,小学館) |