太陽に ちりちりと燃え さるすべり
中村 梅士 Baishi
今日は風があって、その分多少涼しくはあったが、日
中の暑さは都会の輻射熱もあって、殺人的だった。
マラソンをやっている女子学生に、一緒に走りましょ
と誘われたが、やっぱりこの暑さにしり込みした。
実際、日中に走って帰ろうとしたが、続かなかった。
神社で頭から水を被ったが、オーバーヒートには効果
がなかった。
そんな中で、走り込んでいるランナーがいたが、太陽
熱で走っているかのようであった。
公園には随分前から百日紅が紅色の花をつけている。
散りながら咲き続ける根気の長い花である。
公園の木にはアブラゼミを簡単に見つけることができ
た。
警戒心の強い蝉のはずだが、近づいても逃げなかった。
よほど暑いのであろう。
農産物の認証制度「GAP」の基準を満たさないとオ
リンピック村への農産物納入業者としては認められない
のだと言う。
農産物の認証制度「GAP」とは結局は、オリンピッ
ク組織委員会の掲げる基準なのだろう。
結局は、役人の机上の基準である。
安心、安全、高品質というためのさまざなま要求はよ
いとして、コストの問題を考えると、到底採算が合わな
いだろうことも推測できる。
それを、PRコストと考えることも自治体や農協の判断
としてはあるのだろうが、生産者が負担できるコストで
はないだろう。
公務員社会主義が要求するハードルと言えるのではな
いか。
そうしたオリンピックコストが一般消費者価格に転嫁
されても困る。
オリンピック主催者の買い手市場というのは、傲慢で
はないのか。
コストに見合わなければ、取引しなければよい。
それだけのことだ。
オリンピックの独占企業体化は、オリンピズムの精神
に反するものとして、反省されるべきである。
日本国独立宣言・神聖九州やまとの国
New Asia Happiness Party