大晦日 残り火を吹く カンナかな
梅士 Baishi
草枕 旅にあらねば 膳もなく
大晦日にはあれこれと思っていたが、山にも温泉にも
行かず、一時間走った心地よい疲れのままに、矛を納
めた。
これで良しとしよう。
馳走も温泉もないが、旅の宿、もはやこれまで、ぼお
と過ごすのもよかろう。
自由とは、そういうものだ。
ジョギング最後の場所は9勝6敗、先週の四敗がきいて、
腹の脂身を来年に持ち越すことになった。
走り納めに川沿いを走っていると、カンナの花が残り
火のように赤く風に吹かれて燃えている。
ずいぶんと長持ちの花であることよ。
途中に立ち寄った筥崎宮は、屋台の準備が進んでいた。
午前零時に向けて、沢山の参拝客で賑わうのだろう。
学生でもあれば、午前零時から三郡縦走するところな
のだが、どうもそういう冒険の行動力はわいてこない。
除夜鐘のころには熟睡していることであろう。
さて、動乱の丙申2016年も、朝方福島を震度4程度に
揺らしたものの、もはやこれまでと言うところか。
夕刻5時には日が暮れるので、いっそう、終わったなあ
と言う気分になる。
除夜のミサイルなんてのはないだろうしなあ。
そういえば、大宰府の飛び梅が大晦日に開花したそう
である。
20年ぶりの年末開花ということだが、梅の花が咲いて
くれたら、わが世の春である。
めでたい。
錦を飾って、本年のブログ納めといたします。
どちらさまも、良いお年をお迎えください。
日本独立宣言・神聖九州やまとの国
幸福実現党応援隊・中村梅士党