木枯らしの 枝に雀の 賑やかし
梅士 Baishi
昨日からの強風は木枯らしに変わった。
これで紅葉の季節が終わった。
木枯らしとはいえ、今朝の気温は10℃、まだ冷たい
風が心地よい。
強風に揺れる小枝に、今朝も雀たちがにぎやかだ。
食べ残した夕ご飯は、ちゅんこ達の朝ご飯になる。
雀の隙間に、メジロや鶯が俊敏に枝渡りをする。
正岡子規が毎日見ていた庭の風景のようである。
今日は天皇誕生日、今上陛下83歳の誕生日であ
る。
といっても、小旗を振りに出かけたいかというと、そ
れはない。
それほどの親しみを持って育ってはいない。
現人神という権威や風格も感じられない。
未だに敗戦の象徴でもある。
生前譲位問題が出てからは、一層、悲壮感が漂う。
天皇制は護持したいが、それは、日本の3000年に
も及ぶ万世一系の伝統と、「君臨すれども統治せず」と
いう祭政一致の伝統だからである。
未だ、日本は植民地の界隈を彷徨っているが、天皇
制は日本独立の道標であり日本人のプライドでもある。
しかし、そうした権威を失っているところに、天皇制の
危機が感じられる。
植民地憲法下にあって、天皇の靖国参拝は難しかろ
うが、本来は、内閣の「助言と承認」など無用の最高神
官としての自律的公務である。
宮内庁の指示も及ぶべきではない。
内閣も公務員らも、神官の権限はないからである。
そもそも、靖国参拝無くして天皇の戦後も終わるまい。
英霊に対する最高神官としての天皇の倫理でもある
はずである。
「戦犯」を祀っていると非難されるいわれもない。
ましてや、数千万人におよぶ自国民の虐殺国家チャ
イナや、悪霊的「恨」のコリアンたちへの配慮は無用で
ある。
実に忌々しい。
「そのことが、皇位継承者としての終生の心残りです」
と申されていただきたいものである。
日本独立宣言・神聖九州やまとの国
幸福実現党応援隊・中村梅士党