冬苺 これより先は 山深く
中村 梅士 Baishi
南蔵院駅の裏山は、若杉山にも通じるへんろの山地で
ある。
その入り口はタヌキが出入りするような横道であり、
知る人も少ないであろう。
急な坂を上り始めるところに人家があるが、それがか
えって人を遠ざける。
その急な坂路の脇に、冬苺の赤い実が光った。
木苺の仲間だが、落ち葉で山に日が入る季節に実がな
るので、目立ちやすい。
おいしそうにも見える苺だが、食べると固く、酸っぱ
い。
細い棘に覆われているので、食べられることもなく、
宝石のような孤高を保っている。
これより先は、へんろ路とはいえ、険しさを感じさせ
る。
もっとも、登り詰めると車道になり、子安観音に至る。
そこの急で長い鉄製の階段を、ゴーン、ゴーンと足音
を響かせながら登り切るころにははあはあと息が切れる。
しかし、そこが、春の紫木蓮と枝垂れ桜の見事な花咲
じじいの名所である。
さらにその上にも車道が上っている。
ルート外なので行ったことがなかったが、上ってみる
ことにした。
すると、特別養護老人ホームが行きどまりになってい
た。
人気もなく、姥捨て山のような気味悪さを感じさせた。
もしかして、鉄格子でも入っているのだろうか。
老人ホームは、散歩道のある街中に置くべきである。
だから、運動公園を作るべきなのだ。
姥捨て山ではいけない。
民間の有料老人ホームは都心部に増えているが、公営
のものは姥捨て山である。
これが、公務員の人権感覚なのだろう。
マスコミはグレタ批判を悪魔の所業でもあるかのように
報道する。
しかし、真相は逆である。
グレタには悪魔が入っているのだ。
しかも、レーニンである。
グレタは共産党の操り人形に他ならない。
これを非難し、嫌うのはリーダーとして当然の感覚で
あろう。
北欧の復興を願うのはよいとしても、共産主義による
支配を環境左翼思想で実現しようとするのが「CO2によ
る地球環境破壊論」の正体である。
CO2は植物の光合成を活性化して酸素供給量を増やす
効果がある。
食料増産にも有効だ。
問題は、緑地を破壊する乱開発である。
産業規制ではなく、緑地破壊活動をこそ規制するべき
なのだ。
ノアの大洪水を砂漠地帯で起こすためにはどうしたら
よいかをこそグレタに問うべきである。
日本国独立宣言・神聖九州やまとの国
New Asia Happiness Party
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