SUZUKI HI (CA19A/B) の駆動系のパーツ取り

2016-10-31 09:20:18 | SUZUKI Hi & Hi-R
Hiの駆動系の質問をいただいたのをいい機会に
いつ手に入れたか?全く忘れましたが
予備パーツから駆動系のパーツを取り外しちゃいましょう。

画像を見て、突っ込みどころ満載かもしれませんが
どうしても気になる方やなにかを知りたい方は
コメントでご意見や質問でもしてくださいね

黄色丸はプラスドライバーを使用して取り外すプラスネジ
水色丸はノックピンの位置です。

プラスネジがさびで回らない時はインパクトドライバーを使用すると思いますが
車体にエンジンがついていた方が、外しやすいかもしれません。
このエンジンの物は酷くなかったので軽く叩く程度で外れましたが…

ただ、ノックピンはクラッチ側の方が錆が酷くちょっとてこずりました。

プラスチックハンマーで根気よく叩きながら
中から、こんな感じでゴミ(?)が落ちてきます。

駆動系のカバー外した感じ

エンジン側

駆動系パーツを外していきますが
車体番号などによって若干パーツの数が違いようです。

キックギアの形状違いからパーツの数が違いますね
今回のは上の画像(パーツリストより)タイプです。

下の画像の黒い樹脂製のパーツはオイルポンプに使っているようですので
パーツリストではオイルポンプのページを参照してください。(FIG.8あたり)

17mmソケットと歯車タイプのホルダー工具を使用

左から2番目のワッシャーは向きがあるので要注意

ギア部分を取り外した感じの画像

プーリーを外すんですが、今回はクラッチ側パーツも取り外すので
プーリーを外す前にVベルトを外します

下の画像のようにつまんでベルトの張りを緩くして取り外します。

プーリーを外しましたが、ボスは付いたままです。

下の画像はプーリー部分のパーツまで外したところ

指先の部分に注目

出来ればこの切り欠き部分を上向きにしておいた方がいいと思います

セルスタータギア取外し

先ほど切り欠き部分を上にしていたところに「キー」というパーツ名のものがあります
下の画像(パーツリストより)で15番のパーツ

このエンジンのキーは取れませんでしたが、
取れたり、落ちたりするかもしれませんので要注意
なぜかって?過去の記事を見たら私の馬鹿さがわかります。

言い訳…なくても使えてたんですよ(セルスタート)
見えないどこかに、負荷がかかってしまっているかもしませんが…

さて、プーリー側のパーツとVベルトを取り外しました。

プーリーの状態はこんな感じで、ボスも取れないので付ついたままです。

裏側はこんなにきれいです。

カバーを外すんですが、意外と固いので要注意

カバーが外れましたが、ローラーが動いちゃいました
ボスもまだ付いたままです。

ボスはじっくりピストン運動をして取り外します

これでプーリー側パーツの取外し完了

クラッチ側のパーツも取り外します。
14mmソケットとピンタイプのホルター工具を使用

これで駆動系パーツ一式取外し完了です。

錆はしょうがないでしょうが、削れってどんな削れ具合だろう?
(何か参考にでもなれば…)
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