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全館輻射熱冷暖房住宅システムの開発者・福地建装・代表取締役会長
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行政と環境について…北斗市

2008年05月08日 22時39分07秒 | Weblog
成木1本あたりの炭酸ガス吸収量は年間6.0kgと言われています。これは文献によっても大きな数値の違いがあり、成木と言っても広葉樹や針葉樹、その成木の大きさによっても異なってくるのでしょう。しかし、樹木や植物がCO2を吸収する事実は公知の事実です。

成木に限らず植物は太陽エネルギーを利用して二酸化炭素と水から有機物と酸素を作り出します。【CO2 + H2O + 112kcal → [CH2O] + O2】この公式は、光合成で合成された有機物は、植物体そのものが生きるために一部が呼吸して消費し、葉・枝・幹・根っこから再び大気にCO2が放出され、残った有機物が植物の成長に回される事になり、この「成長量」がCO2量に相当する事を表しているのだそうです。気持ちだけ判ったような気がするのですが…

北斗市では、市民に供給する水を確保するためのダム付近に存在する民間の山林を、環境保全のために市の財源で、その山林を買い取るなどの事業を実践しておりました。
ダム付近は相当な山奥にあり、樹木が生い茂っているのですが資産価値として乏しいものです。この民間所有のままですと森林伐採などを行う場合も考えられ、治水などの課題もあり、市有山林にする事で末永く自然環境を保持する事がねらいです。

人間1人が排出するCO2量は、年間約10tにも及ぶと言います。
電気1kwで約0.5kg、都市ガス1立方メートル約2.2kg、石油1リッター約2.5kg、そして水道1立方メートル約0.35kgのCO2 が排出されると言います。つまり我々人間が普通に生きると言う事だけで大量のCO2 を排出し、地球温暖化を進めている事になります。

極端に言えば人間が生活する事そのものが公害だとも言えるのでしょう。
その我々市民の一人ひとりが何が出来るを考えなければなりません。
今年は北海道洞爺湖サミットが開催され、環境問題が大きなテーマとなりそうです。
我々ファース本部もそのサミット記念として「住まいと環境フォーラム」来る6月7日土曜日に北斗市総合市民ホールで開催する事になり、北斗市役所を訪問し、フォーラム後援のお願いをして参りました。

写真は向って右が総務部長の藤井義洋さん、左が市民部長の滝口直人さんです。
この後、高谷副市長さんとも懇談し、北斗市の実力者の方々と懇談してきました。
我が街北斗市は、環境問題とも毅然と取り組んでいる様子を垣間見れ、とても安堵しました。
夜は蓄熱暖房機熱の開発メーカーさんと特殊暖房機の開発プロジェクトを作る事となりました。
明日は家庭裁判所で調停業務を予定しています。
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