能登をめぐる1泊2日の撮影バスツアーに参加しました。
能登は一度ゆっくり行きたいと思っていたところ、行ってみたい場所が網羅されている
バスツアーを見つけました。
参加者は24名、うち女性は6名でほとんどの人が一人参加でした。
バスはまず奥能登の“のと里山海道”を進み、二本の滝が寄り添うように流れているという男女(なめ)滝へ。
右側の本流が女性、左の支流がが男性の滝とか。
逆の様に思えますが、緩やかな傾斜を流れる女滝と細く急峻な流れの男滝を表している
のだそうです。
男女滝を撮った後、バスはやがて日本海に面した間垣の里の大沢集落に入ってきました。
竹の垣根が家の周りを取り囲むこの地ならではの独特の風景です。
間垣はここ上大沢町と大沢町の二か所で見ることが出来ます。
この間垣は、日本海から吹き付ける冬の強風と、夏の日差しを遮ることにも使われているとか。
この地に生きる人たちの生活の知恵なのでしょうね。
以前テレビで能登の紹介の時見たことがありますが、実際に目にするのは初めでです。
続いて、もうひとつの集落の大沢町にある大沢漁港にやって来ました。
間垣に囲まれた家々の前には日本海が広がる漁場になっています。
何艘もの船が入り江を取り囲むように並んでいました。
いかにものんびりとした鄙びた漁村という感じです。
ここでは何が獲れるのでしょう。
こんな船場の風景を見るのも久しぶりでした。
海に面した間垣の前にのんびりとくつろぐおじさんの姿が印象的でしたが、この間垣の囲いの中には、
ジュースの販売機がありました。
ここでは何でも間垣の中にあるようで、、、、
民家はもちろん、、、
間垣の門をくぐると、ここは旅館になっていました。
さらにここは、駐在所です。
こんな場所まで、ここでは全てが間垣の中にある不思議な光景です。
民家の間垣の中庭では、らっきょ漬けの準備に忙しく働くおばさんの姿がありました。
”庭で出来たらっきょはおいしいよ!”と声をかけてくれ、一つ頂戴しました。
こんな交流が出来るのも旅の楽しみです。
この後バスは、今回のメインになる白米千枚田に向かいました。
日本海に沈む夕日と棚田を撮るのが目的ですが、、、、