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風のたより

つれづれに

          ミュンヘン滞在記 その15     オリンピック公園とBMWワールド

2013-09-09 | ミュンヘン滞在記




2020年の夏季オリンピックは、ついに東京で開催されることになりましたね。
7日午後10時(ミュンヘン時間)開催地が発表されるブエノスアイレスからのライブ中継を
見ていました。

前回の東京オリンピックから実に56年ぶりとか。
今回のオリンピック招致委員の方々の喜びも大きかったことでしょうが、異国で聞く東京オリンッピック
開催のニュースはことさら嬉しいニュースでした。


オリンピックといえば、ここミュンヘンでも1972年に開催され、今その会場の跡地は市民の憩いの場と
して大いに利用されています。







ミュンヘンオリンッピックの記憶はほとんどないのですが、今は公園となったオリンピック公園には
今回何度か訪れるチャンスがありました。

ミュンヘンオリンピックというと、当時はこの変わった屋根の構造が話題になったようです。
サスペンション構造といわれ、吊り下げられた屋根の下にはマストを立ててケーブルを張り、テントのような
しなやかな曲線が重力を分散して空間を広く使う構造だったようです。







遠方から見たメインスタジアムの一部分です。

メインの道路からすぐで、今もその姿は変わっていないようです。
当時はこの道路もかなりの混雑したことでしょう。







今は市民の公園として使われ、Rちゃんと娘と訪れた時には移動遊園地が設置されていました。







メインスタジアムだった会場の手前には、スイミングホールがあり、多くの人々が泳ぎを楽しんでいました。
かつてここでは各国の選手による熱気あふれる競技がくり広げられたのでしょう。







オリンッピック公園はとにかく広く、広い緑の丘の向こうには小山があるほどで、そこからミュンヘン市内が
見渡せるようですがまだ登っていません。







この公園の入り口近くにあるのが、世界の名車として名高いBMWのショールームです。
ミュンヘンといえばBMWの生まれた地として有名ですね。

手前が近未来的な建物のBMWワールドで、その先にエンジンのシリンダーを模した円筒形を4つ組み
合わせたような形をした本社ビルが建っています。
どちらもユニークですね。







今回入ったのはBMWワールド。
誰でも無料で入れ、いろいろの車やバイクの展示をじかに見ることができます。
車好きのファンにとってはたまらない場所でしょうね。







ここBMWワールドはショールームのほかに商談会場にもなっているようで、この日も多くの見学者や
商談者が来ていました。







この若いカップルも熱心に品定め??

さすがにBMWの街だけに街を走る車はこのBMWが多いようです。
BMWというと日本人からすると高値の花の感じですが、ミュンヘンの市民にとってはどうなんでしょう??







会場には車の心臓部ともいえるエンジン部分の展示もありました。
私には猫に小判ですが、知る人が見ればどんなに素晴らしいものかわかるのでしょうね。







たくさん並んでいる車を見る若い見学者。
ドイツ車はどっしり安定感があり、さすが世界の名車だけのことはありますね。

でもかなり小型の車も走っているのも見かけました。
ドイツで、このミュンヘンでという感じもしましたが、車の世界もいろいろのようです。


尚、BMWは(Bayerische Motoren Werke AG 、バイエルン発動機株式会社)のことで
ドイツのバイエルン州ミュンヘンを拠点とする自動車および自動二輪車、エンジンメーカーで
車の中央の青と白はバイエルン王ヴィッテルスバッハ家の紋章に起源を持つ旧バイエルン王国、
現在のバイエルン州旗にちなむものとのことです。

               ミュンヘン滞在記 その14     バスと地下鉄のチケット

2013-09-05 | ミュンヘン滞在記




はや9月に入り、ミュンヘンは朝晩はぐっと涼しくなりました。
お姉ちゃんになったRちゃんの幼稚園も夏休みが終わり新学期が始まりました。
幼稚園の送り迎えに出る娘に代わり、その間二人目の孫のMちゃんはバーバが預かっています。

今日はそんな中、空き時間を縫ってもう一度ミュンヘン中央駅に行ってみました。
8月まであった定期券が切れたので今日はバスも地下鉄も自分で切符を購入しなければなりません。
まづはこのバス停から~~~







いつも利用しているバスがやってきました。
ミュンヘン市内はバスも電車もほぼ10分間隔で運行されています。
そして時間も正確のようです。






これがバスの中の券売機です。
すべてドイツ語表記なのでさっぱりわかりませんが、ネットで調べたり娘に聞いたりして何とか
購入できました。

右のオレンジのボタンの左側の上から三番目(K)は短時間の切符で1.30ユーロでした。
ちなみにドイツでは、ユーロはオイロと発音するようです。






バスを降りてここからU(地下鉄)へ降ります。
ミュンヘンにはUバーンとSバーンの地下鉄が走っています。






ここはいつも利用していたU3のホームです。
ホームにはSOSの設置がしっかりとされています。







今日は今まですっかり慣れたU3とは違いU1で行くことになりました。
初めて使う電車ですが利用方法は同じなのですが、、、、







地下鉄の券売機の前でうろうろ、、、
今までは1か月定期でバスも地下鉄もトラムも自由に乗り降りできたので実際に切符を買うことがなかったのです。

近くにいたご婦人に英語で尋ねたら”ごめんなさい。わからないわ”というようなしぐさでした。
券売機を何度見てもわからず困っていると若い女の子がやってきました。

目的地までを言うとゾーン1でいいと教えてくれやっと切符をゲット。ヤレヤレです。







ということで、、、、やっとU1のホームに降りてきました。
切符は買った時点でホーに下りる前に改札の代わりに設置されている打刻機に切符を通し
日付と時刻を打ちます。







地下鉄に乗るとすぐにベビーカーを押した若い女性が犬を連れて乗り込んできました。
ミュンヘンではベビーカーも犬も地下鉄もバスもOKのようでよく見かけます。

特に犬はしっかりと飼育されているのか大声で吠えることもなく静かに横になっている姿に感心します







そうこうしているうちに、もうミュンヘン中央駅に無事着きました。
ホームを下りてわからないなりに道を進んでいくと、前回来た見慣れた駅に出ました。







駅を一歩出ると今日もミュンヘン市内を回る観光バスが走っているのが見えました。
私はこの観光バスに乗ることもなく、すべて歩きで回った感じがします。(笑)







駅構内のパン屋さん、品数が豊富ですね。
ちょっと駅構内で買い物をした後軽いランチを食べたら娘が幼稚園にお迎えに行くまでに
戻らないと、、、







ミュンヘン駅構内には日本語表記の券売機があると聞いていたのですが、、、、??

あちこち見まわしてやっと発見!!!
ありましたありました!!
国別の国旗の中に日本の国旗もありました。







ミュンヘン中央駅には、これだけの国の言葉での表記がされた券売機があることがわかりました。







日本語表記の中身はこんな感じです。
これならわかります。
一番上のシングルチケット、ゾーン1を買えばいいと分かりました。2.60ユーロでした。







帰りは地下鉄を下りてバスに乗り換えるところにあるショッピングセンターで、娘に頼まれた
買い物です。

ヨーロッパの店でよく見かけるレジの周りの光景です。
買ったものはコンベアーの上に並べて前に進みます。
次の人との間には区切りの棒のようなものを入れます。
レジにいる人は座ってレジを通し、買った品物は次々と流れてくるので
手早に持参した買い物袋に入れなくてはなりません。
買った品物が多いと結構あわてます。

買い物を済ませ、約束の時間までに戻れた自分にちょっぴり満足した半日でした。