風のたより

つれづれに

         木曽川夕景

2011-06-04 | 木曽川の風景



               ゆったりと流れる木曽川の夕暮れ。
               久しぶりにトワイライトのこの時間に、木曽川沿いを歩いてみました。

               1日から始まった木曽川鵜飼の屋形舟が、ゆっくりと川面を動いていきます。





               屋形船の乗船はここから。
               今日も若いお嬢さん方でいっぱい。
               梅雨の晴れ間となったこの日は湿度もなく爽やかな川風が心地よく、、、、





               今日の主役の川鵜たちも鵜舟に乗ってスタンバイです。
               お食事はこの日の仕事のために減らされているのだとか、、、、





               夕闇の迫る中、いよいよ屋形船の出発!!
               船の中には夕食が用意され、鵜飼見物をしながら優雅な一時が楽しめます。





               乗客を乗せた屋形舟は岸を離れ、一度下流へ、、、
               一周した船は向きを変え今度は上流へと向かい、漁をする鵜舟と合流します。





               しばしの遊覧を楽しんだ後は、いよいよ鵜飼のショーの始まりです。
               辺りはいつしか日も落ち真っ暗に、、、、
               船の舳先の篝火がショーを一層盛り上げています。





               乗客の下船の頃には陽もとっぷりと暮れ、川面に落ちる光だけが浮かんで、、、
               空を覆っていたトワイライトの柔らかな夕空もいつしか消えて、、、


               6月1日から始まったこの木曽川鵜飼は10月15日まで毎日行われています。



      ドクダミの花

2011-06-01 | 季節の草花




            今日から早6月に入りました。
            今、しとしとと小雨が降っています。
            この地方も先月末には例年より早く梅雨に入りました。

            爽やかな時期も終わり、いよいよじめじめと鬱陶しい梅雨の到来ですね。






            朝から降りだした雨に、庭先に咲きだしたドクダミの花にも小雨がふりそそいでいます。
            裏山に自生していたドクダミの花が、いつの間にかこんなところにも咲きだして、、、







            ドクダミの花ことばは「白い追憶」。
            純白の花びらは過去をしのび、昔を思い出すにはぴったりの様な、、、、

            でも一見花びらに見える部分は実は苞と言い、花はその中にある細長い花穂のこの黄色い
            部分だとか。
            ご存知でしたか?
            私は知りませんでした。







            白い清楚な花の割にはドクダミとは、、、、

            どうやら名前の由来は独特の臭いから、毒溜め(ドクダメ)がドクダミへと変化したと言われています。
            真相はどうなんでしょうね。

            でも私は何故かこの白いドクダミの花が大好きです。







            この時期になると勢いよく咲きだすドクダミの花、今日は早速お気に入りのガラスの器に入れて、、、
            今年もまたこのガラスの器の出番の時期になりました。

            繁殖力の強いドクダミの花、しばらくは庭で、そして器の中で楽しめそうです。







            こちらは庭に一斉に咲きだしたつつじの花。
            びっしりとついた花は今が満開のようです。







            白い花とは対照的に鮮やかなピンクのつつじが雨の庭を明るくしてくれています。





            小雨にぬれるつつじの花とドクダミの花、我が家の庭に梅雨の時期のしばしの共演です。