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朝市を撮った後、バスは国道249号線を北上し曽々木海岸にある窓岩ポケットパークに着きました。
国道の向こうに、岩の一部が窓のように開いている岩が見えました。
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窓岩は、岩の真ん中に直径2mほどの穴が開き、窓の様に見える奇岩です。
運が良ければ窓の中にピッタリと納まった夕日をみることができるということでしたが
季節的にも今回それは出来ませんでした。
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海岸の周りにはゴツゴツした岩が目立ちます。
よく見ると海岸には大小の丸い石が転がり色もいろいろで綺麗です。
私はここで変わった縞模様の石を拾い旅の土産にしました。
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さらに海岸を歩き、ちょっと離れた位置から窓岩を眺めます。
この辺りは冬は日本海からの激しい波が打ち付け、波の花が大量に発生するのだそうです。
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窓岩を撮った後は、バスはさらに北上し「垂水の滝」に着きました。
「垂水の滝」は高さ15mの断崖から直接海へ落ちる珍しい滝なのだそうです。
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またこの滝は、冬は日本海から吹きつける強風のため水が舞い上がり滝壺まで落ちてこないという
不思議な現象もみられるそうです。
今の時期の水しぶきを見ただけでも、いかにもそうなりそうな感じがします。
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岩場の外れからは、通ってきた輪島の漁港がかすかに見えています。
この岩場でワカメを捕っている女性がいました。
すぐ後ろの民宿を経営する人で、話をしているうちに捕りたてのワカメを“ どうぞどうぞ持ってって”
と分けてくれました。
近くにいたお仲間数名と、ありがたく新鮮そのもののワカメをいただきました。
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これがそのワカメで、右の石は曽々木海岸の窓岩海岸で拾った縞模様の石です。
この石は家に持ちかえり、今トイレの手洗いの所へ置いています。
水が流れるたびに綺麗な縞模様がはっきりと浮かび上がりとっても気に入っています。
ワカメは家で熱湯に入れたら綺麗な緑色になり、今お味噌汁の具に使い重宝しています。
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次に訪れたのは、奥能登塩田村にある揚げ浜塩田です。
ここはNHK連続テレビ小説「まれ」の舞台としても有名になった場所のようです。
ドラマを見ていないのですが、特集で能登の取材の一コマとして紹介されているのを見ました。
500年も前からこの珠洲に伝わる伝統の製塩法だそうです。
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茅葺屋根のある作業場の裏に回ってみました。
独特の岩場が広がっています。
九州宮崎の海岸で見たことのある“鬼の洗濯岩”によく似ています。
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ちょうど浜には漁師さんの姿がありました。
昔はここから桶で塩水をくみ上げ日に何度も運んだそうですが、“今はポンプでくみ上げてるよ”
とのことでした。
岩場の隅に青いポースが確かにありました。
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この後、この漁師さんは小舟を操り沖に出て行きました。
能登半島のこの辺り珠洲の海は、寒流と暖流が混ざり合い、プランクトンが豊富で潮の流れが速いので
海水は綺麗で魚も鮮度がいいとか。
船の中にどんな魚を持ち帰るんでしょう。
きっとどれも新鮮で美味しいんでしょうね。
羨ましい!!
さらにバスは進みます。
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