日本競泳女子のエースの池江選手が白血病を公表されたニュースは、ただただ驚きでした。
2020東京オリンピックを目前に控えた今、なんで今???
きっとご本人は我々の驚きとは比較にならいほどのショックを受けられていることでしょう。
強い意志をもっている方なので、きっと全快されることと信じます。
勿論人間と猫では違いはあると思いますが、先月亡くなったキキも猫の白血病でした。
キキが亡くなったことは直接にはドイツにいる二人の孫娘達には伝えていませんでしたが
たぶん娘から聞いたのか二人からバーバを気遣う手紙が届きました。
きっと寂しくしていることが何となく気になっているのでしょう。
バーバからのお返事がほしいというので、さっそくお手紙と一緒にキキとジジの写真をいっぱい
プリントアウトして一緒に送りました。
二人の孫娘にとっては、初めて見るキキとジジです。
きっと二人ともこの写真を見て、我が家でのキキとジジのことを分かってくれるでしょう。
孫娘達がドイツに行く前にいたのは、モモスケ君でしたので、、、
そのモモスケ君も2017年12月に14歳で亡くなってしまって、、、
モモスケ君をなくしてから、ほどなくして出会ったのがキキとジジでした。
”日本に戻ったらキキとジジを見に来てね!”と約束していたのに、、、(涙)
その夢は、とうとう叶いませんでした。
せめて確かにバーバの家にキキとジジがいたことを知ってほしくて、、、
ちょうどジジがいなくなった頃から、なんだかキキの様子が変わってきていました。
どことなく今までのような元気がなく、動きも少なくなり鳴くこともぐっと減りました。
そんな様子を、やっぱり今まで一緒だった兄弟猫がいなくなったせいで寂しいのだろうと
勝手に解釈していたのですが、、、、
実際は事態はもっと深刻な症状が始まっていたのです。
日を追うごとにご飯の食べる量が減り,時々荒い息遣いをすることがあり、最後の頃はその
息遣いの異様さにやっと異変を気づき病院に行った時には、すでにお腹に大きな悪性リンパ腫
(2*4)が見つかり手の施しようがありませんでした。
この時すでに胸に水もたまっていて呼吸困難とかなりの貧血があったことが後でわかりました。
元気がなく、じっとしていたのは今思えばそのためだったのです。
本当に可哀そうなことをしましたが、それまで気づきませんでした。
生き物を飼っていると、いつかは来る別れの時ですが、猫白血病ウイルスの保菌者だった
キキとジジにワクチンの接種や去勢手術はかえってストレスを与え発症の原因となり
二人の寿命をちじめてしまったのではないかと悔いる日々です。
まだまだこの思いは消えず”キキちゃん、ジジちゃん、ごめんね。”と繰り返す毎日です。
良かれと思ってしたことが、裏目に出たのではないかと思えて仕方がありません。
この写真がキキを撮った最後の写真になってしまいました。
ジジもどこかでと思うと辛い思いです。