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                 ミュンヘン滞在記 その9    ヴィクトアリエン市場

2013-08-06 | ミュンヘン滞在記




この日はミュンヘン市民の台所として有名なヴィクトアリエン市場を訪ねてみました。
中心街のマリエンプラッツから歩いて数分の場所にあるこの市場は、ミュンヘンの最大の青果市場として
1807年に開設されたとか。
広大な広場には140ものいろいろのお店が立ち並んでいます。







お店を覗いてみると、まず目に付くのは彩り豊かな野菜のお店。
品数も豊富で、日本ではあまり見かけないこんな変わった野菜類も、、、、







白い三角形のこの野菜は?
キャベツのようでもあり、形からするとキャベツのようでもなし、、、







海のないミュンヘンには、あまり生のお魚類は少ないと思っていましたっが、ガラスケースの中には
美味しそうな新鮮なお魚がいろいろ並んでいました。







生の魚のほかにも、こんな調理された魚も、、、
これもデリカテッセンというのかもしれません。







市場のシンボルはこの高い可愛いポール。
これはマイバウムというのだそうです。

英語で言うとメイポール、つまり5月の木の意味で、ヨーロッパ各地でよく見かけるもので5月の1か月間
春のお祭りのために建てられていたようですが、ここヴィクトアリエン市場では一年中立っているようです。







大きな木の下にはミュンヘン料理とビールを楽しむ人々がこの日もいっぱい!!
一般市民のほかに、きっとドイツ各地からやってきた観光客が多いのかもしれません。







大きなビールジョッキをウエイターが忙しげに各テーブルに運んだりしていましたが、
またこうして並んで買う人々もいっぱい!!







大きな木の下はどこもいっぱい!!
日差しを避けて皆木の下がいいようです。

今年のミュンヘンはいつもの年より気温が高いようで、日陰は涼しいのですが日差しの下は
石畳からの照り返しが思いのほかきつく結構暑いのです。






ベンチに座りたかったのですが、どこもいっぱい。
それにドイツの方々の中に入る勇気はなく、この日のランチはお店の高いテーブルの上ですることに。
美味しそうなソースがかかった魚のフライとポテトとライス、そしてサラダとクランベリーののったヨーグルトを注文。







日本にはこうして立って食べるお店はまずありませんが、ヨーロッパでは見かけることがありました。
こんな高いテーブルの上でのランチもヨーロッパならではの経験です。