風のたより

つれづれに

犬山鵜飼い

2006-05-13 | 犬山散策

木曽川観光の一つの「犬山鵜飼い」が始まりました。
観光客は、鵜飼い船の中から、この鵜飼いをまじかに見ることが出来ます。

この犬山鵜飼いは、犬山城主3代目の成瀬正親公の頃、江戸幕府の
御料鵜飼いとして始まり、340年の伝統があり、今でも鵜匠さんは、
犬山市の公務員だそうです。

鵜飼いは、綱を付けた8~10羽の鵜が魚を捕るかなり古典的漁法ですが
今はもっぱら観光用になってしまったようです。

鵜には川鵜と海鵜があり、この鵜飼いには大きい海鵜が使われます。
またこの鵜飼いの鵜は、繁殖では増やせないため、茨城県の伊志浜海岸
より運ばれたものとか。

夜空に浮かぶ犬山城(白帝城)をバックに,煌々と燃える篝火の中でくり
広げられる鵜匠の巧みな綱さばきと、鵜の魚を射止める妙技は、まるで
古典絵蒔絵を見るようで、この地方の初夏の風物詩になっています。

なおこの鵜飼いは、5月11日より10月15日まで毎夜行われますが、
最近は「昼鵜飼い」も始まりました。

写真2枚目左上には、ライトアップされた犬山城が見えます。
4枚目は木曽川にかかるライン大橋ですが、夜景は手振れで綺麗に
撮れませんでした。

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