風のたより

つれづれに

クリスチャン・ラッセン展

2006-05-07 | Weblog

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クリスチャン・ラッセンのアート展に行ってきました。

イルカの絵などでよく知られている、マリンアートを描く画家です。彼のことはよく知りませんでしたが、原画が展示されると言うので、興味をそそられました。

クリスチャン・ラッセンは1956年アメリカ、カリフォルニア生まれで、小さい頃から絵が好きでした。10歳の頃一家はハワイのマウイ島に移住します。それが彼のマリンアートを描く環境を作ったようです。

彼はアーティストである前に一人のサーファーでもありました。幻想的な海の中の、珊瑚礁や光と波のゆらめく中を,悠然と泳ぐイルカやシャチの絵は、繊細な色調と細密なタッチで、驚くほどリアルに描かれていました。

どんな作家の物でも、あまり原画を目にするチャンスはそうありません。私はガラス越しのキャンバスに出来るだけ近づき、作家の描く一本一本の線に、彼の息遣いを感じ、計り知れない努力の跡を実感してきました。

彼の原画は、想像以上に繊細で透明感にあふれていました。

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