Radio workshop & everyday.

自灯明法灯明

「自らを灯(ともしび)とし、拠り所として、他を灯とすることなかれ。」

方保田東原遺跡を見に行った

2015年03月10日 | 日記

「方保田」と書いて「かとうだ」と読める人は、地元の方を除いて、そう多くは無いでしょう。
この遺跡はわが家より車で10分程の所にあり
菊池川とその支流の方保田川に挟まれた
約11haの広大な遺跡である。
弥生後期から古墳時代前期のものだそうだ。

その大きさは、佐賀県の吉野ケ里遺跡おも
凌ぐほどの大きさで、7.8m大溝が残っており
外敵より守る為のものだったらしい。

私が行ったときは4時半を回っており、閉館して玄関を出られている所でしたが
職員の方が、折角いらっしたとのことで
特別に居残り、遺物に付いて説明をして頂いた。

土器、装飾品、大小の矢じり、小刀、稲穂を摘み取るときに使う石包丁に鎌の破片等の整理中のものも
見せて頂いた。

装飾品の材料等は中国地方や畿内、糸魚川あたりの産出の物などが有り
そんな遠くの方まで間接的かもしれないが
交流が有っていたとは驚きである。
今で言うイヤリング等は金メッキが施されて
すごく軽量だ、中が中空の様だった。
勾玉、管玉、ビーズ等、あんな小さいものに
どうやって穴を開けたのか
ただ驚く事ばかりでした。

この遺跡を見る目的でこの近くへ行ったのではなく、BCL用の受信機の為のアース棒を
取り付けるために、ここの近くの電材屋さんへアース棒を買いに行った帰りに見学してきました。
いつもこの近くは通るので、いつかは寄って
見学したいな思っていました。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿