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自灯明法灯明

「自らを灯(ともしび)とし、拠り所として、他を灯とすることなかれ。」

由来語あれこれ

2013年12月03日 | 日記
これからご紹介する言葉の由来は、殆どが人からの受け売りですので
ご承知置き下さい。
普段何気なく使っている由来語は、日々の生活、お隣の国や、物にまつわる物、等種々雑多のものから発生している。
その由来語を知って使えば、もっと言葉が与える印象は強くなるに違いない。

先ずは弓にまつわるものから
・手ぐすねを引いて待つ
 手と薬煉(油と松脂を混ぜた物)と分けて、弓を射った時弓の弦がくるっと持ち手を軸に
 左回転をするこの事を弓返り(ゆがえり)と言って、弓返りすると、次の矢をつがえる時は
 弦の位置を元に戻さないと矢をつがえる事が出来ないので、持ち手を中心に弓が左回転しない
 様に薬練を練って持ち手の部分に塗って回転しにくくし、矢を射るのを準備して
 待ち構えている所から来ている。

・筈(はず)
 筈とは弓矢と弦を合せる所の矢の部品
 当然筈と弦は合わなければ何もならないので、当たり前の事から来ている。

・凌ぎを削る
 凌ぎとは刀剣の刃と反対側の峰と呼ばれる境目の筋の部分を言い、その部分が
 削れてしまう程激しく戦う事を言う

・目貫通り
 これは言葉としては知られているが、由来としては想像がつかない物の一つ
 刀の柄を刀身の根元で固定する所で、固定の穴があいていて一番目立つ所で
 そこには飾り金具等が付けられている所から
 通りの一番目立つ通りを目貫通りという様になった。

・相槌を打つ
 これは刀鍛冶が、刀を鍛える時二人双方が槌(ハンマー)を持ち、交互に叩く
 事から来ている。

・白羽の矢を立てる
 これは、人身御供を求める神が娘を生贄としてさし出せする家の目印に
 白羽の矢を立てたという迷信から生まれた。
 悪い意味で選ばれし者という意味と成る

 他にも沢山有るようです。
コメント
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