未来への記録

2015-03-07 15:42:27 | Weblog

前回のブログを書き込んだ頃に・・・
哀しいニュースが飛び込んできて・・・
またまた考えさせられる日々でした。
そして・・・
心の中で悼む日々でした。

そんな中・・・
ギリシア・ローマの神話 人間に似た神さまたち」を読み終えました。
でも・・・
ギリシア神話によると・・・
神様が神に似せた人間を造ったのだから・・・
本来は、神さまに似た人間たちなのかもしれませんが・・・
そんな不完全な人間は神様ではないのに・・・
最後の審判があるとは知らずに・・・
無知な者ほど、神様の真似をして・・・
つい己が神だと思ってしまうのでしょうか?
そんな人間が増えると・・・
神様は・・・
手を変え品を変え・・・
何度も何度もサインを送ってくださっている様に感じます。
ちなみに・・・
「このりんごの実は、人間が持つことを、許されるものではありません」と・・・
「ギリシア・ローマの神話」に黄金のりんごの実の事が記されておりますが・・・
それが、禁断の果実だったのでしょうか?
そうそう・・・それから、それから・・・
西洋の美の基準は・・・ギリシア神話が基準になっているような~?感じがします。
ローマ人がギリシア神話に惹かれたからこそ・・・
もしかしたら?ミケランジェロは・・・
根底にあるギリシア神話の美を基準に・・・
「旧約聖書」に登場してくるダヴィデ像を造りだしたのでしょうか?な~んてふと思って・・・
世界美術全集第2巻」のページを開いてみました。
やはり人間は、神様に近づきたくなるものなのですね~!
そう言えば・・・
日本には、仏像や観音像などがありますが・・・
だからこそ・・・昔は目が細くて顔が平たいお顔に高貴さを感じたのかもしれませんね。
我が家のお雛様も・・・そんなお顔をしております。

そうなんです・・・
我が家にはまだお雛様が飾ってあるのです。
まるちゃんはひな人形を片付けないママに諦めモードです。(笑)
どうも、ひな祭りは3月のイベントとつい思ってしまい・・・
2月中に雛人形を飾るのを忘れてしまうのです。
2月は、節分バレンタインデーと・・・イベントだらけなので・・・
つい飾り忘れてしまうようです。
そんな訳で・・・今年雛人形を飾ったのは2月末の事・・・
なもんで・・・
せめて1週間くらいは雛人形を飾っておきたいな~と思ってしまうのです。(笑)
そんな我が家のひな祭りですが・・・
スイーツは二日に分けて楽しみました。
3月1日は、パパと出かけた際に生菓子の桜餅を買いました。
ピカくんはあんこが苦手なので・・・
ピカくんには、串にささった桜団子・白玉団子・蓬団子の三色団子を購入。
そんな訳で・・・
その日の我が家のお茶タイムは・・・
桜餅と三色団子とチョコレートを並べて・・・
ニュースを拝見しながらウイリアム王子素敵!って思いながら・・・
ワイルドストロベリーのティーカップにアールグレイの紅茶を注いで、和洋融合のひな祭りを開いたのでした。
そして・・・
3月3日の桃の節句は・・・
ひなあられと苺を用意しておいたら・・・
パパが昨年と同様、会社帰りの出店で、京都のお菓子屋さんのあられを買ってきてくれました。
一つは、桜や海老風味の「桜わらう」というおかきあられと、もう一つは、桜形の落雁やボーロや砂糖でコーティングしてある花模様のあられなど、バラエティー豊かなあられが詰まった「さくらつぼみ」というあられ菓子です。
ん~春の薫りがします~!
それから・・・
その日の晩御飯は、蛤と菜の花のお吸い物と、鮪と甘海老を盛ったちらし寿司も作りました。
その日は前日に届いた新しい炊飯器でご飯を炊いたのですが・・・
我が家にやってきた炊飯器くんは、すし用のご飯も炊いてくれるのです。
ちょうどいい硬さで、すし用のご飯が炊けたので・・・美味しいちらし寿司を作ることが出来ました。(悦)

実は・・・
長年使っていた我が家の炊飯器が、先月急に壊れてしまったのです。
そんな訳で、新しい炊飯器を購入するまで、直火でご飯を炊いていたのですが・・・
今まで、あまりご飯を食べなかったまるちゃんが・・・
直火でご飯を炊いたら、ご飯をよく食べてくれるようになったのです。
そんな訳で、毎日の様にご飯を炊いてくれる炊飯器の重要性を知ったのでした~。
今まで使用していた炊飯器は、釜や機能よりも値段の安さで購入してしまったので・・・
今回は・・・美味しくご飯が炊ける炊飯器が欲しい!と思う様になり・・・
私が以前から欲しがっていたメーカーの炊飯器を・・・パパがネットで購入してくれました。
するとパパはネットで、その炊飯器の機能を勉強したらしく・・・
銀シャリ炊きするとご飯が美味しいとか・・・色々と私に炊飯器の機能を教えてくれました。
ですが~相変わらず家電オンチなパパです。
未だに、自分でご飯は炊けません。(笑)
そんな訳で・・・新しい炊飯器くんで炊けたご飯を家族でいただくと・・・
あまりご飯を食べなかったまるちゃんも、お菓子よりご飯が大好きなピカくんも・・・
新しい炊飯器を買ってくれたパパも、皆、ご飯があまくて美味しい~!とご満悦でした!
そんな訳で・・・
我が家へやって来た新しい家電の炊飯器くん・・・「これからよろしくお願いします!」
そして・・・
今までお世話になった炊飯器くん・・・「ありがとうございました!」

そんな我が家の日常の様子でしたが・・・
私は、私の日常を楽しみました。

この頃の休みの日は、子供たちもそれぞれ忙しいので・・・
パパと二人で出かけることが多かったのですが・・・
二人で、買い物やランチをしたり・・・
ボウリングや映画鑑賞にも出かけました。
子供たちが成長すればするほど・・・
こうやって少しずつパパと二人で過ごす時間が増えていくのでしょうね~!(笑)
そんなパパですが・・・
昨晩は千鳥足で帰宅したかと思えば・・・
本日は、休日出勤しております。「お仕事も頑張って!」
そうそう・・・
私は、相変わらずテニスも楽しんでおりますが・・・
テニス仲間のママ友さんが、ご主人と海外旅行を楽しまれたそうで・・・
お土産のお菓子をお裾分けしてもらいました。(悦)
それから、それから・・・友人と久しぶりにランチを楽しみました。
友人が探してくれたホテルのビュッフェで食事をしたのですが・・・
焼きたてのステーキやカニもいただいて・・・ちょっと贅沢ランチを楽しみました!
そして・・・
あの時の生まれたばかりの赤ちゃんは・・・
すっかり大きくなっておりました。
Babyちゃんがパンを頬張っている表情が、ホント可愛いくてかわいくて・・・
Babyちゃんは満面の笑みで美味しそうにパンを食すのですが・・・
そんなBabyちゃんを眺めていたら・・・私まで自然と笑みがこぼれてしまいました。
友人も上手く子育てをしているようで・・・素敵な二児のママさんになっておりました。
そうそう・・・友人が仕事復帰する前に、またお出かけしようね~と次回の約束もしたのでした。
それから、それから・・・
従妹とも一緒にランチをしました~。
今回は、ベトナム料理をいただきました。
フォーも美味しいかったけど・・・春巻きも美味しかった~!
それから、おじゃべりが終わらなくて・・・
その後は、カフェでお茶する事に・・・
それぞれ好きな紅茶とケーキを選んで・・・ティータイム&おしゃべりを楽しみました~。

今回鑑賞した映画は・・・
「6才のボクが、大人になるまで。」を鑑賞して・・・
パパとは「アメリカン・スナイパー」を鑑賞しました。

「6才のボクが、大人になるまで。」は・・・
以前から鑑賞してみたいと思っていた作品だったのですが・・・
近くのシネコンでは上映していなかったので・・・鑑賞するのを半分あきらめておりました。
でも~!アカデミー賞授賞式をTVで拝見していたら・・・
やっぱり観てみたい!と思うようになり・・・
思い立ったように・・・上映している映画館まで足を運びました。
こちらの作品は・・・母親役の方が助演女優賞を受賞されたのですが・・・
やっぱりそれだけの事があるくらいの・・・ストーリーに仕上がっておりました。
母は強し・・・
まさに・・・
「母親のアタシが、子育てを終えるまで。」と・・・サブタイトルをつけたくなるぐらいの物語でした。
作品の中の母子の姿を、12年間というリアルな長い歳月を費やして造り上げた・・・
斬新でとても貴重な映像作品でした。
一つ一つのシーンは・・・
明るくて楽しいシーンもあるのですが・・・
とても重くて辛くなるシーンも多々ありました。
それらの中の一つのシーンを切り取って大きく膨らませて・・・
2時間くらいにしてカメラに収めると・・・よくある映画作品になりそうですが・・・
こちらの作品は・・・
そんな色々なシーンの中に淡々と編み込まれている・・・
登場人物達のありのままの姿と・・・
特殊メイクやCGが使用されていない登場人物の身体の微妙な成長や老いの変化から・・・
シーンごとの年月を感じ取り、その年月の経過と共に登場人物達の心の機微を感じとっていく素敵な作品でした。
そして、現代のアメリカのカルチャーも学ぶことが出来ました。
もうすぐ大人になる娘と、もうすぐ思春期を迎える息子を持つ母親としては・・・
とても参考になる作品で・・・淡味の効いたとてもいい作品でした。
きっと、若い頃の私がこちらの作品を鑑賞したとしても・・・
こちらの作品の良さは分からなかったと思います。
「アメリカン・スナイパー」は・・・映画の予告で興味を持った作品でした。
パパも興味を持っていた作品だったようですが・・・
ハッピーエンド好きなパパとしては・・・
鑑賞するのに少しためらいもあったようです。
私もはじめは7月4日に生まれて」みたいな展開のストーリーなのかな~?と・・・
思っていたのですが・・・
こちらの映画作品によりますと・・・
人間には、羊と狼とあともう一つ・・・番犬の3種類があるのだとか・・・
羊と狼でしか例えを知らなかった私は、まさに目から鱗でした。
そして・・・
こちらの実話の作品からは・・・
現代のリアルな戦争を知る事が出来ました。
そんな私は・・・やはり・・・クリスさんの奥様に感情移入してしまい・・・
何度も何度も、涙してしまいました。
そして・・・私が印象的だったシーンは・・・
クリスさんが精神科医に「私は神に説明できる」と言い切っていたところです。
実に清々しかった~!
歴史はつながっているから・・・
今現在、世の中で起こっている出来事に対しての・・・
正確な答えは無いのかもしれませんが・・・
きっと神様が・・・
神様の様に不死身ではない人間に、幾つも幾つも難題を投げかけ・・・
神様にはなれない人間に、生きる意味を教えているのでしょうか?
そして、一人一人に使命を与えているのでしょうか?
そんな事を想像してしまうリアルな現実の結末でしたが・・・
きっとクリスさんは最後の審判で・・・
神様に、自信を持ってご自分の使命について説明されているのでしょうね。
映画の結末は神様から複雑な難題を投げかけれた様な感じでしたが・・・
なんだか・・・
かっこいいおじ様が登場する映画作品を思い出してしまいました。
やはり・・・
クリント・イーストウッド監督が作らなくてはならなかった作品だったのかもしれませんね。
ちなみに、パパの感想は・・・「いい映画だった~!」でした。
そして・・・
「まだまだ学ばせてください!」と祈る日々です。

気まぐれママの読書タイム!

「ギリシア・ローマの神話」を読み終えると・・・
シュリーマンの事を思い出し、只今、読んでいる本は・・・
「シュリーマン旅行記 清国・日本」
(著)ハインリッヒ・シュリーマン (訳)石井和子
こちらの本は・・・ギリシャ神話に登場してくるトロイア遺跡を発見したシュリーマンが・・・
清の時代の中国と、幕末の江戸時代の日本を旅した際の記録が記されている本です。
こちらの旅行記が記されてから・・・150年も経過しておりますが・・・
未来の日本人の私としては・・・
「よくぞ・・・日本の記録を残してくださいました!」と・・・
時空を超えて感謝を述べたいくらい面白い書物です。
これから・・・続きの「第六章 江戸」から読むところです。
そうそう・・・この本を読みはじめた頃に・・・
友人親子とランチをしたのですが・・・
友人と北京旅行した日の事を懐かしく思い出しました。
シュリーマンが万里の長城へ訪れてから、私が万里の長城を訪れるまで、
135年が経過しておりましたが・・・
万里の長城が築かれてから現在までの年月を考えると・・・
どってことない・・・月日なのですね~!
そうそう・・・
こちらの書の記録によりますと、その頃の中国の風習には・・・
日本のお彼岸の様な墓参りの風習があったようです。
やはり、日本に仏教が伝わったのは、お隣の国の中国からだったのですね~。
こちらの書には、シュリーマンが食した中国料理の事も記されておりましたが・・・
私が北京でいただいた料理の中で一番驚いたのは・・・
サソリの素揚げでした。
カリッとした歯ごたえで、芳ばしくて、美味しかったと記憶しております。
それから・・・
シュリーマンが江戸へ上陸してからの記録を読んでみると・・・
やっぱり日本人は風呂好きだったことがうかがい知れます。
そして、家具の無いシンプルな部屋も日本の文化だったのですね~。
莫大な費用をかけて、家具や調度品を買い揃えないと結婚できなかった・・・
150年前のヨーロッパの結婚事情の嘆きも・・・
シュリーマンの記録から窺い知ることができました。
いつの時代もどこの国でも結婚とは大変な事だったのですね。
ちなみに・・・
こちらの書の記録では、十四代将軍徳川家茂が京へ上洛する行列の様子も記されておりました。
徳川家茂と和宮が結ばれる頃の記録だったのですね~。
そうそう・・・
ピカくんに「シュリーマンって知ってる?」と尋ねてみました。
すると・・・
シュバイツァーの時と同様・・・「知らない!」とのことでした。
「ほら~!絵本で読んであげたじゃない!
自分の財産をつぎ込んでトロイの木馬の遺跡を発見した人だよ」と教えると・・・
「え~覚えてない・・・トルコで発見したんだっけ?」とうろ覚えながらも・・・
自分の記憶を奮い立たせていたようでした。
やはり・・・記憶は儚いものですね。
だからこそ・・・先人の人間たちは・・・
言葉を作り、子孫に語り継いで・・・
それから、もっともっと正確に語り継ぐために・・・
文字を作り、子孫のために記録を重ねていったのでしょうね。
記録は、今生きている人間たちのためにではなく・・・
未来の人間たちが、参考になるように、そして同じ苦しみを味わない様に・・・
読み継がれていったのでしょうか?
そんな「愛」のある記録の書が・・・
きっと・・・
長く永く・・・想像力を持った人類に読み続けられていくのかもしれませね。

これからも・・・
いい書物にめぐり会えますよ~に!





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