一歩、一歩。

2017-04-28 23:10:10 | 受験日記

すっかり、春らしくなり・・・
暖かい日が続いて、過ごしやすくなりました。
新しい年度を迎えて・・・
まるちゃんもピカくんも新たな学生生活を謳歌しております。
そうそう・・・
まるちゃんが高校を卒業してからは、私のお弁当作りの日々もお休みになっておりましたが・・・
今は、ピカくんの弁当作りの日々です。
そんな訳で・・・
お肉を買う量が増えています。(笑)
そんな中・・・
ピカくんは、高校生活に慣れて、運動系の部活に入部し・・・
素晴らしい環境で大好きなスポーツに打ち込んで、いい汗を流しているようです。
なので、ピカくんの帰宅時間も少しずつ遅くなっておりますが・・・
ほんの数ヶ月前に経験した受験という出来事が・・・
ピカくんの高校生活に緊張感を持たせているのか?
学習スタイルだけは・・・成長したようです。
地に足をつけた勉強法で・・・
今は、ゆっくり一歩一歩、着実に・・・
自分のものにしながら・・・
学んでもらえたらいいな~と思っています。

この頃の我が家の様子ですが・・・、
今月はパパの誕生日もありまて・・・
その日の晩御飯は・・・
パパが選んだチョコレートケーキとパパリクエストの麻婆豆腐と、私からのプレゼントでパパの好物のウニを食卓に並べました。
そして、家族からはパパにメッセージカードを贈りました。
私は、お互い元気に年を重ねていけるようにと・・・メッセージを贈り、
まるちゃんとピカくんは、パパの身体を心配して無理してほしくないような事を書いておきながら、いつまでも若々しくと・・・注文していたり・・・(笑)
今年も、家族からパパには、愛情をこめて・・・健康についてのメッセージばかりです。
そして・・・
家族イベントでは、まるちゃんがずっと行きたがっていた回転寿司にも行ってきました。
以前から、家族で回転寿司へ行く約束をしていたのですが・・・
実は、ピカくんが数ヶ月前に立ち直れないほど落ち込んだ日がありまして・・・
その日の晩は、ピカくんを励ます会という事で・・・
まるちゃんがいない間に、家族3人で回転寿司に行ってしまったのでした~。
そんな訳で・・・
まるちゃんからは、「私も回転寿司に行きたい!」と・・・
ずっと懇願されていました。
家族全員食べ盛りの我が家です。(笑)
回転寿司は安くて速くて美味しくていいですね~。
沢山お寿司を食べて食べて、お皿が山の様に積みあがりました。
そして、さらに、サイドメニューのスイーツもいただいちゃいました。(悦)
そうそう・・・
そんな中・・・
パパのお父さんとお母さんの結婚記念日もありまして・・・
今年は、一緒にお食事にも出かけました。
久しぶりに美味しいものをいただきながら・・・
お父さん、お母さんとゆっくりおしゃべりを楽しみました。(寿)

ピカくんの受験日記の続きですが・・・
12月の師走に入ると・・・
この年の師走ほど、「師走」の意味が理解できた年は無いかもしれません。
11月では、塾の面談で高校受験の戦い方を教えていただき・・・
12月になると、学校の面談では、ピカくんが受験する学校を決めなくてはなりません。
ピカくんの成績は不安定でした。
なので、ピカくんの受験予定の高校の願書は沢山ありました。
高校受験は・・・
中学受験の様に、万が一の時は、地元の公立の中学校へ入学できる訳でもなく、
大学受験の様に、浪人すればいいという訳でもないのです。
高校の進学を希望するなら、大概はどちらかの高校から合格をいただかないと高校には入学できないのです。
そんな訳で、ピカくんの不安定な成績から、ありとあらゆる高校の受験を想定して、担任の先生には、何校にもわたる調査書の作成をお願いして、さらに、ピカくんが下書きした願書のチェックまでしていただきました。
でも~。担任の先生の生徒はピカくんだけではないのです。
何十人もの生徒の受験の書類作成や学期末の成績表の作成もあるのです。
きっと・・・
私の知らない細かいお仕事が満載な時期だったと思いますが・・・
先生は、「いくらでも調査書なら書くわよ!」とおっしゃってくださって・・・
その時点で、受験するかまだ分からない高校の書類も作成していただきました。
そんなバタバタな12月末の時期に・・・
私の脳裏に「これが師走~?」と・・・
まさに「師走」の文字がよぎったのです。
担任先生には沢山励ましていただき、書類も沢山作成していただき・・・
本当にありがたいな~と感じました。
そんな中・・・
ピカくんはというと・・・
正念場の11月末の週を越え、12月に入ると・・・
ピカくんが予定していた、模試もあと一つだけでしたし・・・
定期考査試験も3学期の受験が終わるまでは、もうありません。
そんな訳で・・・
ピカくんの志望校の過去問を解く時間がやっと巡ってきたのです。
しかも・・・
過酷な学習スケジュールをこなした11月の成果も確認したかったのです。
すると・・・
ピカくんは第一志望校の過去問が7割も解けるようになっていました。
ん~やっぱり成果は出ていると・・・
私は、今このパソコンでブログを打ち込んでいますが・・・
その頃は、ピカくんの志望校の過去問の結果を・・・
ひたすらExcelに打ち込んでいました。
何月何日に、何年度のどこの学校のどの教科が何点なのか?合計点は何点なのか?
そして、それと同時に、学習スケジュール表も作成して、
予定スケジュールと実際に行った学習内容を事細かく打ち込みました。
そんな12月の中頃になると・・・
正念場の週に受けた、大手予備校の模試の結果が返ってきたのでした。
それは・・・なんと!なんと!
定期考査試験でも、志望校対策模試でも立ち直れないくらいの挫折を味わった後の・・・
希望の模試でした。
ピカくんに刃を向けた数学がビックリするような結果に飛躍していたのでした~。
それは・・・
どん底の9月の偏差値から10月の偏差値は16ほどアップしてはいたのですが・・・
それ以上はかなり難しいかなとも思っていました。
ですが・・・
11月の偏差値は更に、9もアップしたのでした~。
それは・・・
ドン底の9月の数学の偏差値から25もアップしたのです~。
こちらの模試は母集団のレベルが高いので、偏差値が出にくいのです。
毎回、思うように偏差値が出なくても・・・
「しょうがないね~」と・・・割り切っていたのですが・・・
この時ばかりは・・・
ピカくんは、チリヂリになんてなってないよ~!」と・・・
希望の光がさしかかった瞬間でした。
それは、数学の問題が特に難しい第一志望校の受験に向けて・・・
更に・・・
希望が持てるようになった瞬間でもあったのでした~。
ただ~。
ピカくんの得意科目は英語と数学です。
5教科の中で、最も心配な教科は国語でした。
しかも・・・
大手予備校の模試では数学の成績が一番いいのですが・・・
英語は伸び悩みでした。
そして・・・
都立対策模試では、英語がよくて・・・数学が伸び悩みしていました。
数学と英語が同時に調子が良くいい点が採れれば・・・
国語が多少出来なくても・・・カバーできるのに~と思っていました。
そんなチグハグなピカくんの模試の結果ですが・・・
それでも、その頃のは・・・
過去問でも国語が安定した得点が採れるようになっていました。
そんな訳で・・・
ピカくんの受験まであと2ヶ月、これからガンガン過去問を解いて・・・受験に備えようと・・・
平日は、朝起きたら学校へ行く前に国語の過去問を解いて、
学校から帰ったら、英語の過去問を解いて、塾の宿題をやって・・・
夕飯を食べて塾に行く、塾から帰ったら間違え直しをして寝る。
翌日朝は、数学の過去問を解いて、学校から帰ったら国語の過去問をやって、塾の宿題をやって塾に行く・・・の繰り返し。
そして、塾が無い日は、まとめて3教科の過去問をこなし、タイムと採点係の私が、過去問テストのチェックをして、採点が終わると、その結果をすべてこのパソコンのExcelに打ち込みました。
そして、ピカくんは間違え直しをし・・・
数学・英語の難しい問題は、パパが帰宅すると、ピカくんと一緒に解いてくれました。
パパもピカくんみたいに英語と数学が得意科目で、国語が苦手だったとの事・・・
だから・・・苦手な国語は数学と英語でカバーしていたらしいのですが・・・
ピカくんはまだまだそんなカバー力はありません。
ただ、ピカくんの第一志望校は、数学が特に難問で・・・
過去問をやっていた限りでは、国語の相性が良かった事もあり・・・
数学の得点の方が伸びない時もありました。
それでも・・・
第一志望校へ向けて・・・希望を抱きながら・・・
過去問にせっせと取り組んでいた日々でした。
その頃は・・・
ピカくんが受験する予定の高校と、同等レベルの受験未定高校の過去問題集、
しかも・・・
第一志望校の過去問題集は2冊も準備しました。
その過去問題集は最新のものと、もう一冊は、だいぶ前に古書店で買ったままになっていた過去問題集です。
一番古い問題では・・・
12年前のものが掲載されている過去問題集です。
そんな訳で念入りに過去問題集の準備をしていました。
そして・・・
ピカくんは12月から・・・必死に・・・
6校分、計7冊の過去問題集に取り組んでいました。
そしてさらに・・・
この7冊以外にも、ピカくんが受けるかもしれない、私立高校の過去問が1冊と、都立2校分の過去問が収まっている問題集が1冊と・・・
それから・・・
昨年度の全国公立高校理社の過去問題集と・・・
待機組の問題集が・・・リビングの隅で待っていました。
そんな訳で・・・
塾の教材以外にも・・・
受験までに終わるか分からない・・・
沢山の過去問や教材が満載の我が家のリビングなのでした~。
この続きはまた今度にして・・・

今は、学校の教材で高校の授業の予習復習に・・・宿題をこなす毎日です。
勉強する環境づくりは、家族で協力して・・・
ピカくん自身で自主学習のスタイルを確立しています。
もし、第一志望だった大学付属の高校に入学できていたら・・・
今現在の、我が家のリビングのこんな光景はなかったかもしれません。
本来なら、ピカくんの高校受験用の教材はすべて処分して・・・
リビングをすっきりさせる予定でした。
そして・・・
リビングのマガジンラックには、私の好きな本や趣味の雑誌を収納する予定でしたが・・・
そのマガジンラックには・・・
今でも・・・ピカくんの中学時代の未使用の教材が収められています。
それらの教材は、ピカくんの復習タイムや基礎学習タイムで活用しています。
私は、受験生の母として・・・
まだまだ、ピカくんの教材の整理整頓担当から外れることはできそうにありません。(笑)
三年後には、すっきりとしたリビングで春を迎えることができますよ~に!




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運命からの贈り物。

2017-04-14 23:56:13 | 受験日記

今年の桜は・・・
寒暖差が激しくて・・・なが~く観賞できますが・・・。
咲き始めは、バラバラだったような~?
この桜は満開!こっちの桜は五分咲き、あの桜は三分咲きと・・・
比較的近い距離にある桜の木同士でも・・・同じようには開花していなかったような気がします。
昨日、今日と・・・桜を観てみると・・・
葉桜になりかけている桜もあれば、満開を迎えている桜もあります。
そうそう・・・
今年も・・・
まるちゃん、そして昨年は足を運べなかったピカくんも、伯母宅のそばの桜祭りに出向きました。
そして、伯母に沢山ご馳走になったようでした。
それから、今年は、夕方になるパパと一緒に・・・
伯母宅に向かいまるちゃんとピカくんを迎えに行きました。
今年も、伯母宅には、甥や姪にその子供達が賑やかに集まり・・・
ババ達(母姉妹)と一緒に晩ご飯をいただきました。
そして伯母宅からの帰りの運転は、まるちゃんが担当です。
だんだんと運転にも慣れてきたようですが・・・
私は助手席に座って、まるちゃんの運転を見守っていたので・・・
すっかり・・・車窓からの夜桜を観賞するのを忘れていました。
まさに!花より運転です!
親としては・・・まだまだまるちゃんの運転が心配な限りですが・・・
その数日後の事でした。
桜の咲き具合は、まだまだまばらでしたが・・・
桜よりちょっと早めに咲いていた菜の花は・・・
パパの運転する車窓から・・・ゆっくりと観賞することができました。
それはまるで・・・
黄色い絨毯のようで・・・
春の訪れを視界から感じる事が出来ました。
そうそう・・・
パパとピカくんは夜桜を楽しんだようです。
あの日から走れないままでいたマラソンも・・・再開です。
ピカくんは、パパと久しぶりのマラソンに出掛けました。
その日は、いつも走っている距離よりも、2.5倍の距離を走ったそうです。
マラソンコースの夜桜は満開を迎え、とても綺麗だったそうですが・・・
ピカくんは、久しぶりのマラソンだった上に、いきなり、倍以上の距離を走ったので・・・
家に戻ると・・・「腰が痛い!」だの、「モモが筋肉痛だ~!」だの・・・
「痛い!痛い!」と申しておりましたが・・・
長い間、走っていなかったピカくんの身体は・・・
すっかり鈍ってしまった様でした。(笑)

そんな中・・・
ピカくんは、高校に入学いたしました。
入学式はとても暖かい式典で・・・
ピカくんはすぐに学校に馴染めたようで・・・
クラスにもお友達が出来たようです。
そんな訳で・・・
毎日、楽しく学校に通わせていただいております。
そうそう・・・入学式の帰りに、ピカくんの制服姿を見てもらおうと思って、パパの実家へ訪れると・・・
おじいちゃんとおばあちゃんが、美味しいお赤飯を炊いて待っていてくれました。
ピカくんは新しい制服に袖を通し、誇らしげに制服姿をお披露目しておりました。

ピカくんの受験日記の続きになりますが・・・
9月にピカくんの成績が急激に落ち込んでから・・・
9月の後半から10月にかけて・・・
ピカくんはひたすら、志望校受験に向けて・・・
基礎学習に取り組みました。
その甲斐あって・・・
10月の初旬には、志望校の過去問が6割くらいは解けるようになっていました。
そして、10月の後半には、志望校の受験対策の教室のテストにギリギリ合格したのでした。
でも・・・
その頃、ピカくんの受験対策の学習スタイルに対して・・・
パパと私の意見が割れたのでした。
もし、志望校対策の教室に通うようになると・・・
今までみたいに、自宅で基礎学習や過去問をやる時間が無くなってしまうのです。
私としては、ピカくんのペースで学習した方が・・・
無理なく志望校受験対策もできるし、二学期末の大切な考査試験対策もできるから・・・
これ以上、塾に通う日数を増やす必要はないと思っていました。
しかし、パパは一貫して・・・
高いレベルのライバルたちと切磋琢磨しなくては、厳しい受験に勝てる訳がないとの事でした。
でも~私としては・・・
10月は学校行事が多かったので・・・予定していた模試が受けられず、
11月は、元々、いろいろな業者の模試を受験することになっていましたし、
なんと言っても・・・模試で結果を出せていないピカくんは・・・
なんとか模試で結果を出したがっていたので・・・
だから、学習時間を削ってでも・・・
色々な模試を受け続けなくてはなりませんでした。
そんな模試のために・・・
11月には、とてもハードな1週間を送らなければならない、正念場の週が待ち構えていたのです。
それは、7日間のうち6日間がテストだとう日程でした。
定期考査試験を二日こなして、大手予備校の模試を受けて、翌日には定期考査試験、一日置いて、志望校対策模試、都立対策模試、
しかも、夜は塾に出掛け、それ以外も塾の宿題やテスト対策学習と・・・
こんなハードなスケジュールをこなさなくてはならない・・・
そんな正念場の週に備えて・・・
ピカくんのマネージャーをしている私自身としては・・・
11月は、空き時間を利用して、自宅学習でピカくんが苦手な単元をおさらいして取り組んでもらいたいと思っておりました。
そんな風にして・・・
ピカくんのペースで志望校対策すればいいと思っておりました。
しかも・・・そんなハードなスケジュールだったら・・・
「ピカくんがいっぱいいっぱいになって身体も成績も空中分解しちゃうよ~!」と・・・パパに訴えたのですが・・・
パパは、「そんなのはな~!出来るやつは皆、それをこなしてるんだよ~」と・・・
頑として、譲らないのでした。
本来なら、志望校対策教室一本にして、平日は塾に通わないで・・・
自宅学習に切り替えたいところでしたが・・・
そんな訳にもゆかず・・・
でも、パパの意見も一理あるなと思い・・・
ピカくんもパパに促されるようにして・・・
そんなハードな11月を送る覚悟を決めたのでした。
そんな訳で・・・
11月は、ピカくんの志望校の過去問題集をやる時間は無くなってしまいましたが・・・
ピカくんは11月になると・・・
いつも通り、朝起きると1時間は塾の宿題をこなして・・・
学校から帰ると、少し昼寝をして、また塾の宿題をこなし、
晩御飯を食べて塾に向かい、塾から帰ると、午前1時、2時まで・・・間違え直しや塾の宿題、志望校対策教室の宿題をこなし・・・
お休みの日は、志望校対策教室に通いました。
そんなピカくんは・・・
本当に時間が無くて時間との戦いでした。
そして、寝不足の日々が続きました。
しかも・・・
ピカくんは、二学期末の定期考査試験では高得点を目指して、
1学期の通知表の成績をさらに伸ばす予定でした。
そして、少しでも、高校の入試に有利になるように頑張ると意気込んでおりました。
そして、そうこうするうちに、そんな正念場の週がやって来たのです。
2学期末の考査試験を受けたピカくんは・・・
得意な科目もばっちりこなせたと・・・報告してくれました。
しかも、大手予備校の模試も順調にこなし、定期考査試験が終わると・・・
やはり寝不足続きが堪えたのか、体調を崩しました。
でも~そんな時のピカくんは睡眠をばっちりとると・・・
すぐに元気になって・・・
その後、2つの模試もなんとかこなしました。
そんな正念場の週のスケジュールは・・・
9教科の試験を受けながら夜は塾に通い、帰ると、試験対策の勉強を深夜3時まで打ち込み、また試験を受けて、模試にも出向き、宿題をこなし、お休みの日も志望校対策の塾に通いました。
そんな正念場の週を越えると・・・
翌週には、まず、2学期末の考査試験の答案用紙が返されました。
結果は・・・でした。
ピカくんは・・・あんなに自信満々だったのに・・・
それは・・・1学期の成績よりもいい成績ではありませんでした。
しかも・・・
ピカくんの得意としていた数学ですが・・・
中学校で受けてきた数々の考査試験の中でも、未だかつてない最低得点をとってしまったのでした~。
それは・・・基本問題の計算ミスの連発が原因でした。
それなのに・・・それとは逆に、難しい応用問題が解けていたりと・・・
ピカくんの数学はチグハグな成績でした。
そして、その直後には・・・
塾からも連絡が入り・・・
志望校模試の数学がとんでもない成績だったことが判明!
こんな現象は今までにも、塾の学力テストでよくある光景でした。
ピカくんは、焦ってしまったり、プレッシャーがかかると、基本的な問題ほど、計算ミスをおかしてしまうのです。
ピカくんにとって・・・数学は武器になるはずの教科なのですが・・・
時には、ピカくんに向けられる刃のような凶器にもなってしまう教科だったのです。
そんなピカくんは・・・私に向かって・・・
苦笑いしながら・・・
「オレ~チリヂリになっちゃったよ~」と・・・申しました。
さすがに、その時の私は堪えました。
ピカくんの発した言葉を聞いて・・・
ピカくんが泣きたいのを我慢しているものだから・・・
思わず、私の方が泣いてしまいました。
すると・・・
ピカくんは、「なんでママが泣くの?」な~んて言うものだから・・・
「ピカくんが泣きたいのに我慢しているから、ママが代わりに泣いてるの!」と・・・
ここで余談ですが・・・
私の愛称は「ママ」です。
実は、家の中では、パパからもお年頃の子供たちからも・・・
家族からは「ママ」と呼ばれています。
それは、「オカアサン」より、「ママ」の方が・・・
字数が少ないし、呼びやすいからです。
なので・・・
妻、母のニックネームが「ママ」で・・・
夫、父のニックネームが「パパ」って感じです。
外では、ピカくんも、「お父さん、お母さん」と呼びますし・・・
友達と話すときは、「父親がさ~!」とか「母親がさ~!」と・・・
呼び方を使い分けているようです。
でも~・・・
もしかしたら・・・
ふとした瞬間に、聞かれたくない人の前で・・・
思わず、「パパ~!ママ~!」と言ってしまう事もあるかもしれませんが・・・(笑)
申し訳ないです。
話が横道に逸れてしまいましたが・・・
話しを戻すと・・・
ピカくんの数学の試験結果から読み取れることは・・・、
高校受験する上で、調査書に含まれる成績の評価が下がる事を暗示するものでした。
もう、これでピカくんには何の武器もありません。
しかも、模試でも結果が出せないでおりました。
だからこそ・・・
もうこれで吹っ切ることが出来ました。
受験まで残された、2ケ月、3ヶ月間を必死に勉強して・・・
入試当日までに学力を向上させてピークを2月に持っていけばいい!
それは、高校受験当日に結果を出すしかない事を意味していたのでした。
そして・・・その頃・・・
塾からは、何度も保護者面談をしていただき・・・
不安定なピカくんの成績から・・・
高校受験をどう戦わなくてはならないか・・・
沢山のご助言をいただきました。
パパの最初のプランで、塾に報告すると・・・
ただ単に、第一志望校に合格しなければ、成績に見合った公立高校を受験すればいいという、無謀な戦い方では・・・
受験生のピカくんの精神状態を全く考えていないと・・・
忠告していただき・・・
そこで、私は・・・
やっと、今の時代の高校受験の戦い方を知ったのでした。
そんな訳で・・・
ピカくんがいっぱいいっぱいのスケジュールをこなしている間に・・・
夏休み前から秋にかけて色々な高校に訪れてはおりましたが・・・
第一志望校の受験日を考慮すると・・・
どの学校も受験日が重なってしまったり、連日受験のハードなスケジュールになってしまう事もあり・・・
塾の先生方からのご助言を参考にして・・・
更に・・・パパと私は・・・
ピカくんが受験できる学校探しを始めたのでした。
そして、それはもう師走を迎える直前の事でした。
ピカくんが模試や志望校対策教室で必死だったころに・・・
パパと私は二手に分かれて・・・高校見学や説明会に訪れました。
はじめは、私が気になる高校の説明会日を調べ、パパにお願いして、その高校の説明会に行ってもらうことにして・・・
そして、私は私でまた違う高校へ訪問しておりました。
そんな中・・・
パパがある高校の説明会に訪れると・・・
パパはその高校をとても気に入ったらしく・・・
そちらの高校をピカくんに受験させたいと・・・
帰宅するなり・・・
その学校の良さを、ピカくんにも私にも語っておりました。
実は、ただ今・・・
ピカくんはそちら高校に通っております。
この続きの話はまた今度にして・・・

今は、楽しく高校に通い始めたピカくんではありますが・・・
第一志望校だった大学付属の高校に通っているわけでは無いので・・・
それは、もう・・・
大学受験を意識しての高校生活を送っています。
本来なら、ピカくんは大好きな運動やスポーツをのびのびやりたい事もあり・・・
受験を意識しなくても部活に打ち込めるからと・・・
大学の付属高校を受験したピカくんです。
しかし・・・大学の付属高校の入学は実現しませんでした。
そして、実際には、3年後に大学受験が控えているのが現実です。
これからは・・・
部活動と受験勉強の両立が、ピカくん最大の課題になるとは思いますが・・・
私は、今になって思うのです・・・
こちらの高校に通わせていただくことによって・・・
まだまだ精神年齢の幼いピカくんにとって・・・
きっと・・・この経験こそが・・・
少年から青年に変わるための通過儀礼なのだな~と・・・
もしかしたら?
そんなピカくんの成長過程が楽しめる3年間なのかもしれないと思うようなりました。
でも~・・・こんな風に考えられるようになるまでには・・・結構、時間が必要でした。
そして・・・ほんの2か月前の過酷で苦しかった高校受験の日々も・・・
きっと、ピカくんが大人の階段を昇るためには必要だったからこそ・・・用意された・・・
ピカくんの運命からの贈りものだったのだと思うようになりました。
こんな風に考えられる様になったのもやはり時間が必要でした。
だからこそ、ピカくんには・・・
この貴重な高校3年間を充実したものにして欲しいな~と思っている・・・
今日この頃です。

ピカくん!高校入学おめでとう!



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