ママの権力

2009-10-30 22:28:00 | 育児日記

もう10月もおしまいですね~。

ピカくんがピアノ教室から帰ってくると・・・
ピアノの先生からハロウインのお菓子をいただいたようで・・・
ニコニコでした。よかったねピカくん!
ところで、ピアノの練習をさぼり気味のピカくん!
しっかり練習してちょうだいね!

この頃の我が家の様子ですが・・・

まるちゃんはテストが続きました。
今回のテストの結果は・・・です。
前回のテストが思った以上に良かったので・・・
まるちゃんは気が緩んだのでしょう・・・
テストの結果に悔しみながらも・・・自分の気の緩みを後悔して・・・
心新たに学習に励んでいる毎日です。

一方のピカくんはサッカーも頑張っていますが・・・
イメージトレーニングということで・・・
パパが録画しておいた、チャンピオンズリーグの番組を見ながら興奮しておりました。

私はというと・・・
サッカーのママ友さんに誘われて・・・ジョギングに挑戦しました。
前回の時は・・・体力がもたなくて大変でしたが・・・
今回は、体力も少しはついたので・・・
ジョギングが趣味のママ友さんにペースを合わせてもらいながら・・・
前回のジョギングよりも、倍の距離を走ることが出来ました・・・
この季節のジョギングは気持ちいいですね~。
そんなジョギング帰りに・・・
ママ友さんから、お饅頭をいただいてしまいました~!
嬉しい~!
でも~、走った後に・・・せっかくの消費カロリーがもったいない!と思いつつ・・・
ご飯を少なめにして・・・
その日の晩にパパと一緒にいただいてしまいました~(笑)
美味しかった!

そして、パパは相変わらず・・・
お仕事も頑張っているし、まるちゃんの勉強もみてくれたり・・・
会社仲間の方々とのお付き合いも楽しんでいるようです。


今回鑑賞した映画は・・・

家族でWOWOWより「私は貝になりたい」を鑑賞して、
ピカくんのママ友さんとは「カイジ~人生逆転ゲーム~」と「さまよう刃」を観に行きました。
それからパパとは「沈まぬ太陽」を鑑賞したのでありました。

今回の映画はどの映画の内容も・・・
主人公にとってみたら不条理な出来事ばかりのお話でした。

「私は貝になりたい」は「愛を読むひと」の映画同様・・・
あの暗い時代の波紋が、こんなところにまで・・・と言う感じで・・・
金網越しの親子のふれあいシーンはやはり涙涙でした。

「カイジ~人生逆転ゲーム~」はなんだか・・・
もっともっと広い空間で、時間軸をもっともっと長いものとして考えたら・・・
誰しもが、人生という本物の現実ゲームに参加しているのでは?と考えさせられます。
我が家も家族をかかえ、住宅ローンもかかえているので・・・
人生という名の、不安定で長~いつり橋を家族で渡っているような気になるのです。
そんな映画の内容はというと、まさに心理ゲーム。
役者さん方の演技が面白かった~。
羊の皮をかぶった香川照之さんが狼に変身する瞬間や・・・
いつもインテリな役を演じてるイメージの藤原竜也くんが、ダメ男からゲームをきっかけに・・・
本当の意味で、勇ましい青年に生まれ変わっていく姿なんか・・・いい感じでした。
やはり、小さい頃からプロの世界で演技されているから見ごたえがありますね~。
そして、そして・・・天海祐希さんの演技も迫力がありました~。
私は「女王の教室」の天海さんの演技も好きなんですよね~。
もちろん、女王先生になる以前のお話の、スペシャルドラマも拝見させていただきました。

それから「沈まぬ太陽」は・・・山崎豊子さん原作で・・・
まだ記憶に新しい事故の内容も含まれていて・・・
この作品が小説や映画化されるのは本当に、ご苦労があったのだろうな~と感じました。
そして・・・
私はこの映画を観に行く前に・・・ちょうど「クライマーズ・ハイ」 作 横山 秀夫
の本を読み終えたばかりでした。
だから、色々なことが頭の中でリンクされて・・・またまた事故当時の事を思い出し・・・
映画のシーンでも、阪神タイガースの帽子をかぶった少年が出てきただけで・・・
その後の展開が読めてしまうあまり、目頭が熱くなるのでした。
そう言えば・・・
「不毛地帯」のドラマとこの映画で、リンクされている登場人物が現れたりして・・・
またまた興味がそそられたり・・・
今、再放送中の「白い巨塔」も再度観て見ると・・・
数年前に放送されていた当時の見方とまた違った感じで・・・
視聴できるのが面白いです。
あの時は・・・単純に江口洋介さん演じる里見先生ファンでしたが・・・
これだけ・・・色々な映画やドラマを鑑賞していると・・・
もっともっと人間の持っている科学的な心理が知りたくなるのです。
山崎豊子さんの作品は「大地の子」・「白い巨塔」・「華麗なる一族」・「沈まぬ太陽」
そして・・・「不毛地帯」と映像でしか鑑賞しておりませんが・・・
どの作品もけしてファンタジーやSFにコメディー・アクションのような
フィルターにかけられていないので・・・とても現実的でした。
最も危険な動物の世界の・・・食物連鎖のようなストーリーばかりだからこそ・・・
山崎豊子さんのご覚悟のようなものを勝手に感じとってしまい・・・
鑑賞する側も・・・真剣に向き合わなくてはいけないような気がしてしまうのです。

そんな私は、こんなにも不条理な内容の映画ばかりを観ていながらも・・・
私自身、なんと言っても・・・まるちゃんとピカくんにとっての権力者なのです。
そんなママは草食系でもあるし、肉食系にもなれるのですが・・・
だからこそ・・・あんな事もこんな事も・・
子供達には理不尽な事多々起こってしまう我が家なのでした~。
それでも・・・
まるちゃんとピカくんには、ママに鍛えられながらたくましく育って欲しいのです。

そして「さまよう刃」は本当に本当に重い映画でした。
科学的に人の心理なんて割り切りたくない・・・そんな感じの映画です。
この映画に出てくる父親の気持ちを理解しようとしても・・・
思考回路が麻痺してしまい・・・映画の中の世界で、現実の話ではないと・・・
映画に入り込まないようにしようとする自分がいたりして・・・
子供の時に観た「はだしのゲン」の映画のようだったのかもしれません。
それでも・・・一生懸命に鑑賞しなくてはいけないと感じたのでした。
それは、今の私が「親」だから・・・
そして・・・ラストまで観終えると・・・
まるちゃんとピカくんを「大切」に「一生懸命」に育てなくては・・・
と感じたのでした。

今回の映画鑑賞は、重く受け止めてしまう内容の映画ばかりでしたが・・・
世界で最も危険な動物だからこそ・・・
貝になりたい!なんて思わないような・・・社会であって欲しい!

と感じてしまう気まぐれママなのでした。

そして話は、読書の話題になりますが・・・

そうそう、今回読み終えた「クライマーズ・ハイ」ですが・・・
映画よりも・・・悠木記者のその後の事が詳細に描かれており・・・
内容も更に奥深くなっておりました。
そして涙もろい私は、本でも泣けてしまうのです。
映画でもそうでしたが・・・佐山記者の綴った記事に涙して・・・
奇跡の少女のことを思い出し・・・当時と同じ感動の涙を流して・・・
どっぷり・・・「クライマーズ・ハイ」にはまっていきました。
そんな私は、新聞を読むのが好きです。
現代では、ネットやTVでニュースは瞬時に確認できるけど・・・
新聞では、記者の方や有名人や著名人の方のコラムが特にお気に入り!
その方のお人柄も分かるし・・・本当に参考になります。
それでも私が新聞を取ったきっかけは・・・
やはり、新聞販売店の方の地道な営業活動からです。
そして・・・あの時の大会は・・・
あの事故のニュースを目撃してから、3年後の飛行機での遠征でした。
飛行機に搭乗する私も、初めて飛行機に乗った友人も、皆なドキドキしながらの・・・
福岡行き・・・
それでも・・・あの大会もいい思い出になったし、あの地方新聞は嬉しかったな~!
そんな当時の私は・・・ず~っと無我夢中。クライマー・ズハイ状態だったのです。
そして、その夏の翌年の秋に・・・自分の目標の第一の山に上りきった私。
その後は・・・山から下りられないでいたのかな~?
その翌年の夏・・・、急に自分の足元が見えてしまったのでした。
そう!クライマーズ・ハイ状態から、目が醒めてしまったような感覚だったのです。
そして・・・プレッシャーの恐怖でいっぱいいっぱいの私がそこに立っていたのでした。
この本から・・・そんな表現で、当時の感覚を思い出した私は・・・
またまた、当時の未熟な自分の事を思い出し・・・
この本に感動して、映画とはまた違った涙を流したのでした。

やはり、継続は力なりですね。
今年も11月3日が楽しみです~。

あ~あ・・・ジョギングの筋肉痛が今頃やってきました。(遅)

よ~し!気まぐれママをジョギングで鍛えるぞ~!(笑)

 

 

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