ねじをキュッキュッとまいてみる。

2017-09-20 17:38:40 | 家族日記

徐々に秋の陽気が近づいているようです。
空気が乾燥しつつあって・・・
爽やかな風を感じる季節ですね。
そうそう・・・
今年も伯母から、瑞々しくて美味しい
爽やかな果物の梨が送られてきました~!

そんな爽やかな季節の学校行事と言えば・・・
運動会や学園祭ですね!
いよいよ
スポーツの秋!文化の秋!を楽しむ季節を迎えるのですね~!
そんな訳で・・・
今年のピカくんは、初めての学園祭を経験しました。
今までは、パパとママとピカくんで、まるちゃんの学校の学園祭に訪れておりましたが・・・
今年は、パパとママとまるちゃんで・・・
ピカくんの学校の学園祭へ足を運びました。
その日は、暑さが残る熱い日でしたが・・・
秋晴れのいいお天気で・・・
ピカくんのクラスの催し物はもちろんのこと・・・
各クラスの催し物をのぞきながら、楽しませてもらい・・・
ピカくんの部活イベントも見学させてもらいました。
そして・・・
学食では美味しいランチをいただいて・・・
体育館では面白くて元気をいただけるイベントを観賞させてもらったりと・・・
楽しい時間が盛りだくさんでした~!
まるちゃんも、数年前の自分の高校時代を懐かしく思い出しながら・・・
ピカくんの学校のイベントを楽しんでおりました。
そんなまるちゃんは・・・
自分の母校の学園祭にも足を運んでおりました。
久しぶりの母校訪問で・・・後輩たちの催し物を楽しませてもらうと・・・
その後は・・・
同級生のお友達とご飯を食べたとかで・・・
ご満悦で帰ってきたのでした~。

そうそう・・・
秋と言えば読書の秋ですね~!
私は、本日、ブログを綴る前に・・・
「ねじまき鳥クロニクル 第1部泥棒かささぎ編」の・・・
間宮中尉の長い話』をどうしても読んでみたくなったのでした。
それは、もう一度、山本がどうしてあんなむごい最期を迎えなくてはいけなかったのか?それを確認したかったのです。
そして、「間宮中尉の長い話1・2」を読み終えると・・・
更に数ページ戻って・・・
間宮中尉とトオルがどうやって出会うことになったのか?
もう一度、確認しました。
私が、初めて「ねじまき鳥クロニクル」を読み始めたときは・・・
村上春樹さんの恋愛小説が読みたくて・・・
新しい新刊を心待ちにしていたので・・・
第1部を読み終えたときは・・・
あまりにも苦しくて残酷で・・・
その段階ですでに・・・
投げ出したくなったこともあったような気がします。
それでも、記憶は曖昧ですが・・・
笠原メイに導かれるように・・・
なんとか・・・第2部も読み進めたのでした。
その当時・・・
ノルウェイの森」と国境の南、太陽の西」しか読んだことのない、
当時の私は・・・
村上春樹は恋愛小説家なのだという勘違いをしていたのです。
だから・・・
「ねじまき鳥クロニクル」にだって・・・
いつかきっと・・・
クミコが現れて・・・素敵なラブストーリーが繰り広げられるのだと・・・期待していたのかもしれません。
それなのに・・・クミコは一向に現れないし・・・
現実主義の私が苦手とするファンタジーな要素も満載な本でしたし・・・
これは私の苦手な分野の小説なのかもしれないと気付いたのでした~。
それでも・・・長い年月を経て完結編の3部を読んでみると・・・
恋愛小説と期待しながら・・・
途中で放り投げた「ねじまき鳥クロニクル」だって・・・
結局は、クミコトオルの究極の愛の物語だったのです。
それを理解するまでに・・・私もかなりの時間を要したのですが・・・。
そんな読書体験から・・・
今の私は、もう一段、成熟しました。
村上春樹さんが・・・
ねじまき鳥クロニクル」と1Q84」と騎士団長殺し」の中に込めた・・・
「暴力」のキーワードをもう少し正確に読み解いてみたくなったのです。
そうすると・・・
村上春樹長編作品から・・・感じたことは・・・
「暴力」にも、ありとあらゆる種類の「暴力」があるのだな~と気づかされるのです。
もしかしたら・・・?
村上春樹長編作品とは・・・
暴力」の種類の参考書なのではないかとさえ感じるのです。
その中でも・・・特に・・・
「暴力」の描写が直接的にわかりやすく綴られているのは・・・
『間宮中尉の長い話』だと思うのです。
そこには、「暴力」と「システム」のメタファーがわかりやすく描かれています。
そして・・・
『ねじまき鳥クロニクル#17(クミコの手紙)』の中にもまた違った形の暴力が描かれています。
クミコの暴力とは・・・
ノボルが「システム」という暴力を創り上げる前に施した必死の抵抗でした。
そして、自分や子孫がそのシステム創りを引き継がなくても済むように、自ら犯罪者となって宿命にとどめを刺したのです。
それは・・・
もしかしたら?
雨田具彦の「騎士団長殺し」の絵画のような描写だったのかもしれません。
それが私の「騎士団長殺し」の感想です。
暴力が支配するシステムの中に・・・
長い間身を置くと・・・
その人達もねじが外れてしまうのでしょうか?
今まで私の頭には、「ねじまき鳥クロニクル」の浜野の存在が記憶されていませんでしたが・・・
今朝、浜野の話のくだりも読んでみると・・・
雨田継彦に繋がりました。
あれから・・・また数年たって・・・
「ねじまき鳥クロニクル」を読み解くことが出来ました。
「システム」を作る権利のある人が・・・
知らず知らずのうちに・・・ねじを緩めて・・・ねじを外してしまい・・・
もし?暴力が支配するシステムを作ってしまったら・・・?
誰が痛くて苦しい思いをしなくて済むのか?
誰が痛くて苦しい思いをしなくてはならないのか?
誰が誰に痛くて苦しい思いをさせないとならないのか?
そんな事を想像しながら・・・
私も、日常の中で・・・ねじが緩まないように・・・
ねじを少しずつ・・・締めていきたいな~と・・・思える・・・
村上春樹作品に触れた初秋なのでした~。

今回、鑑賞した映画は・・・
「少女ファニーと運命の旅」をまるちゃんと鑑賞しました。
こちらの作品は、実話です。
暴力が支配しつつある国から、暴力のシステムから侵されそうな子供たちの逃亡物語です。
逃亡を手助けすれば、その手助けした大人たちだって・・・
暴力のシステムから侵される危険性があったわけなのですが・・・
その暴力に屈しない大人たちと逃亡を続ける子供たちとの心の触れ合いが、美しい映像で描かれていました。
暴力というシステムから子供たちを護った、フランス人マダムは実在の人物の様ですが、現実には、もっともっと多くのフランス人の大人が、暴力的なシステムから狙われている子供たちを救ったようです。それがメタファーとなってイデアとして映画に登場したのが・・・
フランス人マダムの様です。
そして・・・
私は、今やっと・・・
本田がなぜ?
間宮に、トオルへの形見として、空箱を託したのか?理解できました。
映画を見終えると・・・
私は・・・実話だと知っていても・・・ホッとして涙があふれ・・・
ここ最近鑑賞した映画の中で、最も泣いた作品でした。
誰が誰を痛くて苦しい思いから救ってあげられるのか?
そして・・・
「騎士団長殺し」の32章の描写を思い出し・・・
暴力のシステムから逃れられなかった・・・
子供たちの冥福を祈りました
私は、以前に読んだ「朗読者」の感想をブログに書き込んでおりますが・・・
あの時は、曖昧な記憶で書き込んでしまいました。
あれから、もう一度「朗読者Ⅱ-14」を読み直し、
私のブログを確認すると・・・
訂正しなくはならない箇所がありました。
それは・・・ミヒャエルがヒッチハイクした時の描写の感想です。
それは・・・
トラックの運転手の会話文ではなく・・・
トラックの次に乗せてもらった車の運転手との会話文の感想でした。
「暴力のシステム」から解放されると・・・
そんな車に乗れる人もいれば・・・
ハンナみたいな余生を送ることになる人もいるのだと・・・
改めて、「朗読者」の奥深いメタファーを感じ取ることが出来ました。
フィクションの話ではありますが・・・
「騎士団長殺し」の37章を思いだしました。
雨田継彦の上官将校はどのような余生を送ったのだろう?

映画鑑賞の話をしながら・・・
たまたま読み終えたばかりの本の話も織り交ぜましたが・・・
私の読書の秋は続くのです。
私は、「騎士団長殺し」を読み終えると・・・
気を取り直して・・・
「ピンクとグレー」(作)加藤シゲアキ
アイドルの書いた小説のページを開いてみました。
こちらの本は、あの時にあの本と一緒に購入しました。
最初は、芸能界の若者の群像劇小説だと思い・・・
若者にはよくある感情!感情!な~んて・・・
男の子の思春期のストーリーを・・・
気楽にフムフムと読ませていただいておりました。
すると・・・
そんな気楽には読めない描写に差し掛かったのです。
『第十一章 シングルモルトウイスキー』
私は、芸能界の話だという知識だけはあり・・・
こちらの本のページを開いてみたのですが・・・
こんな展開が待っているとは知らずに読み進めていました。
「ピンクとグレー」には十一章があるから・・・
結末にも納得がいく・・・
それは、素敵な友情の話でした。
でも・・・第十一は・・・
読んでいる私自身が、本当に苦しくて苦しくて・・・
こちらのシーンを頭の中で描写するのはとても辛い行為でした。
それでも・・・
りばちゃんとごっちの友情がとても丁寧に描かれていて・・・
『第十二章 ジンジャーエール』へとつながるのです。
ウイスキーとは・・・友情をより深みのあるところへと運んでくれる飲みものなのでしょうか?
「騎士団長殺し」の
雨田政彦と主人公の画家の「私」との友情にも・・・
シーヴァス・リーガルのウイスキーが登場するのですが・・・
やはり、深みのある男の友情を描くなら・・・
ウイスキーが完成するまでの過程を学んだ私としては・・・
ビールより・・・
ウイスキーの方がしっくりきました。
ごっちが流星になってしまった時も・・・
りばちゃんは・・・最後まで・・・
ごっちをスター白木蓮吾として・・・格好よく演じさせました。
その描写は・・・
アイドルが書いた小説ではなく・・・
作家、加藤シゲアキが書いた作品なのだな~と・・・
感じさせる・・・重みのある素敵な作品でした。
ちなみに・・・こちらの本を読み終えた数日後・・・
もう一つの職業の加藤シゲアキの姿を拝見しました。
それは・・・
あるドキュメンタリー番組を見た翌日、5チャンネルの歌番組の生放送からでした。
そこには・・・
キラキラした・・・
ピンクがポイントの衣装をまとったアイドルグループが映し出されていました。
その後・・・
グレーの衣装をまとった・・・
アイドルグループとの歌の対決も楽しませていただきました。
ちなみに・・・
私が今読み始めている本は・・・
30年くらい前に映画は鑑賞済み「スタンド・バイ・ミー」
(作)スティーヴン・キング(訳)山田順子を読んでいます。
こちらの本は、何年か前に購入してあったのですが・・・
なかなか読む機会が訪れなかったのです。
この度・・・リバーから「読んでみて~!」って・・・
言われているみたいで・・・
本棚から取り出して・・・ページを開いてみました。

読書の秋ですね~


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やわらかくやわらかく・・・しなやかに!

2017-09-06 17:46:22 | 夏休み日記

本日の朝方は雨。
ちょっと晴れの日があったかな~と思うとまた雨。
今年の夏は本当に雨の日が多かったな~。

そうそう・・・
昨晩は、早めに就寝して。
本日の午前早々に・・・
まずは、ピカくんが目覚め、その後、私、パパと目覚めました。
それは、日本代表のサッカー観戦のためです。
パパとピカくんは、しっかり試合運びを見届けていたようです。
私は、ソファーでウトウトしながらでした。
そんな訳で、少し寝不足です。
いや~私は・・・ウトウトしていたからそうでもないかも。(笑)
でもでも・・・
ウトウトとサッカー観戦が出来たのも・・・
心に余裕があったからなのですが・・・
先月末のワールドカップ予選で、
ハリルJapanが見事にワールドカップ出場を決めてくれたからなので・・・
今回は苦しい観戦ではありませんでした。
ワールドカップ出場がかかっている予選のゲームを観戦すると・・・
毎回、ギリギリのラインで応援しながら観戦していることが多かったので・・・
本日は、親善試合を観戦している気分でした。
これからは・・・
ロシアワールドカップに向けて・・・
がんばれ~!ハリルJapan!
がんばれ~!ニッポン!

そんな日本が歓喜に沸いた翌日に・・・
ピカくんは、新学期を迎えました。
とは言っても・・・夏休みと同じ時間に家を出ているので・・・
そんなに、生活リズムは変わっていないようです。
授業がスタートした分、
「疲れた~!」と帰宅するわりには・・・
生活にハリがあるようで・・・学校生活は楽しそうです。
夏休みの部活の日のお弁当は・・・
簡単に食べられるおにぎりだけでいいと言っていたピカくんですが・・・
新学期が始まると・・・
またまた、お弁当の量を増やして欲しいとリクエストがありました。
この夏、あまり身長が伸びていないので・・・
モリモリ沢山食べて・・・
心も体も大きく成長してほしいな~!と思うのでありました~!

一方のまるちゃんは・・・
前回の夏休み、春休みと同様・・・
国内ではありますが・・・色々なところへ旅行しています。
旅するのがまるちゃんの趣味みたいで・・・
今年の夏休みは、「青春18きっぷ」を利用して、初めての一人旅も楽しんでいました。

私は、母親として・・・
家族旅行で子供たちをもっともっと色々な所へ連れて行ってあげればよかったな~と思っていた時期もありましたが・・・
子供は子供で大きくなれば・・・
行きたいところへ自ら出かけていくものですね~。

なので・・・
夏休みの終盤・・・
私は・・・一人で過ごす日々でした~。
まるちゃんとピカくんが幼い頃は・・・
毎日どこへ行こう?どうやって過ごそう?って・・・
長い長い夏休みを送っておりましたが・・・
今では・・・夏休み?って・・・感じてしまうくらい・・・
いつもの日常と変わらなくなってしまいました~(笑)
そんな訳で・・・
私は、私の夏休みを楽しんでいました~。
それは、ババもおなじなのかな~?
私の父と母もかつては・・・
まるちゃんやピカくん、従弟くんを・・・
夏休みや春休みになると・・・旅行へ連れて行ってくれていました。
みんなが幼い頃は・・・
夏休みになると、海の近くのプール付きのホテルに何泊かして・・・
プール遊びや、海遊びに、花火なんかも楽しみました。
春休みは、ゲレンデの側のホテルに何泊かして・・・
スキーや雪遊びを楽しんでいました。
まるちゃんの中学受験の勉強が忙しくなったり・・・
母が体調を崩してからは・・・
ちょこちょこ旅行に切り替わっていったのですが・・・
今では・・・
孫たちもそれぞれの社会が広がり日々忙しいので・・・
夏休みが始まると・・・
どこかしら孫たちを連れだしていたジジやババも・・・
この頃は、それぞれの友達と旅行やお出かけを楽しんでいるようです。
そんな中・・・
母は、「たま~には・・・一緒に出掛けよう!」と・・・
気兼ねしなくていい娘の私を誘ってくるので・・・
私も気兼ねせず母に甘えて・・・
母にご馳走になりながら・・・ランチを楽しんでいます。
前回のランチは、美味しい鰻をご馳走になったり・・・
今回のランチでは、まるちゃんの空き時間がたまたま合ったので・・・
私とまるちゃんは旅行のお土産を持って・・・母に会いに行きました。
そして、母子親子三代でランチを楽しみました。
その後は、まるちゃんはババから素敵な洋服を買ってもらったり・・・
ピカくんにはモリモリ食べて大きくなってもらいたいからと・・・
お肉屋さんで、晩御飯用のステーキをお土産に買ってくれました。
その後は・・・
母を地下鉄の駅の改札で見送ると・・・
まるちゃんも反対側の地下鉄に乗ってバイトへ出かけ・・・
私は地上の電車に乗って駅ビルを後にしました。
そんな母と私とまるちゃんとの・・・
超短時間な夏休みのひと時なのでした~。

ランチと言えば・・・
数ヶ月ぶりに、ママ友さんとランチをしました~。
前回のランチでは・・・
希望の大学受験に成功したお兄ちゃんの話を聞かせてくれたママ友さんでした。
そして、その話しがとても参考になった私です。
今は、お互いに、二子目が高校生です。
そんな訳で・・・今回は・・・
お互いの子供の高校生活の話なんかもしながら・・・
これからの大学受験の話を交え・・・
まだまだ、子供に手がかかるね~と・・・
話しておりました~。
そして、前回と同様、ママ友さんの子育て話を色々聞かせてもらって・・・
またまた参考にさせてもらう私なのでした~。
子離れした私ではありますが・・・
高校生になっても・・・
それなりにまだまだ子供には手がかかりますし・・・
そっと見守るような・・・
そんな微妙な距離の親子関係を保たなくてはならないのです。

我が子とはそんな距離にありますが・・・
片時も目が離せない親子の夏休みタイムもあるのです。
短大時代の友人が、お里帰りで帰国していて、
もう一人の友人は、旦那さんの単身赴任先へ遊びに行っていて、夏の終わりに帰国したので・・・
やっと・・・一年ぶりに3人で会える日がやってきました。
子育てをほぼ終えた私は、身一つで待ち合わせ場所へ・・・
友人達は・・・まだまだ目が離せないお年頃のお子ちゃま達と待ち合わせ場所へとやってきました。
その待ち合わせ場所は・・・スカイツリーです。
そう!この夏休みにピカくんが目指したのに昇ることが出来なかったスカイツリーで待ち合わせです。
ちなみに、まるちゃんは・・・
真下にある、すみだ水族館には行ったことがあるそうです。
スカイツリーへ行く事になったのは・・・
友人からの提案だったのですが・・・
まさかこのタイミングで・・・
私がまるちゃんやピカくんより先にスカイツリーへ昇れるとは思いもしませんでした。(笑)
スカイツリーの天望デッキまで一気にエレベーターで昇るのですが・・・
ビックリするくらい速く天望デッキに着きました。
そこからの眺めは・・・本当に異次元でした。
高層ビルが増えたこともあり・・・
東京タワーは驚くほどに小さく見えて・・・
長い道路や大きな川がどんな形でどこに繋がっているのかもよ~く見えるのです。
残念なことに、その日は曇っていたので・・・富士山は見えませんでしたが・・・
それはまるで・・・
東京、首都圏の立体マップの様でした~。
天望デッキをゆっくり回って・・・東京、首都圏の眺めを一望すると・・・
今度は、天望回廊へと昇っていきました。
地上から、451.2メートルの眺望は・・・
雲がすぐ横でふわふわと浮いているのです・・・
本当に天望なのですね~。
あまりにも高すぎて・・・そこから望める東京の眺めが・・・
現実のものではなく・・・ミニチュアの世界にしか見えなくて・・・
真下を覗いても・・・東京タワーの様には怖く感じませんでした~。
まさに異次元の世界です~!
それは、天望デッキフロア340にある・・・
ガラス床のリアルな足元のガラス窓から覗いても同じでした~。
東京に住んでいると・・・いつでも行けるからと・・・
スカイツリーは・・・
いつも混んでいるだろうし料金も高いイメージでしたので・・・
足を運ぶのが遠のいておりました。
ピカくん、それに・・・まるちゃん、パパごめん。
子離れしたことをいいことに・・・
ママは、家族を差し置いて・・・
一足先にこの異次元の眺めを楽しませてもらいました~。
「今度は家族で昇ろうね~!」
その日は・・・
私と友人の娘ちゃんが初めてスカイツリーに昇った訳なのですが・・・
私も友人の娘ちゃん同様、かなり童心に帰ってしまいました~(笑)
その後は・・・
ソラマチで美味しいランチをいただきました~。
そして・・・それからはお子ちゃまタイムです~。
私はまたまたババ気分になって・・・
お子ちゃま大喜びの施設へ付き合いました。
すると・・・
お子ちゃまたちが大喜びの大はしゃぎで楽しそうだった~。
今回、初めてご対面した友人の息子くんは・・・
他の施設へ行きたかったようですが・・・
妹に付き合わされて・・・ちょっと退屈そうでした。
それでも、もう一人の友人の娘ちゃんから・・・
「おにいちゃん!おにいちゃん!」と・・・追い回されて・・・
照れくさそう!それを見ていても微笑ましかった~!
帰り際は、一年ぶりに再会して楽しそうに遊んでいた・・・
友人の娘ちゃん達が名残惜しそうに・・・お別れの挨拶を交わしていました~。
それがまたかわいらしかった~!
また友人親子に会える日が楽しみです~。

それから、それから・・・
一年ぶりに、近場に住んでいる高校時代の部活仲間達ともプチ同窓会で楽しみました。
雨が多い夏でしたが・・・
その日は天候にも恵まれ、今年もビヤガーデンで・・・
美味しい生ビールを堪能しました。
今回も、先輩や近くに住む後輩ちゃんも参加してくれて・・・
皆で、夏の夜風にあたりながら・・・
懐かし話でワイワイ楽しみました~。

そして、そして・・・
私の夏の楽しい会はまだまだ続いたのです~。

二年ぶりに、ママ友会がありました~。
この頃テニスに参加できなかったママ友さんも参加出来たので・・・
人数も増えて、とても楽しい会でした。
今回は、海外旅行したママ友さんからお土産のお菓子をいただいて・・・
それぞれ、この夏の思い出や出来事なんかの話でも盛り上がって・・・
いい暑気払いになりました~。
今月は、夏休みも終わって・・・テニスが再開されるので・・・
私は、相変わらずな腕前ですが・・・
ママ友さん方と楽しも~っと!

そんな中・・・
もちろん!パートにも行ってお仕事もしておりますが・・・
家事以外のマイタイムには・・・
一人で映画鑑賞に出掛けたり、読書も楽しんでおります。

先日、鑑賞した映画は「関ヶ原」です。
夏の旅行で、日光東照宮を訪れたばかりなので・・・
とても興味深く、鑑賞させていただきました~。
映画の中の、石田三成と徳川家康が望んだ世は・・・
きっと同じ太平の世だったと思います。
映画の中で・・・
石田三成が戦が終わったら旅に出ようと考えていたのは・・・
驚きでした~!
きっと、豊臣秀吉が・・・
天上を目指していた頃とは違って・・・
天下を取ってしまうと・・・
天下統一を維持するため・・・
身内でもなんでも切り捨てなければならない・・・
孤独な独裁者の苦しみを知っていたのではないかと・・・?
そう考えると・・・
以前にTV番組か何かで観たような気がするのですが・・・
織田信長が・・・本能寺から逃亡して・・・
西洋に渡った説も・・・理解できるような気がしました~。
そして・・・
映画の中の石田三成から読み取れたのは・・・
戦が終わったら権力をすて自由人になって・・・
好きなところへ思うがままに旅をしたいという・・・
「解放」という文字でした。
それは・・・
スカイツリーに昇った時にも疑似体験できたのですが・・・
上から地上を見下ろすと・・・それは異次元の様に見えたのと同じ。
地上が全て見渡せるからこそ・・・気持ちがいい分・・・
もっともっと広い世界を望もうとする。
それと同時に・・・
もし?この高い位置から降りる事は許されず・・・
地上の全てのものを支配しなくてはならなくなったら・・・
それはそれで・・・
天下人とは孤独で不自由な立ち位置なのではないかな~と・・・
だからこそ・・・
かつての天下人は・・・
その不自由な立ち位置を維持するために・・・
天上を目指そうとする・・・
地上の世界で活き活きとしている殿方を切り捨てたりする場合もあり・・・
それを回避するために、天下人はもっともっと遠くへと目を向けて・・・
殿方のエネルギーを国外へ向けさせ・・・
勢力を伸ばそうとしていたのでしょうか?
そんな秀吉の野望に巻き込まれた殿方の疲弊をよく理解していたのが・・・
もしかしたら?石田三成と徳川家康だったのかな~?
お二人は・・・
そんな殿方も庶民も皆が平安に暮らせる太平の世を目指していたのかな~?
そんな事を感じさせてくれる・・・
天下分け目の「関ヶ原」の映画鑑賞会でした~。

そして、今、読み進めている本は・・・
「騎士団長殺し」(作)村上春樹 です。
「第1部顕れるイデア編」を読み終え・・・
「第2部遷ろうメタファー編」の56章まで読み終えました。
こちらの本は、あの小説2冊と一緒に購入しました。
でも~その頃の私は、まだ読むタイミングではないな~と感じていたのです。
こちらの本のタイトルは、ちょっとおどろおどろしいし・・・
村上春樹ワールドのメタファーを読み解くだけのメンタルが私に備わっているかと言えば・・・
まだ自信がない時期でした。
ですが・・・
夏休みに入って・・・神宮球場を訪れた時に・・・
「そうだ!そろそろ『騎士団長殺し』を読んでみよう!」と・・・
読書のタイミングが訪れたのでした~。
そんな訳で・・・
前前前回のブログを書き終えた後に・・・
「騎士団長殺し」を読み始めました。
村上春樹さんの長編小説の中でも・・・
こちらの長編小説は・・・
ねじまき鳥クロニクル」や1Q84」の要素満載でした~。
歴史や社会問題に音楽や美術や盛りだくさんの情報をサラサラと登場人物の日常に載せ・・・
直接的で過激な表現も多々あるのですが・・・
色々な比喩表現で読者をあっという間に異次元の不思議な世界へと引き込んでくれるのです。
それは、どんな世界の比喩なのか想像するのは・・・
ちょっと一苦労・・・
かつての私が「ねじまき鳥クロニクル」を読破するのに・・・
途中で投げ出したりしながらも・・・
かなりの時をかけて苦労して読み上げた経験があるもので・・・
村上春樹さんの長編小説を読み進める時には・・・
私の精神状態が充実していて柔軟でないと読み進められないのです。
こちらの書籍が出版されたのは・・・
ピカくんの高校受験が、全て終了する日の事でした。
本来なら・・・
ピカくんの受験が終わったら・・・
少しゆっくりして・・・自分の時間を楽しもう!と思っていたのですが・・・
その後、ピカくんの進路が決定すると・・・
私の精神状態は固い殻に覆われていました。
ファンタジーな比喩的な表現が多く含まれている・・・
フィクション満載の文学の世界なんて受け入れられる状態ではありませんでした。
メイちゃんのように、茶碗蒸しのもとをレンジに入れたらマカロニグラタンが出来上がるな~んて柔軟な発想は・・・出来ない状態だったのです。
かつてメイちゃんに共感していた私は・・・
メイちゃんの親の様に茶碗蒸しは茶碗蒸しと主張するような精神状態でした。
それは全く正常な現象で正常な精神状態なのですが・・・(笑)
その後・・・
そんな固い殻から解放された私は・・・
またまた、柔軟な想像力を持って・・・
文学の世界を楽しめるようになりました。
まだラストまで読み上げていないので・・・何とも言えませんが・・・
免色さんの事は、
ねじまき鳥クロニクルのシナモンくんが言葉を発する様になって・・・
おじさんになったらこんな感じかも~と想像してみたり・・・
51章後の騎士団長は・・・
日光東照宮の陽明門に施されている天国のような場所で・・・
「問題あらない、問題あらない!」と・・・
無の姿になって・・・のんきに過ごしながら・・・
天の世からこの世の人間を観察していそう!
まだ半年前に出たばかりの本なので・・・
あまり書き込むとネタバレしすぎかな~?
何はともあれ・・・昨年の秋は・・・あまり読書できなかったので・・・
今年の秋は・・・思う存分、読書を楽しもう!

そうそう・・・
安野光雅さんの絵本に・・・
まるちゃんとピカくんを触れさせてあげられなかったことを・・・
後悔し、その事を前回のブログで綴った私は・・・
その後・・・
ネットで注文して「ふしぎなえ」の絵本を購入しました。
まるちゃんもピカくんも・・・
初めて目にする不思議な絵の様でしたが・・・
二人とも・・・
階段の絵は目にした事があるようです。
ピカくん曰く、かがくる」で・・・その階段の絵を目にしたとの事。
そうだったんだ~と・・・
私もいい母親してたじゃん!と・・・
かつて子供たちに購入していた、子供向けの科学雑誌の事を懐かしく思い出していました~。
でも~!実は私が童心に帰りたくて・・・
「ふしぎなえ」の絵本を注文したのですが~・・・。
思考回路を柔らかく柔らかく・・・!

この秋を楽しみたいと思います!


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