我が家の入試までの道のり

2010-02-16 23:55:44 | 年末年始日記

久しぶりの我が家日記です。

昨年末からの我が家ですが・・・

冬休みはまるちゃんと一緒に受験校の過去問題に取り掛かっておりました。

ピカくんは元気に外で遊んだり、サッカー教室のクリスマス会も楽しんでいました。

それから・・・・年末年始は・・・
まるちゃんは志望校対策コースの特別講習を朝から夕方までかけて・・・
しっかりと受講していたのでした。
その間のピカくんとママは久しぶりのデートです。
映画「ワンピースフィルム・ストロングワールド」を鑑賞したり・・・
ワンピース特典ではコミック本の0巻をもらってとても喜んでいました。
そして・・・映画では雷鳥がとてもお気に入りだったようです。
それから・・・
お昼にお寿司も食べたり・・・
デパートにも足を運びました。
まるちゃんの受験でピカくんには我慢ばかりさせていたので・・・
ピカくんと冬休みに楽しい時間が取れて良かったです。

そして・・・
パパは大晦日前日まで仕事をしていたので・・・

家族全員でゆっくり出来たのは・・・大晦日の晩だけでした。
そんな大切な大晦日なのに・・・
家族それぞれ観たい番組はバラバラです。
今年も私は、料理しながら紅白を観て・・・
ピカくんは自分の部屋でお笑い番組にはまっていました。
そして・・・
パパはやっぱり格闘技ファンです。寝室のTVでK1を楽しんでいました。
そんな中・・・
まるちゃんは紅白を観たり・・・お笑いを観たりと・・・
塾で1日中勉強していたので・・・
疲れを癒すように・・・ピカくんと大笑いしておりました。

それでも・・・
食事の用意が出来きると・・・
みんなで・・・年越しそばを食べながら・・・家族が大好きな鍋をいただいて・・・
楽しい晩餐を送る事ができました。

Happy New Year

2010年を迎えた我が家は・・・
みんなで乾杯をして・・・
まるちゃんはすぐに翌日の早朝からの講習のために就寝したのでした。

そんな我が家の年越しでしたが・・・
翌朝は家族で早起きをして・・・
我が家のベランダから見える初日の出に・・・
家族みんなで・・・家族の健康とまるちゃんの合格祈願をしたのでした。


そして・・・まるちゃんが元気に塾へと出かけて行くと・・・
なんだか・・・ホッとしました。
今年もいい年でありますように~!

その日の午後からは・・・
パパの実家へ年始の挨拶へ出かけました。
そして・・・今年は・・・毎年、初詣に出かけている・・・お寺に・・・
パパとパパの妹とピカくんと私で・・・お参りに出かけたのでした!

今年のおみくじは・・・
ピカくんにまるちゃんのおみくじを代理で引いてもらったのでした~。
すると!やった~!なんと!なんと!「大吉」です。
しかも・・・受験生にぴったりの文面が綴られているではありませんか~!
「桜咲く・・・」
そんな内容のおみくじを引いてくれたピカくんに・・・
みんなで頭をなでなでしてあげたのでした。
そして・・・まるちゃんには、そのお寺の合格祈願お守りと開運熊手を贈りました。

その日は、夕方を過ぎたころに・・・まるちゃんが塾から帰って来ました。
そこでパパの実家では・・・
みんなでパパのお母さんが作ってくれた美味しい御節やすき焼きをいただきながら・・・
まるちゃんとピカくんと・・・従妹も一緒に・・・
楽しいお正月を過ごしたのでした。

それから、それから・・・
そんな翌日の2日は・・・
またまた、まるちゃんは元気に塾へ出かけて行きました。
その日の夕方は・・・私の親戚が集まる日でもあったので・・・
まるちゃんの塾が終ってから・・・親戚宅へ向かったのですが・・・
もうすっかり・・・宴も酣でした。
それでも伯母の美味しい正月料理をいただきながら・・・
まるちゃんとピカくんは、はとこ達と楽しませていただいたのでした~。

そして3日も・・・
まるちゃんは元気よく塾へ出かけていったのでした・・・
その日は年末年始の塾の特別講習会の最終日でした。
まるちゃんお疲れ様!
その日の晩は家族でゆっくり過ごしました。

そして・・・
4日はパパの仕事初めです。
その日のパパは大忙しでした・・・
5日も早朝から、大事な仕事があったため・・・
私とまるちゃんとピカくんは・・・私の実家へ出かけました。
その途中で・・・まるちゃんとピカくんが幼い頃に、生まれ育った地へと・・・立ち寄りました。

そして・・・
ママもまるちゃんもピカくんもお宮参りさせていただいき・・・
ママもまるちゃんも七五三でお世話になった神社へ・・・
初詣でという事で足を運んでみました。
まるちゃんとピカくんと一緒にお参りを済ませ・・・
まるちゃんはその神社で絵馬に第一志望の学校名を書き込んで・・・
合格祈願をしていました。
そして私は、その神社の必勝お守りをまるちゃんに贈り、励ましました。
ママも・・・
一生懸命に家族の健康とまるちゃんの合格祈願をしたんだよ~!

その後に・・・実家へ向かうと・・・
父の誕生日前でもあったので・・・
ちょっと早めのプレゼントとケーキを持って行くと・・・
父は喜んでくれました。
すると・・・
父の誕生日祝いもあったのですが・・・
父はまるちゃんの受験の激励会ということで・・・
みんなを食事につれていってくれたのでした。
そして・・・美味しいお料理をいただきながら・・・
まるちゃんはジジ・ババに叔父さん達や従弟家族に激励を受けたのでした。
頑張れ~!まるちゃん!

そんな楽しい宴の後は・・・
ピカくんはそのまま従弟の家へと泊まりに行ったのでした。
ピカくんはやっぱり従弟くんが大好きです。
弟のお嫁さんにお世話になりながら・・・
従弟君と楽しく遊んでいたようです。
ピカくん!良かったね!

こんな年末年始を送った我が家でしたが・・・

それからは・・・まるちゃんの受験に向けて更に更に・・・
我が家は1日・1日を大切にしながら毎日を送っていったのでした。

7日の七草粥の日は・・・
冷蔵庫に入っている・・・葉もの類でお粥を作りました。

清白・三つ葉芹・ほうれん草・春菊・白菜・水菜・青梗菜
春の七草を全部揃えた訳ではありませんが・・・
一応、七草をそろえました。
そこで、まるちゃんに正式な七草を訊いてみると・・・
「菘・清白・芹・薺・御形・繁縷・仏の座」
と答えてくれました。
そして・・・ママオリジナル冷蔵庫七草粥を食べながら・・・
健康を祈願して、美味しくいただきました。

それからは、私の誕生日も迎えました。
その日の私は、自分への誕生日プレゼントという事で・・・
まるちゃんとピカくんに羽毛布団をプレゼントしました。
それまでは羊毛布団だったので・・・北側に子供部屋があるために・・・
この季節、とても寒がっていたまるちゃんとピカくんでしたが・・・
羽毛布団に変えてからは・・・快眠できた様でした。
良かった!良かった!

そして・・・パパからは・・・
「カールじいさんの空飛ぶ家」の映画に誘われ・・・
まるちゃんが塾で勉強している間に、ピカくんも一緒に三人で鑑賞してまいりました。
映画はとても心温まる内容でした。
パパに誘われたからこそ、嬉しい内容でもあったのでした。
映像はCGアニメなので・・・洋服の布地の質感まで細かく表現されていて・・・
本当にお人形さんが動いているようなそんな素敵な世界!
私自身、3D映像はTDL以来でした。
しかも、3Dの映画は初めてでしたので・・・
3Dの映像の世界はまるで・・・
おもちゃのミニチュア人形ハウスの中にいるような感じでした。
本当に可愛らしい世界でうっと~り。
だからこそ・・・
またまた、ワクワクするような・・・新たな体験が出来ました~。(悦)

そして・・・誕生日当日は、パパが会社帰りにデパートで・・・
行列の出来るお店のバームクーヘンを買って来てくれたのでした。
私はバームクーヘンが大好きです。
誕生日はちょっと贅沢なバームクーヘンをいただいたので・・・満足!満足!
そんな私の誕生日でしたが・・・
毎年恒例のママの誕生日カラオケ大会は・・・
まるちゃんが受験を控えていたので・・・
受験が終るまでお預けになったのでした。


そんな我が家は・・・
お正月気分から一転して更に更に・・・受験準備をちゃくちゃくと進めて行きました。

私は家族の体調管理をしっかり考えました。
風邪をひいたり、ウイルスに感染しないために・・・
栄養管理から・・・まるちゃんの睡眠時間の管理まで・・・

栄養面では・・・
受験までは、いつも配達していただいている冷凍青汁の注文数量を増やして・・・
毎朝、家族で飲んでいた・・・「青汁バナナミルク」を・・・
夜もミキサーにかけて作りました。
そして、体調が心配な時は、まるちゃんも私も、原液で青汁を飲んでいました。

食事面では・・・
まるちゃんが受験勉強を始めた頃に購入していた本を読み返しました。
「子供を強くする100の食材」  監修  長澤 池早子
そこで知能・学習能力を高める食材のページを開き・・・
食材ランキングをみて・・・
年が明けてから・・・なるべくランクインしている食材を選んで食事を作っていました。

1月校の受験日前夜のメニューは・・・
ランキング・・・
12位桜えび・17位しらす干・47位ほうれん草入りの、お好み焼き。
16位鮭・4位イクラ・1位海苔・50位ゴマをたっぷり散らした、親子散し寿司。
3位蜆の入った味噌汁。ちなみに大豆は38位です。
更に・・・サラダには45位ブロッコリーを添えました。

そして・・・2月の受験を迎えるまでずっと・・・
ランキングに記されている食材をなるべく選びました。
ランキングの中ではやはり、魚介類が知能にいいようでした。

そして・・・まるちゃんの第一志望校前夜には・・・
親子散し寿司を作り・・・
ゲンを担いで・・・とんかつを揚げました。
親子で絶対に勝つ!の気持ちです。

入試当日のお弁当にも・・・親子散し寿司ととんかつを持たせました。


そして・・・
睡眠の面ですが・・・
睡眠時間は必ず8時間は取らせました。
本当は、入試の時間に合わせて、朝方にしたかったのですが・・・
夜は、パパが帰宅してから算数タイムでしたので・・・
睡眠時間を最優先させたのでした。

それからの・・・まるちゃんですが・・・
本当に本当の・・・
受験勉強、最後の追い込みに入っていったのでした。

それから・・・
1月校の受験日を迎え・・・

まるちゃんと入試に向かう途中で・・・
私の母から・・・携帯に「頑張れ!」メールが届きました。
よ~し頑張れ~!と、まるちゃんにババからのメールを伝えて!
更に気合を入れて、試験会場の門をくぐったのでした~。

そこでは、沢山の塾の先生方から励まされたまるちゃん!
さらに勇気をいただいていました。

そんなまるちゃんに・・・私は沢山の物をもたせました。
受験票、筆記用具に上履き、腕時計はもちろんの事・・・
お守りに・・・温かい飲み物、子供用栄養ドリンク・・・
携帯カイロに足先カイロ・・・
予備の眼鏡、眼鏡クリーナーにウエットティッシュとマスクに喉の痛み止めスプレー
そして一番役にたったのが・・・噛み砕いて服用する下痢止め薬でした。
まるちゃんは緊張するとお腹が痛くなることが多いので・・・
念のため持たせたのですが・・・
やはり緊張してお腹の調子が心配になったらしく・・・
その下痢止めを服用したそうです。
すると、心が落ち着き・・・お腹の調子も良好だったそうです。
そして、緊張せずに試験に臨むことが出来たとの事でした。
よかった!よかった!

それからは・・・どの入試にも下痢止めを服用して、緊張を和らげていた、まるちゃんなのでした~。


そんなこんなで・・・
やっとのことで一月校の入試を終えたまるちゃん。
1月校へはパパと発表を確認しに行ったのでした~。
ママはピカくんとお留守番でした。
ハラハラドキドキ・・・すると・・・まるちゃんから電話が入りました!
やった~!やった~!の合格の連絡でした。
本当に嬉しくて・・・潤っとしてしまいました。
まるちゃん曰く・・・まるちゃんが番号を確認する前に・・・
パパがまるちゃんの番号を確認して、まるちゃんに教えるものだから・・・
感動が薄らいだとのこと・・・
やっぱり初めての合格発表は、自分で確認したかったらしいのですが・・・

それからしばらくして、2月に入り・・・
まるちゃんは、第一志望校の入試に向かいました。

まるちゃんの第一志望校の入試も終えたその日の晩のことです。
我が家の自宅付近でも「初雪」が降りました。
そんな雪に最初に気付いたのはピカくんでした。
ニコニコしながら「初雪」のことを教えてくれたピカくん!
もちろん!家族全員でベランダに出て・・・
初日の出と同様に・・・
またまた、まるちゃんの合格を家族全員で祈ったのでした~。


そして・・・その翌日はパパと私で・・・
まるちゃんの第一志望校の合格発表へ向かいました。
すると・・・またまた1月校と同様・・・
パパが先にまるちゃんの番号を確認して・・・
私が番号を確認する前に・・・「合格だ!」
と教えてくれたのでした。
やはり、私もまるちゃんと一緒でムっとしてしまいました~。
ママも自分の目でまるちゃんの番号を確認したかったな~!
それでもパパ曰く・・・
なんだか知らないけど・・・合格発表の会場へ行くと・・・
まるちゃんの番号が、勝手に浮かび上がって自分の視界にとびこんでくるんだよ~!
な~んて申しておりました。
きっと・・・パパが経験した数々の受験では・・・
合格発表で、ほとんどいい思いをした事が無かったらしいので・・・
本当にパパも・・・まるちゃんの合格を祈っていたのだな~と感じました。

昔、パパとWOWOWで観た映画「ビューティフル・マインド」の数学者の先生みたいな感じで・・・
まるちゃんの受験番号の数字が浮かび上がってきたのでしょうか?

そして・・・全ての入試を終えたまるちゃん・・・

今度はパパのお父さんの誕生日ということで・・・
ちょっと遅れましたが・・・
入試前のジジのお誕生日と同様・・・
プレゼントとケーキを持って・・・さらに、第一志望校の合格を手土産に・・・
パパの実家へ遊びに行きました。

その日の会話の中で・・・
まるちゃんの合格祈願で昨年に神社へ足を運んでくれたのは・・・
本当は、パパのお母さんと妹だった事が判明・・・
まるちゃんと改めて・・・
感謝の気持ちでいっぱになったのでした~。

こうして・・・まるちゃんの入試は・・・
おじいちゃんの誕生お祝いではじまり・・・
おじいちゃんの誕生お祝いで幕を閉じたのでした~。

そんなこんなで・・・・しばらくして・・・
両方のおじいちゃん、おばあちゃん達に、叔父ちゃん・叔母ちゃん達からも
お祝いしてもらいました。

そして、更に更に・・・
4年間通った塾の先生方からも、合格祝いのパーティーを開いていただきました。
そこでは・・・まるちゃんがずっと一緒に頑張ってきた塾の仲間達と・・・
喜びを分かち合いながら・・・楽しんだそうです。

そしてそんなママも・・・
同じ校舎で一緒に頑張ってきた塾のママさん方と喜びを分かち合い・・・
長かった受験生活を振り返りながら・・・
楽しいお茶タイムをいただいたのでした~。

そうそう・・・
そんなまるちゃんが受験に向かうたびに自分を奮い立たせながら・・・
口ずさんで歌っていた曲は・・・
イナズマイレブンの主題歌の「マジで感謝!!」だったんだよね~!
ママはね~
受験が終ってから家族で行ったカラオケで・・・
まるちゃんと一緒に唄った・・・
ゆずの「虹」で号泣してしまったよ~!(笑)


まるちゃん!合格おめでとう!

そして・・・ママに沢山の経験をさせてくれてありがとう!






本日も雪のようです。


「冬季バンクーバーオリンピックの日本代表も頑張れ~!」


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受検までの道のり

2010-02-16 23:19:11 | 受験日記
娘の「受検」までの道のり話ですが・・・
娘が「受検」した公立の学校は・・・

私が一時的に・・・娘の第一志望校としてお願いした学校でした。

それは・・・
我が家の大切な家計を預かっている私としては・・・
理想と現実を行ったり来たりしていた時期でもありました。
それは・・・やはり・・・先行き不透明な・・・世相に・・・不安があったからです。

娘に「受検」をお願いした公立の学校へは以前から・・・
私も娘も主人も・・・説明会へは足を運んでいました。
そこで・・・魅力を感じながらも・・・
私立の学校の「試験」の内容とは・・・
かなりかけ離れていた公立の学校の「試検」内容でした。
その頃は、娘の第一志望校が私立ならと・・・
私立の「受験」対策はしていても・・・
公立の「受検」対策には、時間も余裕もありませんでした。
そして・・・昨年の秋まで、まったく何もしてこなかったのでした。
それでも私は、その時期に少しだけ・・・
娘へ「受検」の公立学校を勧めたのでした。
そして娘には・・・
急遽・・・塾で設けている、スポット的な「受検」対策講座を何回か受講してもらいました。

娘は・・・
またまた、急に難題を押し付ける母親に対して、かなり困惑気味でした。
そんな様子を見ていた主人は、いつも娘の味方でした。
そして・・・
娘へ急に無理を押し付けている私には不満気でした。
それは・・・
娘の気持ちをもう少し考えるようにとの事です。
それでも・・・
現実的な事も視野に入れて家庭を守らないといけない私の気持ちは・・・
理解してくれていました。

だからこそ私は・・・
「受検」対策講座の申し込みを独断で決めてきてしまったのでした。
そして結局、娘には受講してもらう事にしたのでした。

そんな娘の「受検」対策の受講先は・・・塾は同じでも別の校舎です。
こんな時期だっただけに・・・
知っている先生も友達もいない校舎へ行くのがとても不安だったらしく・・・
娘は、それだけで緊張して腹痛をおこしていました。
そしてそんな娘を・・・
主人はとても心配して、その校舎まで送り届けていたのでした。
不安でいっぱいの気持ちで・・・受検対策講座に足を運んだ娘でしたが、
受検対策講座では・・・
かつて娘がお世話になった先生が担当だったらしく・・・
ちょっと・・・ほっとしながらも安心して受講していたようです。

そして・・・
そんな娘は・・・
ほんのわずかな期間ですが・・・「受検」の適正検査Ⅱ・Ⅲの対策を受けながら・・・
適正検査Ⅰの対策は何もしないまま・・・
しかも・・・「受検」の模試などは一回も受けないまま・・・
年を越しました。
よって・・・
娘の「受検」に対する実力や偏差値は不明のまま・・・
自宅ではほとんど「受検」の対策は取れず受検日の2月を迎えました。

そんな中途半端な指示をしてしまった私でしたが・・・
娘の第一志望校は最後まで変わりません。
そんな娘の真剣な思いに・・・
母として・・・やはりなんとか応えてあげたいと思った私は・・・
師走を迎えた頃のことです。
娘の第一志望校にはやはり・・・
娘がずっと憧れていた女子校が一番だと・・・判断しました。
それからは・・・
娘の第一志望校の受験を応援し、第一志望校の勉強を最優先させました。

そして1月に入り・・・遠方の学校の受験を迎えました。
そして、そちらの学校からは本当にありがたい合格をいただきました。
少々遠くても、本当に娘が通いたいと思っていた学校でもありました。
だからこそ・・・安心して2月の受験に臨む事が出来ましたし・・・
2月に受験する予定だった出願校をかなり減らす事が出来ました。

それなのに・・・なぜ?
1月校と第一志望校から合格をいただいた娘が・・・
その後に公立の中学校を「受検」したのか・・・

それは・・・
「受検」に対して・・・無関心なふりをしていた・・・主人が原因でした。
実は・・・娘が「受検」した学校は主人の母校だったのです。
私は・・・娘が第一志望校に合格した段階で・・・
公立の学校の「受検」は辞退させるつもりでしたから・・・
主人もそのつもりでいてくれていると思っていたのです。
それなのに・・・
いざ、娘の入試シーズンを迎えると・・・
自分の母校への思いも熱くなっていたようでした。
そして、たとえ対策が不足していても、合格がもらえなくても・・・
娘には誠意を持って「受検」して欲しかったようでした。
そして私の反対を押し切って・・・
「受検」当日は主人が娘を受検会場まで送りました。
そこで主人は娘と一緒に、母校の門をくぐる事が出来たと喜んでいました。

しかも・・・主人曰く・・・
在学当時の自分は、けして模範的な生徒では無かったとのこと・・・
娘には・・・
自分の母校へ罪滅ぼしだと思って・・・
「パパの母校を受検してくれ!」と頼んでいたのでした。
それは・・・「受検」では記述式の問題ばかりだったからです。
しかも・・・願書にも娘が書き込む欄が沢山ありました。
ですから・・・
娘が今まで経験した事や体験した事からの・・・
感性や思想が反映されやすい試検なのです。
だからこそ・・・今まで娘が頑張って勉強してきた成果を・・・
自分の母校でも発揮して欲しかったようでした。
そして・・・
けして模範的ではなかった、かつての生徒(パパ)は・・・
「自分の子供を、しっかりと愛情を持って育ててきました。」
と証明したかったようでした。
現在の母校には主人を知る先生はいらっしゃらないと思いますが・・・
それでも主人は・・・
娘に母校の「受検」をさせたかったし、「受検」させてよかったと申しておりました。
そして、そして・・・
娘が「受検」を終えると・・・
娘と一緒に「受検」した大勢の受検生達を眺めながら・・・
自分の母校への思いがより一層・・・熱くなっていたようでした。

それは・・・
昨年の秋頃の主人とは・・・まったく様変わりしていたのでした。
公立の学校は、倍率の高い学校でしたから・・・
自分の娘がもしも自分の母校へ入学したらと・・・
妄想が広がったのでしょう・・・
そんな主人は・・・
娘に自分の母校の良さを語っていました。

それでも・・・
娘は・・・やはり・・・ぶれる事無く・・・
憧れの・・・第一志望校へ進学すると堅く堅く伝えていたのでした。

話は昨年の秋頃に戻りますが・・・
実は我が家では・・・
娘の「受検」に対する合格の期待がまったく無かったと言ったら、
本当はそうでも無かったのです。
それは受験用の模試の判定結果からのものでした。
娘が秋からずっと受けていた・・・私立中「受験」用の模試の成績からでは・・・
その公立の学校の合格率が一番高かったのです。
秋から迎えた4回の模試の結果は全て・・・安全圏内の学校だったのでした。
そんな「受験」模試の結果に淡い期待をよせて・・・
秋も深まった頃に・・・「受検」を勧めたのは私でした。

それでも・・・・
そんな私でも、「受検」の入試内容を知れば知るほど・・・
いままでの模試の結果に疑問を抱き始めていました。
それは・・・
「受検」の適正検査では文章を理解して分析して表現しなくてはいけない試検だったからです。
特に、適性検査Ⅰの試検の対策は本当に難しく・・・
どんな基準の記述力で試検に臨めばいいのか知るすべもありませんでした。
記述力と表現力を使って原稿用紙一枚分の完璧な文章を書き綴らなくてはいけない試検です。
そしてそのような能力を、完璧には備えていなかった娘です。
ですから・・・
簡単に「受験」用の模試の結果では、「受検」の合格ラインを判断できるものではありませんでした。
そんな事に気付きながらも・・・
私は、娘の実力に淡い期待をよせ、
主人に言われるまま自宅から「受検」へ送り出しました。

そして・・・
それから数日後のことです・・・
娘が受検した公立の学校の発表の日がやってきました。
結果はやはり・・そんなに甘いものではありませんでした。
「受検」結果は、やはり「不合格」だったのです。
心境は複雑ながらも・・・これで主人も・・・スッキリしていました。

やはり、「受検」に見事!合格された受検生の皆さんは・・・
娘がこの一年間、憧れの第一志望校に向けて一生懸命に努力して対策してきたように・・・
きっと、熱いお思いを持って「受検」対策に取り組んできた受検生達ばかりでしょう。
そんな事が理解できただけでも・・・親子共々、本当にいい人生経験が出来ました。

受験・受検とは学校側が求めている生徒を集めるためのテストです。
やはり・・・模試はあくまでも目安で・・・
志望校から求められている能力を養うためには・・・
志望校からのメッセージをしっかり感じ取って・・・
しっかりと志望校の入試対策をする必要があると強く感じました。

そして主人もきっと、今回の「受検」の件では・・・
娘が自分の母校の「受検」で不合格をいただいても・・・
わが子の思いよりも・・・
もっともっと熱い思いで「受検」に臨み、合格をつかみ取った・・・
未来の後輩達を誇らしげに思っていたに違いありません。
そんな事が理解できただけでも・・・
本当に本当に・・・主人にも・・・私達家族にとっても・・・
娘の「受検」はいい経験になりました。



こうして・・・改めて・・・我が家の入試までの道のりを振り返ると・・・
波乱万丈な娘の受験・受検までの道のりでしたが・・・
結果的には・・・
娘にとってベストな結果になったと思っております。
そして・・・
知らず、知らずの間に・・・家族で本当に成長する事ができました。



心から、全ての出来事に感謝したいと思います。


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受験までの道のり

2010-02-16 22:13:53 | 受験日記
あれから更に・・・落ち着きを取り戻し・・・
娘は毎日の様にお友達と楽しい時間を過ごしています。

そんな娘との受験までの道のりを・・・
もう少し、詳しく綴ってみたいと思います。

それでは・・・正月明けからと、昨年の秋からの話に戻りたいと思います。

娘の志望校対策コースでは・・・
毎週のように、入試の予行練習のようなテストを受けていました。
それからは・・・自宅でもテストの結果を見ながら・・・
第一志望校対策の総復習へ入っていたのでした。

それまでの娘の様子はというと・・・
昨年の秋からひたすら・・・
6年生の予習シリーズ下巻の算数と国語を自力でこなしていました。
4年生の頃には、主人にお願いしていた算数タイムも・・・すっかりやらなくなっていました。
それは・・・私が主人に頼まなくなったからです。
私自身が・・・
娘の中学受験への執着心が薄れていっていたからです。
主人自身は・・・
わが子を受験勉強で縛るのに、嫌悪感があったようでした。
だから、日曜日の塾のお迎えは協力してくれても・・・
主人は娘の成績をあまり気にしていませんでした。

そんなこんなで私と主人が・・・
娘の受験勉強に対してあまり関心を寄せなかった時期に・・・

娘には本当の意味で・・・・
目指したい学校があるなら・・・
自分自身で頑張ってもらうしかなかった時期でもあったのでした。
そんな時期に・・・親の管理が無い・・・娘を・・・
よく看てくださったのは、校舎の先生方はもちろん・・・
志望校対策コースの塾の先生方でした。

総合テスト、ラスト4回を残すところの段階では・・・
9月に受けたテストは・・・本当にすばらしい成績でした!
よ~し!これなら大丈夫!大丈夫!と・・・
私も娘も本当に安心していました。

だからこそ・・・
そんな私は、益々・・・受験勉強の管理をしなくなりました。
娘と塾の先生に任せっきりだったのです。

そんな時期に・・・
娘の受験対策で詳細に弱点を分析してあげられなった私です。

娘は更に10月・11月・12月のテストを受けました。
結果は勿論!成績急降下でした。
それでも・・・私は・・・
以前のような焦りも無く娘の受験勉強をひたすら、塾と娘自身に任せたのでした。

そして・・・
12月に入って間もない頃に・・・
娘の計算力の劣りにやっと気付いた私なのでした。
そこでようやく・・・娘のテストを見返しました。
算数のテストの答案を見てみると・・・
やはり!予感的中!単純な計算問題の間違いに気付きました。
そして娘は問題の理屈が理解できていても・・・
単純な計算ミスで点数を落としていたのでした。

そんな事に気付いた私は・・・
娘の学習法をよ~く思い出し、振り返ってみました。
毎朝取り組んでいる計算問題集は、分数やら少数の入り混じった複雑な計算問題ばかりです。
しかも娘は答え合わせもせず、時間も計らないで、ただただ問題を解いていた事に気付いたのでした。
そこで更に・・・よ~く考えました。
きっと娘は・・・この複雑な計算問題をだらだらと解き・・・
答えが合っているのかも確認しないまま・・・達成感も無いまま・・・
集中力を欠くような学習方法をず~と続けていたのだと感じたのでした。
現に塾の先生からは、お電話をいただくと・・・
算数に学習時間を使ってくださいと、アドバイスを受けていました。
そこで私は娘の核心的な算数の劣りに気付いたのでした。
そして本格的に娘の学力を把握したのは・・・
すでにクリスマスを終えてからのことでした。

それでも私は今までの経験上・・・
試験までは、まだまだ時間はあるから、まだ間に合うと確信しておりました。
それからは、娘の計算力アップ訓練を実行いたしました。
翌朝からは・・・ずっと眠っていたDSソフト「マス×マス百ます計算」をしてもらう事にしたのです。
その効果はすぐに現れました。
朝の複雑な計算問題集の計算ミスが激減したのです。

そして・・・正月明けからの娘は・・・
パパとの算数特訓が久しぶりに始まったのでした。
志望校対策コースで受けた模試の間違え直しや・・・
私と冬休みから始めた色々な学校の過去問題集を、更に更にこなしながら・・・
1月の受験校の入試1週間前からは毎日のように1月校の過去問題をこなし、
主人が帰宅すると、深夜になりましたが過去問の算数の間違えを直してから就寝する毎日でした。
その頃の睡眠時間を確保するのが本当に大変でした。
そして、とことん算数漬けになった娘。
その後、第一志望校の模試で計算ミスから散々だった算数の結果も・・・
みるみるうちに回復していったのでした~。

そして私は更に更に・・・第一志望校対策に取り掛かりました。
第一志望校の対策講座の最後の保護者会では・・・
各教科の先生からの注意事項や試験対策をしっかりとメモをして・・・
各教科の注意事項を娘に伝えました。

そう言えば、その頃に・・・
娘が隠していたテストを発見したのでした~!
私が娘の受験に対する執着心が薄れていた事もあり・・・
娘が志望校対策講座で受けていた秋頃からのテスト結果を・・・
こっそり自分の机の引き出しの中に隠していたのでした。
私は私で・・・そんな事に気付きもしないでいたのですが・・・
1月の後半にそのテストの結果を知った時は・・・
幸か不幸か・・・それで良かった~と思ったのでした。
もし、そんな結果を秋頃から知っていたら・・・
またまた娘を強い口調で責めていたに違いないからです。
実はそんな私自身も・・・娘の成績は模試の結果でほんの少し気付いていたのですが・・・
そうなる事を私自身が予想してか・・・
あえて、秋頃から・・・
娘の受験勉強に執着しないでいたのかもしれません。
そして・・・
それまで、志望校対策講座の教材やテストに目を通さないでいた私は・・・
第一志望校入試1週間前になってやっと・・・
娘の志望校対策の教材やテストに目を通しました。
すると・・・先生方の添削が細かく記されていました。
娘を志望校対策コースに通わせてよかった~と改めて思いました。
この講座に通っていなかったら・・・
娘の第一志望校の合格は・・・きっと無かったでしょう・・・
そんな思いから・・・
各教科の先生方からの添削や解説プリントにオリジナル教材を下に・・・
娘と見直しながら・・・娘の弱点を克服して行ったのでした。

そして、娘とは最後の最後に・・・
ゆっくりと国語の記述問題対策に時間を取りました。
志望校対策の国語の先生の話を思い出し・・・
先生が添削してくださった答案用紙や解説プリントを見直し・・・
再度、記述問題をやり直してもいました。
その頃は・・・1月校の受験を終えたばかりで・・・
第一志望校対策がギリギリな時期になってしまい本当に大変でした。
そして・・・そこから・・・
ずっと封印していた娘の第一志望校の過去問題集に取り掛かったのでした。
毎日のように・・・受験本番と同様に・・・
時間を計り・・・四科まとめての入試練習をさせました。
時には・・・受験の日と同じ洋服を着せて練習をさせたりもしました。
そして・・・面接の練習もしてみました。

そんな娘の第一志望校の受験はというと・・・
塾の先生方のご指導とDSソフトと主人との算数特訓が・・・
功を奏したのか・・・算数は全て解けたとの事でした。
そして・・・どの教科もまずまずの出来だったとの事で・・・
自信に満ち溢れていた娘は迎えに行った主人と一緒に・・・
試験会場を後にしたとの事でした。
ですから娘は、どんな結果でも思い残すことは無いと申しておりました。

そんな中・・・
第一志望校の翌日に受験を控えている・・・
第二希望の学校の過去の入試問題集にも、少しだけとりかかりました。
そんな第二志望校の過去問は・・・
娘とは相性もよく・・・
自宅でこなした過去問題は・・・
全て、合格最低ラインの点数を遥かに超えていたのでした。
そんな安心感や過信が・・・受験当日に響いたのかもしれません。
安心しきっていた国語が難しかったらしいのです。
第一志望校の問題に合わせて・・・
記述に重点を置いていた国語でしたので・・・
難解な選択問題が・・・とても難しかったと申しておりました。

それでも・・・
娘はずっと憧れていた第一志望校の対策をしっかりこなした事もあり・・・
娘は・・・第一志望校の合格を手に入れる事ができたのです。
そして・・・1月に受験した学校からの合格にも、誇りを持っていたので・・・
その日の晩に、第二志望校の不合格を知っても・・・
娘は全力で受験に臨んだから、後悔はしていないようでした。


そして・・・
翌日には主人が望んだ「受検」に臨んだ娘だったのでした。

娘は自分の入学先は第一志望校と意思をしっかりと固めていたのに・・・
それでは・・・なぜ?
娘が第一志望校の合格をいただいてから・・・
「受検」をしたのかをお話してみたいと思います。



                         次につづく・・・

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娘の入試結果報告

2010-02-10 03:08:15 | 受験日記
一ヶ月ぶりのブログ更新になります。

娘の入試・発表も無事に終え・・・通常の生活に戻りました。
そこで・・・改めてブログをアップする事にしました。

娘の中学受験ですが・・・
なんと言い表していいのか・・・何から書き込もうか・・・
悩みながら・・・キーボードを打ち込んでいます。

このブログを振り返ると・・・波乱万丈な娘の中学受験でした。
この時代と・・・我が家の家庭方針と・・・
娘を振り回した中学受験だったかもしれません。
それでも・・・結果的には母子共に成長できた中学受験でした。

それは娘の学力だけの成長ではなく・・・
本当に強い精神力を養う事が出来た中学受験だったからです。

ここのところ、受験の具体的な話から退いていた、私のブログです。
入試を終えた今だからこそ・・・
ほろ苦いあの時期の事を・・・ほんの少し・・・綴ってみたいと思います。

「桜咲き 学びの道を 振り返る」

まずは、娘が志望校を決め、入試に至るまでのお話です。

娘が志した学校は・・・
娘が4年生の秋に訪れた学園祭がきっかけで・・・
その時期から・・・密かに第一志望と心の中で決めていたようでした。

そんな娘に対して、私の志望校選びは・・・
ただただ目標は高くと・・・
学校説明会前から、偏差値表だけで学校選びをして・・・
そんな学校選びを娘に押し付けていた時期もありました。

そんな安易な考えは・・・
娘が受験勉強を始めたばかりの・・・
現実感が無い時期だったから出来た事なのですが・・・

やはり娘が通う学校です。
沢山の学校へ足を運んで校風を知る事が大切だと感じた私は・・・
塾主催の学校紹介をはじめ、学校見学会・説明会に数多く出向きました。
そして4年の間に・・・
沢山の学校説明会へ足を運びました。
そこで・・・色々な学校を知り、校風を知り、
どちらの学校へ出向いても本当に魅力的で・・・受験校を決めるのに悩むほどでした。
そうした事から・・・
特に娘に紹介したい学校の学園祭へは・・・
3年の間に・・・
娘を連れて出来る限り、沢山訪れてみました。
そんな中、娘は・・・ある女子校に心惹かれ・・・意識するようになっていたようです。
そして・・・
その学校は、娘の第一志望校に変わっていったのでした。

そんな中・・・
私は私で・・・更に・・・沢山の学校へまわりました。
主人も私も共学出身ということで・・・
娘には共学の学校を勧めた時期もありました。
それでもやはり・・・娘の第一志望校はぶれませんでした。

そこで私は娘が心に秘めていた第一志望校の説明会へ・・・
娘が5年生の時に・・・初めて訪れたのでした。
娘が胸に抱いた第一志望校の説明会では・・・
校長先生のお話を拝聴させていただきました。
校長先生のお話はとても心温かく、私の心に響きました。
すると、自然と目頭が熱くなった事を今でもはっきりと覚えています。
そこで私自身が・・・
娘が志した学校への熱い思いを、共感することが出来たのでした。
それからは母親として・・・
娘が志した学校への思いを一緒に応援してあげようと決めました。

そして・・・
昨年の春からは娘の志した第一志望校へ向けて・・・目標を掲げました。
そして、娘が通っていた塾の志望校別対策コースを受講させたのです。
そしてさらに私は・・・
娘が志している学校を理解したからこそ・・・文化も大切にと・・・
娘の大好きな習字教室は通い続けてもらう事に決めました。
それから、ゆっくりと娘のペースで続けてきたピアノですが・・・
先生に協力していただきながら細々と続けさせていただきました。

そんな中・・・
受験を控えた6年生の娘には・・・
本当の意味で受験生としての自覚を持ってもらわないといけない時期でもありました。

それから・・・
更に時が経ち6年生の秋を迎えました。
娘が習い事を続けている中で・・・
小学6年生の秋からは・・・総復習に入る時期でもありました。
世相も不安な時期でありましたので・・・
我が家の家庭方針を考え直し・・・家計を見直す時期でもありました。
娘にはしっかりと説明した上で・・・
受験生としての自覚を更に持ってもらい・・・納得してもらいながらも・・・
週3回は通っていた塾の通常授業を、週1回に減らしてもらいました。
そして娘には、自宅学習中心に受験勉強をしてもらうことにしたのでした。
週例テストも、娘の第一志望校が決まってからは・・・
月に1度ペースの総合テストだけにしていたので・・・
平日の通常授業が1回と、日曜日の志望校別対策講座と・・・
週に2回の通塾にシフトしていきました。

この大切な時期に逆行して・・・
娘には、ほとんど自宅で受験勉強をさせていた訳ですから・・・
塾の先生方には、本当にハラハラさせてしまったことと思います。
それでも塾の先生方は、本当に娘をよくみてくださいました。
本来なら、見放されてもいい生徒かもしれません。
それでも先生方は娘を温かく見守ってくださっていました。
そんな娘は、本当に塾が大好きでした。
先生方、そして友達も大好きで・・・数々経験した習い事の中でも・・・
娘にとって塾は、自分が自信を持っていられる唯一の居場所だったのかもしれません。
例えるなら、スポーツアスリートが練習を重ねるグラウンドや練習場がそうであるように・・・
娘が活き活きとできた場所だったのかもしれません。
そんな中・・・
私が娘に自宅学習の道を与えてしまったこの時期に・・・
娘に対して、偏見を持たずに仲良くしてくれた塾のお友達や応援してくださった先生方には
本当に感謝しております。

そして・・・
受験を目前に娘が沢山の学校から悩み選んだ志望校は・・・
最終的に4校に絞り込まれました。
どちらの学校も娘自身が訪れ自分の目で確かめて、志望校を決めました。
そして娘が一生懸命に勉強をして臨んだ、志望校の受験だったのです。

そんなこんなで・・・
長い受験勉強生活も終盤に入り・・・いよいよ娘の入試を迎えたのでした。

娘がまず受験した学校は、第三希望の女子校からでした。
こちらの学校は、少し遠方の学校でしたが、娘が学園祭に訪れ、受験を希望した学校でした。

そして2月に入り・・・
その次に受験した学校は、娘が長い間、憧れていた第一希望の女子校でした。

その翌日には、第二希望の女子校を受験しました。
こちらの学校は、自宅から近い事もあり、やはり学園祭をきっかけに娘が希望した学校でした。

更にその翌日には、第四希望の公立で共学の学校を受検しました。
こちらの学校も、やはり娘が学園祭や説明会に訪れ、私と主人の勧めもあり希望した学校でした。
こちらの学校は、「受検」を経験させたくて・・・
最終的に悩みながらも主人が娘に望んだ受検でした。
(このエピソードは次回のブログに綴りたいと思います。)

どちらの学校も全て、娘にとってみれば入学を希望していた学校でした。
ですから娘は、全ての入試を終えると、自分の実力を出し切れたようで・・・
清々しい表情で、後悔は無いと申しておりました。

そして・・・そんな娘の入試結果ですが・・・

はじめに受けた学校からは合格をいただき、見事に桜を咲かせていただきました。

そして・・・
次に受けた学校は、娘がずっと憧れていた第一志望校でした。
そんな娘が、長い間恋焦がれていた学校へは・・・・娘の熱い思いが届きました!
なんと!感動の合格をいただくことができたのです。

「浮き上がる 桜番号 笑み浮かぶ」

娘は、志望校別対策コースの先生方に1年間お世話になり、励まされながら・・・
4年生から希望していた学校の桜を咲かせることができたのでした。
本当に、嬉しくて嬉しくて・・・ホッとした瞬間でした。

そして・・・そんな感動に包まれている中・・・
娘のこれからの長い長い人生の上では・・・
本当にありがたい貴重な経験もさせていただきました。

後半に受けた2校は、残念ながら桜が咲きませんでした。
娘はちょっとショックを受けながらも・・・
娘にとっては、とてもいい経験でした。
娘は二つの不合格をいただいた事によって・・・
改めて、身が引き締まる思いだと申しておりました。
きっと・・・この経験は・・・
これから、いろいろな事に挑戦する際に・・・
きっといい影響を及ぼしてくれるに違いないと確信しております。

そして・・・
長かったのか?短かったのか?
いろいろ経験をしながら中学入試の日々を送り・・・
ここでやっと・・・
中学受験生活に終止符を打った瞬間でもありました。

今まで・・・
こんな中学受験ブログを綴っていましたが・・・

娘が大半の時間を費やしていたのは・・・やっぱり・・・
娘が通っている小学校です。
そして・・・私には計り知れないほどの・・・
楽しい思い出が詰まった小学校生活だった事でしょう。

引っ込み思案だった娘を、なんでも積極的に取り組めるような子に・・・
成長させてくださった担任の先生をはじめ小学校の先生方には・・・
本当に感謝の気持ちでいっぱいです。

娘には・・・
これから残された楽しい小学校生活と、お友達との時間を大切にしながら・・・
卒業式を迎えて欲しいです。

そして・・・
改めて、娘の中学受験生活の4年間を振り返ると、本当に色々な事がありました。
それでも・・・
結局は、私が想像していた厳しい中学受験生活の道のりよりも・・・
遥かに・・・清々しい経験を送ることが出来た娘との中学受験生活でした。
なんと言っても・・・
一番成長できたのは、母親の私自身だったのかもしれません。

今となっては・・・娘に感謝しています。

そんな私の心情や・・・娘の入試を控えながらも・・・
相変わらず・・・明るくみんなを元気にしてくれた息子と主人の様子を綴った・・・
我が家の日記は・・・
またゆっくり、アップさせていただきたいと思います。


娘の中学入試結果報告はこれで終りますが・・・


娘は・・・自分の夢を目標に変え・・・自分の目標を達成いたしました。

そして娘は・・・
若葉が芽吹くこの春に、ずっと憧れていた学校へ入学いたします。



「晴れやかに 芽吹く娘の 春思う」




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